先月行ってきたヒラフのリフト券です、いつも左腕に付けてゲートをくぐる時、これをゲートの感知センサー部分に近づけると開いて通ることができるんです。
裏と表ですが、紙製です。
この中に何か秘密があるんじゃないかと思って表面を剥がしてみました。
これが中身です。
何やらアンテナがループ状に張り付けてありまして、中心の黒い点がチップ部品でしょうね。
黒点の右側がラジアルでしょう、長さは25mmほど、左側からの長い線が主エレメントでラジアルの奇数倍になってるはず。
計算してみると周波数は約3GHz帯を使っていると見た。
要するに電波を使ってデータのやり取りをしているんです。
微弱電波(おそらくマイクロワットレベル)でしょうか。
電池のような電源部分がないので、受信した電波で起電してチップにあるデータを送信しているのでしょう。
以前はプラスチック製のカードで¥1,000の料金がかかってましたが、数年前から紙製になりました、おかげで¥1,000はかからなくなりましたが、ペラペラの紙なのでありがたさが無くなった気がします。