原発問題

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放射性物質による生物への影響 30年が経ってしまうと手足を切断しなければ生きていけない人が出てきます

2012-12-07 23:46:28 | 未分類

放射性物質による生物への影響 

30年が経ってしまうと手足を切断しなければ生きていけない人が出てきます

チェルノブイリ

http://elbaal.web.fc2.com/wormwood.htm より

爆発事故

 1986年4月26日午前1時23分、旧ソ連ウクライナ地方チェルノブイリにあるレーニン原子力発電所で起きてはならない事故が起こりました。原発事故は先進各国で頻発していましたが、このチェルノブイリ原子力発電所は、世界で最も安全な原発としてソ連が世界に誇るものでした。安全装置が働く間もなく、わずか4秒という短時間での爆発のため、多くの職員が瞬時に亡くなりました。しかし、撒き散らした放射能物質は膨大で遠く離れているはずの日本でも検知されるほどです。2004年の現在ではもう忘れてしまった人や、初めて聞く若い人も多くなってきたことでしょう。ですが、放射性物質による生物への影響は、爆心地に近い場所ではない限りすぐに現れるものではありません。10年、20年、いやもっと長い間かけて初めてその症状が表面化してきます。 

 おおよそですが、被爆後2年ほどで白血病、10~15年ほどで甲状腺障害、20年も経つと膀胱がんやその他臓器のガン、30年が経ってしまうと手足を切断しなければ生きていけない人が出てきます。 

 ヨーロッパには5億人といわれるたいへん多くの人々が住んでいます。その隣のソ連で、核爆発と言っても遜色のない事故が起こりました。しかもソ連の西部一体は、人口が非常に多く集まっている所です。ウクライナには巨大な穀倉地帯や、350万人の大都市キエフがあり、チェルノブイリはキエフの北130キロほどの所にあります。この大きな街は、もともとロシア民族が最初に建設した国家があったことからわかるように、この辺りが、人口3億人を数えるソ連の民族にとっても、一番肥沃で重要な地域でした。そのど真中で、世界最大、史上最悪の危険な事故が起こってしまいました。 

 4月29日、事故から3日後の記事では、「ソ連で原発事故か」という見出しや、「北欧に強い放射能」 「大気からコバルト検出」などと書かれてあり、さらに5月2日には、事故が起こってからほぼ1週間後に、北欧のスウェーデンに関するこのような記事が出ました。「ルテニウム、セリウム、ネプツニウムといった非揮発性の物質の割合が驚くほど高かった」。あまり聞きなれない名前ですが、これらの物質はこの重大事故の大事な鍵を握っています。 

 水は0度になると氷から水、固体から液体になります。これを融点と呼んでいます。さらに熱を加えていくと、ぐつぐつと煮立って湯気になります。これは水が気体になっていっていることを示しており、100度で沸騰し水蒸気になります。この原理を先ほどの「非揮発性物質」にあてはめて考えると、今度の事故がどれほどの事故であったかということをかなり詳しく推測することができます。それはというと、北欧で検出されたルテニウム、セリウム、ネプツニウムがガスとなって空高く飛んで、上空の風に乗って運ばれて行ったからです。「非揮発性」とあるからには100度やそこらの温度ではありません。 

 原子炉の中には燃料棒と言われる物があって、当然ながら放射性物質でできています。事故の第1報ではコバルト60が出たとされていますが、このコバルト60は核分裂によってできた 「死の灰」ではなく、中性子という粒子を吸った危険な放射性物質です。これが北欧まで飛んで観測されました。コバルトというのは鉄の仲間です。鉄が水のような液体になるのは1500度ほどで、さらに蒸気になる温度は測定方法によって違いがありますが、大体2730度です。この温度は、普通に生活するレベルでは決して到達することができないほどの高温です。ではコバルトはというと、鉄の仲間ですのでやはり高温になり、融点は1492度、沸点は3185度という高温です。 

 では第一報で出た北欧でのコバルト検出がもし正しければ、沸点である3185度を軽く上回り、ガス状になって高空まで到達したということが考えられます。それと同じくセリウムの気体になる温度は3500度、ルテニウムは3700度、金属便覧によるとルテニウムは4900度となっています。別の考えではこのルテニウムが酸素と結合して酸化ルテニウムになったため、2500度くらいの沸点でガスになった可能性がありますが、チェルノブイリの原子炉はグラファイトという炭素でできていたので、周りの酸素を使ってどんどん燃えていきました。急激な酸素減の結果、ルテニウムが酸素と結びつくのは困難であるとも考えられるので、やはりルテニウムは4000~5000度という高温で蒸発したと推測できるでしょう。 

 それにこの金属は白金の仲間なので比重が非常に重く、上空に上がっても緯度の高い地域ですので空気はかなり冷たく、すぐに落ちてくるはずなのに、はるか1000キロも離れたスウェーデンで大量に見つかっています。またルテニウムよりも比重の重い20.5のネプツニウムも北欧や当時の西ドイツで観測されました。これらは金属の沸点をゆうに超える5000度もの温度が生じた証拠のひとつとなり、また恐怖でもあります。原子炉の燃料パイプには、このようなものだけでなく、恐ろしい物質がいくつも「死の灰」として含まれます。例えばストロンチウム90などはこのような高温化だと瞬時に気化してしまい、これは日本でも検出されました。ストロンチウムはカルシウムと性質が似ているので人体に入ると骨髄を犯して白血病を起こし、セシウムは筋肉入り込んで肉腫を起こします。セシウムは牛肉などにも入り込みます。 

 そして事故直後、ヨーロッパで母親達が薬局に駆け込んで買い求めたのはヨウ素を含んでいるヨード剤です。放射性物質に変化したヨウ素は、喉にある甲状腺にガンや腫瘍を造ってしまうもので、ホルモンの分泌が異常になり、発育期の人間に大きな影響を与えてしまいます。このような危険物質は、ストロンチウムで1600度、セシウムは760度、ヨウ素は185度でガスになります。セリウムやルテニウムがガスとなって上空に吹き上げられるくらいですから、これらの比較的低い温度でガスになる物質は、ほとんど爆発的にガスとなって飛び出していったでしょう。この事故は「爆発事故」ですから文字通り危険な放射性物質が爆発状態で吹き飛んでいったことがわかります。この時点で放出されたガスは2億キュリーはあったと言われています。また、もとから気体状態であった危険物質のクリプトンやキセノンの他、200種類以上の死の灰の合計は10億キュリー以上と計算されました。 

 このような高温状態を引き起こした爆発事故では、さらに事故を誘発していきます。原子炉は基本的に鉄筋鉄骨コンクリート建築物なので、3000度や4000度という高温には耐えることができません。先に記したとおり、鉄筋の鉄は2730度で蒸発してしまいます。コンクリートでさえも3000度には耐えられません。その他に原子炉の中にあった金属は一部は高温で蒸発し始めると共に、その重量によって下へ下へと流れ落ちていきます。この現象は、溶けて落ちてくるので「メルトダウン」と呼ばれます。さらにひどくなると原子炉全体が溶け崩れて地面に穴をあけてしまいます。 

 ルテニウムが北欧で大量に検知されたということだけで、これだけの「事実」が導き出されます。 

 さて、原子炉が熱によって崩壊を始めると、地面につく前に地下に設置してある巨大なプールにぶつかることになります。このような高温の物質が大量に水に触れてしまうと、水は瞬時に酸素と水素に分解してしまい、またその高温物質の熱で水が生成される「水蒸気爆発」を起こします。実際の現場では起きませんでしたが、これが起きれば隣の3号炉も爆発していたことでしょう。確認はされていませんが、メルトダウンが生じたのに水蒸気爆発が起きなかったので、死を覚悟したダイバーがプールの水を抜いたのかもしれません。原子炉下部の汚染は、この下にトンネルを掘り、コンクリートで防護壁を作って大汚染を食い止めているという状態でした。 

 では、チェルノブイリ原発はすぐに鎮火したのでしょうか。この事故から1ヶ月も後に再び火災が発生しました。その原因は核物質の崩壊熱によるものです。6月12日の記事では、ソ連の北隣にあるフィンランドで、事故直後の4倍もの異常放射能が検出されました。火災よりも恐ろしい放射能の噴出が全く止まっていません。事故直後、ソ連は超高温の火災をなんとか鎮火させるために、ヘリコプターを飛ばして空から砂やセメント、鉛やホウ素などをメチャクチャにばらまきました。これも消火隊にとっては決死の覚悟が必要だったはずです。なぜなら、調査に向かったヘリコプターが、火災の上昇気流に巻き込まれて墜落しているからです。ともかく火事を消すために蓋をしてしまおうとしたのか、大量のセメントを使いました。 

 しかし、坩堝状態の容器に蓋をしてしまえば爆発してしまいます。実際はなんとかふさぎはしたものの、高熱でひび割れてそこから放射性ガスが熱気流となって上空に吹き上げられたままになっていたのでしょう。ですが、この状態が続くともっと恐ろしいことになってしまいます。ソ連の報告書によると、「自発性連鎖反応が発生するという潜在的な可能性があるため・・・」 と書かれてありました。つまり、何もしなくても勝手に核爆発が起きるということです。というのも、原発の燃料の一部であるプルトニウムは、5キログラム以上集めてしまうと自分で核爆発を起こしてしまうという、非常に恐ろしい性質を持っているからです。プルトニウムは非常に重い元素の内の一つなので、メルトダウンした原子炉の中で一箇所に凝縮される可能性があります。 

 この現象は実際にアメリカのハンフォード再処理工場で起きていました。チェルノブイリ原発事故の5ヵ月後のことです。他にもフランスのラ・アーグ工場でも同様の事が起こっています。どちらも核爆発までには至りませんでしたが、1957年にソ連のウラルでは、核廃棄物の中のプルトニウムが勝手に原爆に成長し、こちらは本当に爆発してしまい、現在でもこの地域は無人地帯が広がっています。 

 事故後数ヶ月を経ても放射性ガスを撒き散らすソ連は、「密封工事がセメント不足のため遅れている」などというくだらない嘘を発表してきた裏で、恐ろしい事をしていました。当然ながらこの工事は死の危険が伴うもので、事情を知らされていない人がマスクもなしに即死にも近い超危険地帯で働かされていました。この人たちは遠くフィンランドから連れて来られたエストニア人と言われています。このエストニア人は数百人もおり、10月には彼らもようやく危険地帯であることに気づき始めて抵抗しましたが、12人が射殺されてしまいました。彼らだけではなく、おそらく囚人なども働かされていたでしょう。 

 その後の報道は極めて簡素なものです。8月27日付の読売新聞が、「4号炉なお”るつぼ”状態」という記事を発表してからは、ほとんど取り上げられることがなくなりました。現在は2004年となり、事故から18年経ちましたが、セシウム137の半減期は30年、ストロンチウム90は28年、ラジウム226は1620年、炭素14は5600年、プルトニウム239は2万4000年、ウラン233に至っては16万2000年もの長い間、放射能が半分になることはありません。ウランもプルトニウムも原発の燃料です。果して「鎮火」しているのでしょうか。

 


【肺炎】宮城県でチェルノブイリ同様に肺炎患者、急増発生中【咳・喉痛も要注意】

http://blogs.yahoo.co.jp/x_csv/20413161.html より(転載開始)

宮城県で肺炎患者が多数いる石巻赤十字病院が発表
また、チェルノブイリでも事故後、免疫低下による肺炎患者が急増したとのことです。

http://enenews.com/pneumonia-cases-surge-japans-tohoku-region-frequency-pneumonia-increased-after-chernobyl

↑資料は削除されてしまったようです。

(以下抜粋訳)

Pneumonia cases rise in Tohoku, Kyodo, April 20, 2011:

SENDAI - At least 11 people have died of pneumonia and about 150 have been hospitalized with the illness at Ishinomaki Red Cross Hospital in Miyagi Prefecture since the March 11 quake and tsunami, the hospital said Tuesday.

3月11日の震災後、少なくとも11名が『肺炎』で死亡また、150名以上が現在石巻の赤十字病院に入院中だと、病院から発表された。

The number of patients is five to six times higher than during the same period last year, it said.
発表によると、前年中よりも患者数は5~6倍高くなっているとのこと。

Distinct changes in the clinical picture of acute pneumonia were noted in patients subjected to constant prolonged (1986-1990) effect of small doses of ionizing radiation as a result of residing in the contaminated territory after the Chernobyl atomic station disaster.
異なる点として、チェルノブイリ原発災害の後に汚染された地域に住んで、一定の期間(1986年~1990年)少量の電離放射線の影響を受ける患者に急性肺炎の症状がみられた。

 
(転載終了)
 
 
 
2011年12月10日(土) フライデー
天皇や愛子さまも感染。1万2000人以上が発症、
40℃の高熱が続いて死に至ることも
史上最悪の流行!マイコプラズマ肺炎の「罠」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/29365
 
 

『フクシマ、真実を目指す戦い』

日本人口の大きな部分が著しいレベルの汚染を体内に蓄積しつつある

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/e6ee9265f2a86cc8f9c811163f352611

 日本政府、原子力安全委員会そして東京電力はすでに、人々がいま起きていることを見ないようにさせ続けるために、その権力が及ぶあらゆることをするだろうと表明している。

表面化しつつある健康への危機は消去されるように予定されている。

小児白血病件数の増加は、
津波被害による混雑した避難生活で広められた
未知のウイルスか何かのせいである、
などとされることだろう。
(この理屈はいま、原子炉近くに住む5歳未満の子供の白血病の増加が放射能によって起こされたことを否定するために流行している。)

 

大阪がれき試験焼却(11/29,30)の直後に、肺炎、心不全で2人死亡。

ノロウイルス感染、2人死亡 大阪の病院、集団発生 (2012/12/04)
http://www.asahi.com/national/update/1204/OSK201212040104.html
女性は29日に発症し、30日に心不全で死亡。
男性は今月1日に発症し、2日に誤嚥(ごえん)性肺炎で亡くなった。