ミッド・ウィークのヤマザキナビスコカップ第2戦、アウェイ仙台でのゲームは、1対1のドローで終わった。
FC東京は森重を除きスタメンを変更。椋原、幸野が初先発。平山トップ、両サイドに渡邉と石川を配置。センターバックで森重とコンビを組むのは高橋となった。4-3-3の布陣はまだフィットした感じはない。それでも前半無失点で終えたのは、仙台のこのところの調子のせいもあるだろう。
後半は、米本、河野を投入して打開を図る。しかし、コーナーキックから鎌田の高い打点のヘディングでゴールを決められる。カウンターで攻められている流れでの失点……こういった形の失点を何とか防ぐ対策を練らなければならない。
東京は3枚目のカードとしてエドゥーを選択。渡邉に代わってピッチに入ってまもなく、エリア内で鎌田からファウルを受けてPKを獲得。これをエドゥーが冷静に決めて同点。終盤は仙台の攻勢が続いたが、1対1のドローで試合を終えた。
選手を入れ替えし、試行錯誤の中、アウェイで勝ち点1を獲得したことは悪くはないだろう。まだ、自チーム内でも探り合いながらの部分も多い。ただし、相手に助けられていたことも事実。調子がなかなか出ないチームを相手にもある程度やり切ったプレイ(シュートで終えるとか素早い速攻を完結させるとか)をして、不完全燃焼のないようなプランを立てて、次の試合に臨んでもらいたい。
◇◇◇
≪ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第2節≫
【日時】2014/04/02 19:03
【会場】ユアテックスタジアム仙台
【観衆】7,094人
【天候】晴、無風
【気温】12.2度
【湿度】68%
【審判】(主審)クート・デービッド(副審)唐紙学志、亀川哲弘
【結果】
仙台 1(0-0、1-1)1 FC東京
【得点】
(仙):鎌田(62分)
(東):エドゥー(77分、PK)
【FC東京メンバー】
GK 01 塩田仁史
DF 50 松田陸
DF 03 森重真人
DF 04 高橋秀人
DF 33 椋原健太
MF 38 東慶悟
MF 28 幸野志有人 → MF 17 河野広貴(55分)
MF 22 羽生直剛
FW 18 石川直宏 → MF 07 米本拓司(46分)
FW 13 平山相太
FW 09 渡邉千真 → FW 09 エドゥー(74分)
GK 20 権田修一
DF 02 徳永悠平
MF 08 三田啓貴
MF 34 野澤英之
監督 マッシモ・フィッカデンティ
◇◇◇
≪2014 ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ日程≫
01 03月19日 ○FC東京 3-1 鹿島(H)
02 04月02日 △FC東京 1-1 仙台(A)
03 04月16日 FC東京×神戸(A)
04 05月21日 FC東京×清水(H)
05 05月24日 FC東京×ガ大阪(A)
06 05月28日 試合なし
07 06月01日 FC東京×鳥栖(H)
【決勝トーナメント】
準々決勝 09月03日/09月07日
準決勝 10月09日/10月12日
決勝 11月08日(埼玉スタジアム2002)
◇◇◇
◇◇◇