残留が厳しい状態の柏と対戦。スタメンにポポやフランサの名前がなく、全体的にネームヴァリューとしては強烈なインパクトがない柏だったが、実際の試合でも迫力を感じるプレイは影を潜めていた。圧倒的なボール支配率で優位にゲームを進めるも決定打のなかったFC東京だが、前半ロスタイムに羽生のスルーパスを赤嶺が落ち着いて流し込んで先制。結果的に、この時間帯での1点が大きかった。
FC東京のダイナモ、羽生は全得点に絡む活躍。だが、何といっても、4得点目となるシュートが決まった直後の石川のアクシデントが心配。タンカで運ばれての退場なだけに、軽傷であることを祈るばかりだ。
その石川が退場した後は、田邉、中村、大竹と投入したが、やや停滞した展開に。中村は数回いいチャレンジを見せてくれたが、それ以外の若い二人はいいところがなく、チームに変化をつける起爆剤にはなれず仕舞い。大竹は出場時間が短かったこともあって致し方ない部分もあるが、田邉は全くいいところなし。もっと積極的に、ガムシャラに行かなければ。ミスを恐れては大きな飛躍に繋がらない。まして、4-0でリードしている状況である。石川頼みになりすぎないようなチームへと変貌しなければならない時に、あまりにも消極的だったのは残念だった。
次節、そしてナビスコ、さらにその先に、長友や石川の名前がないかもしれないし、さらなる怪我人が出ることも考えられなくはない。そういう状態の時に、やってやろうとする意気込みを多く持った選手、下からの突き上げがないと、チームは上昇気流に乗り損ねてしまう。こういう困難な状況だからこその奮起に期待したい。
◇◇◇
試合前にはキッズチアのダンスが。
ドロンパも踊ります。
FC東京ゴール裏。選手紹介(ブルーノクアドロス)。
柏ゴール裏。
整列。
試合開始直前の円陣。
試合終了後、バックスタンドの挨拶へ向かうFC東京の選手と柏サポーターから怒号を浴びせられる柏の選手という、対照的な構図。
今野を先頭に先制弾の赤嶺、中村北斗、梶山、米本。
挨拶へ向かうFC東京の選手たちパート1。
挨拶へ向かうFC東京の選手たちパート2。
◇◇◇
2009 J1 第29節
FC東京 4(1-0、3-0)0 柏
【得点】
(東):赤嶺(前半44分)、羽生(後半10分)、平山(後半17分)、石川(後半24分)
会場: 味スタ
観客: 28,235人
≪STARTING LINE-UP≫
GK 20 権田修一
DF 33 椋原健太
DF 04 ブルーノクアドロス
DF 06 今野泰幸
DF 25 徳永悠平
MF 10 梶山陽平
MF 28 米本拓司
MF 18 石川直宏 (→ 後半26分、田邉)
MF 22 羽生直剛 (→ 後半31分、中村)
FW 24 赤嶺真吾
FW 13 平山相太 (→ 後半42分、大竹)
≪SUBSTITUTION≫
GK 01 塩田仁史
DF 08 藤山竜仁
DF 15 平松大志
MF 07 浅利悟
MF 14 中村北斗
MF 19 大竹洋平
MF 27 田邉草民
≪MANAGER≫
城福浩
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