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無し

「オサマ・ビン・ラディンは9.11テロの犯人である」の噓

2024-08-14 10:49:41 | 陰謀論
 

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✳️陰謀【ビン・ラディンが犯人だという証拠はない】
 成澤宗男氏は、FBIのホームページを見たところ、ビン・ラディンが9.11の容疑者として告発されていないので、不思議に思ったという。そこで、氏は著書『9.11の謎』で、こう書くのである。
 
 「このため、米国のジャーナリストであるエド・ハス氏が2006年5月、FBI本部に電話し、広報官になぜ『9.11』との関連性が明示されていないのか問いただした。すると驚くべき回答が返ってきた。
 
 『オサマ・ビン・ラディンは、正式に『9.11』に関係して起訴されたり、告発されたりしてはいない。なぜなら、FBIはビン・ラディンが『9.11』に関与したとされる確固たる証拠を有してはいないからだ』
 
 事件から5年後の今になって『証拠を有していない』と言い出されても、容易に納得はできないはずだが、これほどの事実でも米国でマスメディアが大きく取り上げたという話は寡聞にして知らない。いうまでもなく日本でも違いはない」
 
真相【ビン・ラディンが犯人だという証拠はてんこ盛り!】
 『911報告書』には、航空機を使ったテロの発案者はカリード・シェイク・ムハンマドという男で、彼がビン・ラディンに計画を持ちかけ、当初はビン・ラディンが実現の可能性を訝ったという話も出てくる。ムハンマドは、2003年に逮捕され、計画の全容を自白していたこともかなり詳しく説明してある。(中略)
 
 ビン・ラディンが首謀者である証拠は、テロ直後からメディアに大量に流れていた。9.11以前の米施設への自爆テロの首謀者であり、事件直前には「明日、決行」という彼の電話での通信も傍受されていたし、「アメリカにヒロシマをもたらす」とさえ彼は言っていた。
 
 諜報機関では、ラディンのテロが目前であることは公然と囁かれていた。(中略)
 
 さらに、報道などで確認できる有罪の証拠は多数あるが、アメリカン・ジャーナリズムやアメリカ政府を信じないという方々には、これらの報道、本、文書は、すべて無意味である。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈反論になっていない〉】
 奥菜秀次の主張の根拠は相変わらず〈911報告書〉なのですが、ほかの記事で説明したように、〈911報告書〉がデタラメであることは内部告発で明らかになっています。
 
 それだというのに……
 
 「アメリカン・ジャーナリズムやアメリカ政府を信じないという方々には、これらの報道、本、文書は、すべて無意味である」
 
 ……とはなにをか言わんやというところです。
 
 そもそも奥菜秀次の主張では、成澤宗男の主張に対する反論にはなっていないと思うのですが……。
 
 
✳️【オサマ・ビン・ラディンの告白ビデオ】
 2004年の大統領選挙の前に、ブッシュ現大統領の再選を阻むためか、ビン・ラディンは自ら9.11テロの首謀者であることをビデオで告白したが、これも偽造ビデオと信じるなら、なにを言ってもダメだろう。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈オサマ・ビン・ラディンは2004年以前に他界している〉】
 大変残念ながら、それはどう考えても偽造ビデオです。
 
 なぜかといいますと、オサマ・ビン・ラディンは2001年12月にすでに他界しているからです。
 
 「……え?」と思われたことでしょうが、これは知られざるウソのようなホントの話です。
 
 2001年12月26日のFOXニュースによると、2001年12月にアフガニスタンのトラボラ山で葬儀が執り行われたそうです。この話はパキスタンのムシャラフ大統領も認めていることです。
 
 また、アフガニスタンのカルザイ大統領も2002年のCNNで「ビン・ラディンはおそらく死んだと思う」と語っています。
 
 また、FBI の対テロ部門の主任、デール・ワトソンも2002年のBBCで「確たる証拠は持っていないが、ビン・ラディンはこの世にいないと思う」と語っています。
 
 最後に2002年7月11日のニューヨークタイムズの記事から引用します。
 
 「エベレストほどもあるような大きな自尊心を持つオサマ・ビン・ラディンは、もし生きているならば、これほど長い間沈黙を保つことはできないはずだ。彼は自分が関係していないことでも自分の手柄にしていた。そんな男が9ヶ月近くも自分が生きていることを吹聴しないで沈黙しているだろうか?」
 
【まとめ】
 ●奥菜秀次の反論は、成澤宗男の主張に対する反論にはなっていない。
 
 ●オサマ・ビン・ラディンは2004年以前にすでに他界していた。
 

9.11ハイジャック機からの電話は他人が地上からかけていた

2024-08-14 10:47:47 | 陰謀論
 

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✳️陰謀【ハイジャック機から地上への自然すぎる通話。携帯電話は高空から繋がらないのに、なぜ会話記録が残っているのか。これこそ、陰謀の決定的証拠だ】
 ユナイテッド93便からの地上へ、機内の模様を伝える電話があったという。ハイジャック犯らとこれから戦うことを決意した人の「さあいくぞ(Let's Roll!)は、未亡人の著作タイトルにさえなった。しかし、通話自体の実在が疑わしい。
 
 『ルース・チェンジ』では、ほかの便から地上にかけられた通話で、客室乗務員からかけられたものは犯人の数が事実と違うし、やたらと冷静に長く話している。また、民間人のマーク・ビンガムという男性は、母親に電話したとき「お母さん、マーク・ビンガムです」という家族相手にやたらよそよそしいかけ方をしていた。(中略)
 
真相【携帯電話が高空から繋がらないのは事実。ただし、乗客たちが使用した電話は携帯電話ではない】
 『ルース・チェンジ』は、客室乗務員が地上と冷静に話すのを、この状況で冷静になぜ長く話せるのか、また、母親相手に自分の名字を名乗ったマーク・ビンガムという男性の会話も、みな“不審”と評している。彼らにとっては、自然な会話でも不自然なものでも、すべて陰謀の証拠と映るのだ。
 
 しかし、マーク・ビンガムの母は、電話の主が息子であるのは間違いないという。なぜなら、もともと彼には母親相手でも「マーク・ビンガムです」と名乗る癖があったからだ(『9.11ユナイテッド93』P207~P224)。また、「さあいくぞ!」は夫の口癖であったと、リサ・ビーマーは書いている(『レッツロール!:9.11夫からのファイナルコール』リサ・ビーマー著、中嶋典子・訳、いのちのことば、2002年8月、P152)。これらの会話が合成なら、陰謀団は当日の乗客らの口癖を事前調査でもしたが、彼らを捕らえて聞き出したか、という荒唐無稽な話になってしまう。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈音声変換装置で他人がかけていた〉】
 前の記事で、飛行中の機内から携帯電話や機内電話をかけることが不可能であることを説明しました。
 
 しかし、家族のもとに電話がかかってきたことは事実。これはいったいどういうことなのか……?
 
 答えは簡単。電話は地上から、それも他人が音声変換装置を使ってかけていたのです。
 
 これなら息子が実の母親に向かって名字を名乗るという珍妙ぶりも納得がいきます。
 
 ところで音声変換装置とはドラえもんの道具ではなく実在するもので、米ニューメキシコ州のロスアラモス国立研究所が、音声模写テクノロジーによって開発しました。
 
 その装置に声を10分間録音するだけで、声の高低、抑揚の癖などを完璧にコピー再現できるのです。
 
【マーク・ビンガムの母親の証言】
 また、「『マーク・ビンガムには母親に名字を名乗る癖があった』と母親が証言している」と奥菜秀次は言っていますが、ネタ元は〈9.11ユナイテッド93〉という本で、この本は〈ユナイテッド93〉という映画の原作本になっています。
 
 ほかの記事にも書きましたが、その映画は明らかにプロパガンダ映画であり、そんなものの原作本に書かれていることを「はい、そうですか」と鵜呑みにするなどとは愚の骨頂です。
 
【謎の男の声】
 電話連絡が演技である決定的な証拠が存在します。
 
 それはシャンクスビルに墜落したとされる93便のフライトアテンダント、シーシー・ライルによるものです。
 
 彼女は機内電話でフロリダの夫に「愛してるわ、あなた、グッバイ」というメッセージを半泣き声で送っているとされているのですが、メッセージが終わってから2秒後、「上出来だよ(You did great.)」という謎の男の声が聞こえたのです!
 
 9.11問題に詳しい研究家の菊川征司によると、この様子はYou Tubeで確認できるそうです。
 
【まとめ】
 ●電話は他人が音声変換装置で地上からかけていた。
 
 ●マーク・ビンガムの母親の証言は信憑性が低い。
 
 ●電話連絡が演技である決定的な証拠音声が存在する。
 

9.11テロ!「飛行中の機内からでも地上に携帯電話はつながる」の噓

2024-08-14 10:33:12 | 陰謀論
 

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✳️陰謀【ハイジャック機から地上への自然すぎる通話。携帯電話は高空から繋がらないのに、なぜ会話記録が残っているのか。これこそ、陰謀の決定的証拠だ】(中略)
 『ビートたけしの!こんなはずでは!!スペシャル』でも、番組がセスナ機から地上に携帯で電話する実験をおこない、まったく繋がらないことを証明している。(中略)
 
真相【携帯電話が高空から繋がらないのは事実。ただし、乗客たちが使用した電話は携帯電話ではない】(中略)
 報告書ではこれらの電話は「AT&Tairphone」(機内電話)からなされたとされている。「cel phone」(携帯電話)だという記載はないのだ。つまり、高空からの電話は、携帯電話ではなかったのだ。(中略)
 
 もっとも、陰謀論に反論記事を書いた『ポピュラーメカニクス』誌が携帯電話会社のクアルコムに取材したところ、当時でも3000フィート〜35000フィート(約9140メートル〜約10660メートル)までなら携帯でも通話可能で、50000フィート(約15200メートル)でも可能だという。93便は最高度でも40000フィート(約12190メートル)までしか上昇していなかったから、携帯は繫がった可能性が高い。しかし、乗客からの電話は名乗っただけで途切れることもあった。実際、93便からは携帯電話でかけていた乗客もいる。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈コンピューター科学者の検証〉】
 奥菜秀次はクアルコムの主張を根拠にしていますが、残念ながら反証となるデータがいくつかあるのです。
 
 まずは西オンタリオ大学名誉教授でコンピューター科学者のデュードニー博士。実地検証をおこなった彼はこう結論付けました。
 
 「衛星電話ならまだしも、飛行中の旅客機から一般の携帯電話をかけることはほぼ不可能です」
 
【プロジェクト・アキレス】
 次にプロジェクト・アキレス。
 
 この実験ではアメリカの代表的な携帯電話会社の端末を持ってセスナ機を使い、2003年1月、2月、4月と3回にわたって調査がおこなわれました。結果は……
 
 2100メートル以上の高度ではかかってもすぐ切れてしまい、繫がっても雑音が多すぎて会話にならない。
 
 ……というものでした。
 
【繋がる可能性は万に一つもない】
ダメ押しで言ってしまうと、セスナ機はジェット機と比べて飛行速度が遅く、機体はボーイングと違って材質が薄いので電波が通りやすいのです。
 
 それでも2100メートル以上ではすぐ切れてしまい、繫がっても雑音が多すぎて会話にならないのです。
 
 これで奥菜秀次の……
 
 「93便は最高度でも40000フィート(約12190メートル)までしか上昇していなかったから、携帯は繫がった可能性が高い」
 
 ……という話が、万に一つもないことがわかると思います。
 
【そもそも携帯電話サービスなど存在しなかった】 
 最後に奥菜秀次が本当にかわいそうになってしまう、知られざるトドメの事実を紹介したいと思います。
 
 なんと2001年9月当時、飛行中の機内から地上にかかる携帯電話サービスなど、アメリカには存在しなかったのです。
 
 携帯電話サービスが始まったのはアメリカン航空と、なんと皮肉なことにクアルコムが共同事業としてスタートさせた2004年4月からなのです。
 
 (奥菜さん、あまり気を落とさないでください)。
 
【まとめ】
 ●12190メートルの機内から携帯電話は繋がらない。
 
 ●2001年9月当時、機内から地上にかかる携帯電話サービスなどアメリカに存在しなかった。
 

9.11テロ!「連絡手段は携帯電話ではなく機内電話だった」の噓

2024-08-14 10:31:14 | 陰謀論
 

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✳️陰謀【ハイジャック機から地上への自然すぎる通話。携帯電話は高空から繋がらないのに、なぜ会話記録が残っているのか。これこそ、陰謀の決定的証拠だ】(中略)
 『ビートたけしの!こんなはずでは!!スペシャル』でも、番組がセスナ機から地上に携帯で電話する実験をおこない、まったく繋がらないことを証明している。(中略)
 
 「それでも、4機とも『機内にハイジャック犯がいて、操縦桿を奪った』というのは定説になっており、FBIや2004年に『報告書』を発表した『独立調査委員会』の公式見解でもある。その最大の根拠となっているのは、乗務員や乗客が『ハイジャックされた機内の模様を通報した』とされる電話の存在だ。(中略)では、06年にならなければ不可能な空からの携帯電話使用が『9.11』に可能だったのか。答えは1つだ、当時の技術水準では、機体が高度約2440メートル以上に上昇すると携帯電話の使用は不可能である。そして前述の『ハイジャック機からの携帯電話』の大半は、機体が巡航速度に達した約9140メートル以上から『発信』されている。いかにその『内容』が『報告書』やマスコミを賑わしても、そもそもが物理的に成り立つ話ではない。
 
真相【携帯電話が高空から繋がらないのは事実。ただし、乗客たちが使用した電話は携帯電話ではない】(中略)
 
 報告書ではこれらの電話は「AT&Tairphone」(機内電話)からなされたとされている。「cel phone」(携帯電話)だという記載はないのだ。つまり、高空からの電話は、携帯電話ではなかったのだ。
 
 アメリカ国内便には、クレジットカードを機器に差し込めば地上と通話できる機内電話が完備されており、これを介して乗客が通話した、というだけのことだ。『9.11ユナイテッド93』の原作も映画もこのあたりはきちっと描いてある。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈機内電話は取り外してあった〉】 
 奥菜秀次をいじめるわけではないのですが、これは1秒で論破できます。
 
 アメリカン航空所属の機長、ラルフ・コルスタッドによると、ボーイング757の機内電話は機能不全ということで、9.11の前に完全に取り外していたそうなのです。
 
 いくら「〈911報告書〉には機内電話で連絡したと書いてある!」といってもほかの記事で説明したとおり、〈911報告書〉はデタラメな内容なので、ラルフ・コルスタッドの証言に軍配を上げざるをえません。はい残念。
 
【FBIは「携帯電話の通話があった」と発表していた】
 また、奥菜秀次はまったく触れていないのですが、FBIは当初「携帯電話による通話が13通あった」と発表しているんです。
 
 しかし、アメリカ政府は「都合が悪い」と判断したのか、2006年のムサウイ裁判で前言を撤回しています。
 
 こうした点も機内電話で統一されている〈911報告書〉の胡散臭さを感じます。
 
【まとめ】
 ●ボーイング757の機内電話は、9.11の前に取り外してあった。
 

9.11テロ!「シャンクスビルに機の残骸が散らばっていた」の噓

2024-08-14 10:29:11 | 陰謀論
 

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【消えたユナイテッド93便】
 ハイジャックされた4機中、「ユナイテッド93便」のみが建物に激突せず、ペンシルバニア州シャンクスビルに墜落した。
 
 ホワイトハウス突入を目指したハイジャック犯に、乗客たちが抵抗し、その模様は機内から電話で地上の人々に伝えられた。彼らの勇気ある行動でアメリカは救われた、というのが公式説明だ。もちろん、この「実話」は映画にもなった。
 
 しかし、米政府の陰謀を主張する陰謀論者らは、この内容に納得しない。彼らは、これらすべてが捏造だと主張する。
 
✳️陰謀【航空機の墜落実験では地面は損傷し、機体の残骸が地上に残るが、93便の場合痕跡はなかった】(中略)
 
 成澤氏も「はじめに」で紹介した集会で、当日に配布した自作のチラシ「『9.11』をいかに理解するか」でこう断言していた。
 
 「ユナイテッド航空93便が墜落したという証拠はない。墜落したとされる穴からはエンジンが出てきたとする写真はあるが、現場の目撃者は胴体・主翼を含めいかなる残骸も目撃していない」
 
 フルフォード氏は著作に「墜落したにもかかわらず、現場に痕跡なし」という衝撃的な写真も掲載していた。
 
真相【93便の墜落現場に機の残骸は大量に散らばっていた】(中略)
 成澤氏は「現場の目撃者は胴体・主翼を含めいかなる残骸も目撃していない」と主張するが、これは事実と異なる。墜落現場付近では、座席の一部や機の部品や配線が目撃され、掘り返すと機の窓部分周辺の残骸、乗客の身分証明書、遺体の断片、ブラックボックスも発見された。現場を空中から撮影した写真には、機の形をした穴が写っている。ムサウイ裁判において、これら写真が多く公開された。
 
 このように、93便が墜落した物的証拠はほぼ完璧に揃っているのだ。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈シャンクスビルの墜落現場に駆け付けた人たちの証言〉】
 奥菜秀次は目撃証言やムサウイ裁判で公開された写真を根拠に「シャンクスビルの墜落現場には機の残骸がたくさんあったのだ」と主張していますが、シャンクスビルの墜落現場に駆け付けたレポーターや救助隊の証言にこのようなものがあるのです。
 
 ●ホーマー・バロン「飛行機の墜落現場のようには見えなかったよ。だって飛行機らしきものはなにもなくて、山のようになった炭があっただけだから」(ピッツバーグ・ポストガゼット)
 
 ●ニーナ・レンズバウアー「炭以外のなにもそこにはなかったわ」(ピッツバーグ・ポストガゼット)
 
 ●クリス・コニッキ「そこに飛行機が墜落したとわかるようなものはなにもなかったよ」(FOXニュース)
 
 ●フランク・モナコ(州警察キャプテン)「現場は小さな瓦礫以外なにもないゴミの山のように見えた」(ピッツバーグ・ポストガゼット) 
 
 ●ライル・ズピンガ(州警察の一部門長)「墜落現場は、紙が飛び散りバラバラになった細かい金属のゴミ集積場のように見えた」(ピッツバーグライブ)
 
 ●アーニー・スタル(シャンクスビル市長)「墜落のあと瓦礫の中に横たわっていた1個のエンジンを除いて、飛行機の残骸はほとんどなにも残っていなかった」(ダー・シュピーゲル)
 
 これで奥菜秀次の主張が、牽強付会にすぎないことがわかってもらえたと思います。
 
【なぜか地中深くから発見されたブラックボックス】
 また、「機の残骸は現場に大量に散らばっていた」などと言っていますが、これは明らかな嘘です。
 
 現場から発見されたのは2個のジェットエンジン、2個のレコーダー(ブラックボックス)、そして胴体のわずかな残骸、これだけです。
 
 しかも不可解なことに、一番重いはずのエンジンが事故当日地表で発見されたのに対し、わずか5キログラムほどの片手で持てるレコーダーが、2つとも13日以降に地中深くから別々の場所で発見されたのです。
 
【奥菜秀次も認めている】
 これは……
 
 「掘り返すと機の窓部分周辺の残骸、乗客の身分証明書、遺体の断片、ブラックボックスも発見された」  
 
 ……という文でわかるとおり、奥菜秀次も認めている事実です。
 
 なぜ非常に重いエンジンが地表で発見され、なぜ非常に軽いレコーダー(ブラックボックス)が地中深くで発見されたのでしょうか?
 
 ぜひともこの謎もデバンキングしていただきたいです。
 
【まとめ】
 ●シャンクスビルの墜落現場に「なにもなかった」と証言する人が多く存在する。
 
 ●なぜか非常に重いエンジンが地表で発見され、なぜか非常に軽いレコーダー(ブラックボックス)が地中で発見された。