*** june typhoon tokyo ***

m-flo@ZEPP TOKYO

Mflo_cosmicolor_1さて、さて、さて、さて。
最近、
仕事に追われ、このご~ろやっとぉ ゆとり~が、出来たぁぁ~♪
LIKE A 「人生が二度あれば」 by 井上陽水
っていう訳でもまったくないんですが、
仕事が山積みになってようと、
行くものは行くんです……


ということで、
“m-flo TOUR 2007「COSMICOLOR」~m-flo loves Ameba~”の追加公演ながらもツアー初日にZEPP TOKYOまで行ってまいりました。

仕事を定刻でスルリと抜け出し、ZEPP TOKYOに到着すると、雨が降ってはいましたが、すでに入り口付近で
“熱気ムンムン”
な感じでした。
仕事がある日のライヴは、高校生や学生とは違って、開場時間より数時間も前に現地入りすることなど、ズル休みをとっていかねばほとんど無理で、しかもZEPPは正直あまり行きやすい場所にないので、開演時間ちょい前に到着するのが精一杯。
だから、以前のように最前列付近でっていうのはかなり時間的にも、年齢的にも?体力的にも??ヴィジュアル的にも???厳しいところがございますので、今回は後ろの方で“パーティーピーポーの心をロックダウン”されておりました with GATHERING m-flo's TOWEL AROUND MY NECK!

今回公表されているフィーチャー・アーティストは、
日之内エミ、Ryohei、EMYLI、YOSHIKA、LISAの面々。
最終横浜アリーナ以外は、このメンツで回すと思われます。
Mflo_cosmicolor_00





開演前は、“m-flo loves Ameba”ということで、スクリーンにAmebaのロゴ・マークがウニョウニョしておりました。

19:14暗転して、ライヴはスタート。
ステージセットは、スタートレック・ライクな宇宙船機内(操縦室?)を模した作り。中央の操縦席と思われるところがDJの操縦席ということで、☆TAKUがおりました。
その後方のスクリーンが宇宙船機内から見える宇宙風景というLIKE A 宇宙戦艦ヤマトの操縦席な感じになっております。
映像的には、ステージ後方全面の壁が映像スクリーンとなっていて、かなりヴィジュアルにも凝った演出が。

バンド構成は、左からドラム(山ちゃん)、シンセベース、キーボード(千葉ジュンジ)、ギター(石成正人)といったおなじみの気心知れたメンバーだけに、演奏に関しては安心。

さて、
今回の個人的な注目点は、

・オリジナル・アーティスト以外でフィーチャーされる曲は、誰が担当するのか
・発表されているメンバー以外のゲスト参加はあるか
・出産後のYOSHIKAの声の調子
・LISAの取り扱い方(笑)
・日之内エミの登場回数頻度(爆)
・本編ラストとアンコールラストの曲

といったところでした。
多くのm-floファミリーがレギュラーで参加を表明していたので、安定感ということに関しては心配ナッシング。
前回のツアーではEMYLIの露出(登場回数という意味。いや今回も露出度高かったけれども…笑)が多かったけれども、今回は『COSMICOLOR』に制作参加している日之内エミが中心になることも、予測は出来てました。
ちなみに、それぞれの登場回数をみると、

日之内エミ 7
Ryohei 6
YOSHIKA 5
EMYLI 4
LISA 6

という感じ。
LISAは“LISA SECTTION”として構成されていたから、単純に曲数比較は出来ませんが。

『COSMICOLOR』の楽曲では、Crystal Kayとの「Love Don't Cry」はすでに(コスモ アースコンシャス@武道館でも)日之内エミをフィーチャーして披露していたので予想できましたが、CHARAとの「Love to Live By」をYOSHIKAがやるとは意外。あの甘ったるいCHARAの声質は日之内エミのが似てると思ったので。

あと意外といえば、ALEX(CRAZZIQUAI PROJECT)との「Love Me After 12AM」の冒頭の、Ryoheiによるアコースティック・ヴァージョンからの展開。最近、アコースティック・スタイルによるツアーもこなした彼だが、この導入の仕方は新鮮だった。Ryoheiからの提案か、VERBALやTAKUが「それでやってみようよ」と提案したのかは定かではないけど。

久しぶりのYOSHIKAでしたが(1年くらい歌ってなかったらしい)、違和感なく聴けた。
ただ、厳しく言うなら、やはり産休もありずっと歌っていなかったせいか、高音での透明感が多少出せていなかったかなと、「let go」を聴いた時に感じました。リズム感やバランス感覚は天性のものというか、ちゃんとキープされていたので、酷いということは全然ないんですが、以前と比較したくなっちまうのが、人間の性(?)ですので。
でも、YOSHIKAの場合は、「おかえり」という意味もあるし、「Taste Your Stuff」でお決まりの「ニャー」ポーズも見られたし、まぁ、いいです。(笑)
先ほど、「CHARAとの「Love to Live By」をYOSHIKAがやるとは意外」と書きましたが、サビ・フレーズの「baby~」と出産したYOSHIKAのお腹をVERBALが指差して「BABY」とをかけたという選曲だったのか、ということでは納得の「な!」でした。

EMYLIは「A.D.D.P.」のラストで「トーキョー、アリィガトォ~」とアドリブしていましたが、後から考えると、これ以降彼女の出番がないので、「私の最後の曲」っていう思いが出ちゃったのかと。(爆)

日之内エミは、TAKUとの信頼関係もあってか、中心に据えられても全く違和感のない安定感。
「lovesスタイルの後のネクスト・ヴォーカルは彼女では?」と噂されるのもわかります。(苦笑)
陽気さや派手さだけでなくパンチと落ち着きが出てきているし、楽曲を制作しているスキルも活かされているのか、楽曲の吸収度が高い感じがしました。

LISAは、もう何と言うか、お約束 LIKE A 上島竜平 a.k.a. “どーぞ、どーぞ”とでも申しましょうか。
LISA、VERBAL、TAKUのコラボレートは、「come again」以前のファンも、“loves”から知った新しいファンも期待するパートではあるんですが、ちょっとマンネリ気味な感じも。
LISAの声を聴き、コラボレートしている瞬間は、確かに心地よいものがあるんだけれども、衝撃度というか痛感度という意味では、やはりちょっと欠けてしまうんだよなぁ。
アンコールの「come again」では、曲の途中でREWIND(レコード逆回し効果音の後、再び最初から演奏)したが、それをやった“EXPO EXPO ツアー”当時を知っているものとしては、それほどホールが興奮していたようには思えなかったので。
REWINDした後、VERBALが
「ダメだよ、オレ、こんなんじゃ、カマゲンできねぇよ~」
とオーディエンスを煽るお約束の一節があったが、そのセリフもお約束というよりは、本音がちょっと出た部分ではなかったか、と勘繰りたくなってしまったし。
LISAパートで最も盛り上がった部分が、
「L.O.T.」やら「been so long」やら近年お目見えしてなかった懐かしい曲だったということも考えると、その演奏自体のインパクトというよりも、「久しぶりに聴けた~」とか「CDでは聴いたことあるけど、実際聴けてよかった~」などの“聴けてよかった感”の方が強かった気がしちゃったしね。

そして、ライヴ構成ということに関していうと、
“COSMICOLOR”ツアーなんですが、『COSMICOLOR』からの楽曲が10曲(ヴォーカル・フィーチャーがない「Love Long and Prosper」も含む)、それ以外が15曲(LISAパートの5曲含む)。前半の「Summer Time Love」「Love Don't Cry」2曲でスタートし、本編後半3曲でラストを締めるという『COSMICOLOR』を中心に据えた形にこそなっていますが、盛り上がり度合いからいえば、“Put your towl in the air!”な「DOPEMAN?」であり、“ダーララッタラー”な「Taste Your Stuff」であり、“Rock、Rock on!”な「miss you」であった訳で、これが悲しくも『COSMICOLOR』のアルバムの性質を表わしているような気さえしました。
ライヴで映えるということを考えても、『COSMICOLOR』からは「Love Don't Cry」か「Lotta Love」をクライマックスに据えない限りは、前作以前と比較するという意味ではキツイ。逆に言えば、それだけ『ASTROMANTIC』や『BEAT SPACE NINE』が名盤だったという証拠にもなる訳ですが。

確かに、安室とlovesした「Luvotomy」などは、m-floライヴの展開には向かなそうな難しい楽曲ではあるけれども、出演順のやりくりなどを考慮すると曲順の選択肢が限られてしまうこともあるだろうが、構成力によって密度を高めて欲しいと思ったのも事実でした。

と、ここまでいろいろ書くと、

ツマンネーノカヨ!( ・_ゝ・)ツマンネー?

と思うかもしれませんが、そんなことはないです。
かなり汗かきます。ホールの後方でもそうなのですから、中央や前列で揉まれているだろうポジションにいる人は、水分摂取や酸素補給の対策をしないと倒れるかもしれません。(苦笑)
ただ、楽曲もライヴも素晴らしいものがあるアーティストだということは解かりきっているので、常に高い質を求めてしまう、最高でないと納得しない自分がいるのです。
また、m-floはそれが必ず出来るアーティストですので、批判めいたことも多くなる訳です。
まぁ、ツアー初日ということもありますし、これから徐々にだんどりや流れもスムースになり、アガっていくと思います。
その修正は出来るでしょう。

あと、ここまでしっかりメンバーが固定すると(安定感という意味で)、サプライズ・ゲストはあるのか?入り込む余地はあるのか?と思ってしまいますが、まぁ、あるとしたらラストの横浜アリーナだけでしょう。
新たに追加される曲がないとして、予想すると、

「DOPEMAN」(EMYLI&Ryohei)→(EMYLI&Diggy-Mo')
「miss you」(日之内エミ&Ryohei)→(melody.&Ryohei)

ここらあたりはかなり確率高いかと。
(melody.が来るなら「STUCK IN YOUR LOVE」が追加される可能性アリだね)
あとは、

「Simple&Lovely」(日之内エミ)→(倖田來未)
「Love Me After 12AM」(Ryohei)→(Alex)
「Love Don't Cry」(日之内エミ)→(Crystal Kay)

あたりか。
クリケイはライヴだと結構ボロボロだったりするから(前回ツアーDVDにも入らず=著作権限の問題だと思うけど)なぁ…でも、彼女の地元・横浜なので。

期待したいのは、

「A.D.D.P.」(EMYLI)→(Monday満ちる)
「Love Song」(YOSHIKA)→(BONNIE PINK)

特に、Mondayはこの時期東京に来ているので(7/19、20とライヴあり)、絶好のチャンスなんだけどなー。

まぁ、これからライヴがどのようにアガッていくかその成長を見守りながら(笑)、1ヶ月後のツアー・ファイナルまで立ち続けていられる体力をつけておきたい今日この頃。(爆)

Mflocosm


















写真は、今回のツアー・パンフと入場時に配られるサングラス型のフライヤー。

それにしても、EMYLIはなんでレーベルが“UP-FRONT WORKS”(モー娘。などハロプロ所属)なんだろうか…。
Emyli_tekitoloversEmyliverbal
















ライヴ・レヴュータイプの記事は、横アリ終了後に書こうと思います。

ジェッ!

◇◇◇

<SET LIST>

00 Issue No.5 (STARTREK ver.)
01 Love Long and Prosper (loves STARTREK)
02 Summer Time Love (loves 日之内エミ&Ryohei)
03 Love Don't Cry (loves 日之内エミ)
04 Loop In My Heart (loves EMYLI&YOSHIKA)
05 DOPEMAN?(loves EMYLI&Ryohei)
06 Simple & Lovely (loves 日之内エミ)
07 gET oN!
08 Love Me After 12AM (loves Ryohei)
09 The Love Bug (loves 日之内エミ)
10 Luvotomy (loves 日之内エミ)
11 she loves the CREAM (loves Ryohei)
12 ASTROSEXY (loves Ryohei)
13 Taste Your Stuff (loves EMYLI&YOSHIKA)

≪loves LISA SECTION≫
14 TRIPOD BABY
15 How You Like Me Now?
16 Hands
17 L.O.T.(Love Or Truth)
18 been so long

19 A.D.D.P. (loves EMYLI)
20 Love Song (loves YOSHIKA)
21 Love to Live By (loves YOSHIKA)
22 Lotta Love (loves 日之内エミ)
≪ENCORE≫
23 come again (loves LISA)
24 let go (loves YOSHIKA)
25 miss you (loves 日之内エミ&Ryohei)

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