HMV渋谷店が閉店するというデマが流れていたそうです。どうやら出所はツイッターらしい。元来、情報というものに常に猜疑心を持つ傾向がある自分にしたら、飛びつくように「本当かよ!」とはなりませんでしたが。
正式リリースがないってことは、情報を漏らしたヤツがいるってことなんですが。本当ならば。ネット環境だとその手のものの言質の責任意識って薄いから、適当なことを言えちゃう訳で。だいたい、普通に考えれば、集客力からいっても日本での本店ともいえる第1号店の渋谷店が閉店するんだったら、それ以前に集客力のない都内の店舗が先に閉店してるはずでしょう。少なくとも、ルミネエスト新宿のが先に閉店してるって。
ネット環境の利便性ばかりが取り沙汰されている昨今ですが、前にもどこかで書いた気がするけど、情報の利便性や簡易性が向上すればするほど、その情報の信頼性は落ちるんですよ。「人を見たら泥棒と思え」みたいになんでも信じるなって風潮は好きではないけれど、情報の出どころの裏取りもせず、不透明なままの情報を何でも正しいと鵜呑みしちゃう体質が、特に携帯やネットが当然のようにある生活で過ごしてきた世代や、そうでなくてもそれに浸かっている生活の人々にかなりあるんじゃないかと思う。それ以前までも、TV、新聞、雑誌等々の刷り込みに気づかない、やられている人々がかなり多い訳だし。
こういうのに結果として振り回されちゃう人って、極端なことを言えば、前回選挙で民主党に入れた人ってのに近いのかもしれない(ものすごく極論)。マスコミがこぞって伝えない情報があると考えず、目に付いた美味しい情報やイメージでほぼ判断してしまうという……いや、それは言い過ぎだとしても、現時点で民主党を支持しているという人たち(調査ではまだ支持率が二桁あるみたいですが…ってこの数字も怪しいことこの上ない)は、子供のために金配るということのためにこれまでにない国債という借金をしているとか、単にブレーンの学者の思いつきの発想をそのまま飲み込んで基地を九州でローテーションすることを腹案にしてみようとしたりとか、宮崎から九州に蔓延しつつある、農家はおろか日本の食糧事情を壊滅するような恐れにも繋がる口蹄疫の問題にも全く対応出来ていないこととかは解からずに、委員会で女性議員がこけて車椅子で登壇したのがどうのこうのとか、そういうのに意識をとられちゃうんだろう。目の前に飛び込んできたものだけで判断しちゃう。そうじゃなきゃ、誰がどんな面したのかも解からない携帯メールの怪しい文句に心を許したり、飛びついたりしないはずなんじゃないか、と。
って、ちょっと支離滅裂ですか。
明日、HMV渋谷店に行って、“HMV渋谷なう、無事だなう”とかツイッターでつぶやいてやろうかと思います(大嘘ロングビーチ。そもそも、ツイッター否定派という立場なので、やってないんでつぶやけません…笑)。
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