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人の心を結ぶ郵便配達員 「電波届かない地域に便りを」 岩手・陸前高田市
2011.4.2 19:52
東日本大震災から1週間あまりが過ぎた岩手県陸前高田市で、ひび割れたアスファルトの上を走る赤い郵便配達の軽ワゴンを見つけた。後部ドアには陸前高田を示す「陸高」の文字。日本郵便陸前高田支店の局舎は外壁を残すのみだっただけに、思いのほか早い郵便の復旧は驚きだった。
砂にまみれた急坂を駆け上がった先の民家に小包を届けた郵便配達員、高橋亨さん(32)は津波で自宅が全壊したが、震災1週間後には業務に復帰した。
「安否の知らせや親戚(しんせき)からの救援物資。人手不足で大変だが、頑張って届けたい」
震災は携帯電話など最先端の情報システムを一気に破壊したが、家族や知人に自分の「今」を伝えたい思いは変わらない。高橋さんの懸命な姿から、「圏外」表示が続く携帯電話の電波をキャッチしようと町中を歩き回り、発信ボタンを何度も押し続ける被災者の記憶がよみがえった。
被災から1週間後に約10キロ離れた山あいの公民館で業務を再開した支店を、半日間密着取材をさせてもらった。
事務所となった40畳ほどの畳部屋には10人ほどの社員が座り込み、段ボールの荷物や手紙を地域ごとに区分けしていた。配達員は避難所や被災を免れた民家へ向けてバイクや車を走らせるが、人手不足に加え悪路で毎日のようにバイクのタイヤがパンクする。支店長の槇好之さん(54)は「離れた家族が米や衣服などの救援物資を送ってくるんですが、なかなかすぐには届けられない」 と嘆く。
それでも、一つ一つの困難を乗り越えようと奮闘する配達員の姿を前にすると、復興への槌音は確実に響いているように感じる。
公民館での一日の配達業務が終わりにさしかかったころ、同市の中学校で教員を務める中年の女性が車を止め、「お願いします」と茶色い封書を局員に手渡した。市外の教え子へ携帯メールが送信できず、無事を知らせる手紙を送りたいのだという。手紙には「ありがとう。元気にしているからね」。
電波が届かなくなった町で、配達員の頑張りが人々の心を結んでいた。
(岡嶋大城)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110402/trd11040219530004-n2.htm
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「避難所に温かい便りを」釜石市で郵便復活
2011.3.24 17:12
日本郵便釜石支店は24日、岩手県の釜石市と大槌町の避難所で暮らす人々向けに郵便配達を始めた。10人の配達員が、小学校や体育館など12カ所にはがきや手紙を届けて回った。
市民体育館では宛名が拡声器で呼ばれ、受け取りに来た一人一人に配達員の小椋健雄さん(28)が「けがはありませんか。頑張りましょう」と声を掛けながら手渡した。
相模原市の長男(40)から結婚式の招待状が届いた自営業、平賀勇二郎さん(66)は「家は流され、着ていく服もないけれど、式には出席したい」と笑顔を見せた。
支店では職員で手分けして避難所ごとの名簿を作り、ぬれた郵便物を乾かしたという。
郵便課長の西堀剛史さん(47)は「被災者の方々に温かいメッセージを届けて、喜んでもらいたい」と話していた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110324/dst11032417130048-n1.htm
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はやく、郵政改革法案を提出し、可決しなくてはいけない。
郵便局は、国営でなくてはいけない、
いったい、どこの国に、民営にしている国があるか
アメリカでも、国営である、アメリカの利益のために、民営化してはいけない
アメリカと同じ、国営化にすればよい、
アメリカの要望の、いいなりになるのではなくて、アメリカの真似をすれば、日本の国の国益となるであろう
アメリカ映画、ケビンコスナー監督、主演の 「ポストマン」 を思い出した。
郵便配達員のケビンコスナーが、「私はアメリカ合衆国の郵便配達員だ!」と
誇りをもって、声高々に叫ぶシーンがある
アメリカは郵政が、国営なのは、国益のためだから。
それが、日本に、民営化を要望するのは、アメリカ企業の利益だからだ
日本は、そのような国益に反する要望を、うけているから、どんどん貧しくなる
アメリカの要望とおりするのではなくて、アメリカと同じようにするとよい。
(関連記事)
「郵政民営化の嘘 実は国営化、日本は破産、大増税になる」
http://voicevoice.cocolog-nifty.com/
郵政が民営化され、4分割されたら、赤字になるのは、はじめからわかっていたはず