≪アジアリーグアイスホッケー 2008-2009≫
プレーオフファイナル第2戦@ダイドードリンコアイスアリーナ(東伏見)
試合開始 17:00
SEIBUプリンスラビッツ 3(1-2、2-0、0-0)2 日本製紙クレインズ
【得点】
(S):パーピック、藤田、小原
(N):伊藤雅、山野
プリンスラビッツは序盤から昨日の試合を引きずるような重い展開。逆に、初戦を勝ち波に乗るクレインズは、5分過ぎに先制すると、13分に追加点。サイドから中央へ折り返された完全に崩された形での失点だった。昨日の流れを切り替えられていないという不安が漂ったまま第1ピリオドが終わろうとしていたが、残り1分を切ったところで、パーピックがゴールして第1ピリオドが終了。
終了前に1点返したことがラビッツに勢いをもたせ、またクレインズは2点のリードに油断したのか、第1ピリオドのような素早くキレのある攻撃が見られなくなってくる。一進一退の攻防が続くなかで、流れを変えたのは、我が川口選手のビッグプレーだった。クレインズがラビッツゴール前で攻め立てて幾度もシュート・チャンスを狙っていた時に、ラビッツのディフェンスがやや乱れシュート・コースが空いた瞬間にシュートを打たれたが、これを身体を投げ打って川口選手がディフェンス。これが決まるやいなや相手陣内へなだれ込む攻撃へと移った。第2ピリオド開始5分に、ゴール前左側のパーピックから逆サイドへ流れたパックを藤田が確実に決めて同点。藤田も片膝をついたような形でガッツポーズ。こうなると俄然勢いが出るラビッツ。14分半過ぎには、またもやパーピックからのパックを小原が冷静のゴールして逆転。第3ピリオドにも追加点のチャンスがあったが、きっちり守り切って、勝敗を1勝1敗のタイに戻した。
ラビッツはローチフォルトと河合、クレインズがユールを出場停止で欠くなど、ともに主力選手なだけにプランを立てるのが難しかったと思うが、この試合ではクレインズよりもやや選手層の厚さを見せたラビッツが勝利したという感じ。特にクレインズは得点の要のユールが欠場したことが大きかったように思う。
これで1勝1敗のタイ。釧路ではこの流れを断ち切らずに、またしっかりとした守備の意識を持って戦ってもらいたいものだ。
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