巨人×中日＠東京ドーム【CS】(2)

■ 巨人×中日＠東京ドーム

　クライマックスシリーズのファイナルステージ第2戦は、常に主導権を握った中日の勝利。これで連勝。巨人は中日の先発・伊藤の立ち上がりを攻めきれず、2連敗。

　巨人は先発のホールトンが誤算。グラブのネットにボールが挟まって抜けずに、ファーストへグラブごと投げたり（結果はセーフ）、ボテボテのピッチャーゴロを自打球のファウルだと思い込んでダッシュして捕球しにいかなかったりと守備面にも不安定さを露呈した。
　4回裏途中にホールトンから代わった小山も何とか凌いでいたが、さすがに3イニング目は引っ張りすぎ。結局、6回表に大島に本塁打を打たれて3点差となったことが、巨人の攻撃の焦りをさらに生んだ。

　思ったほど浅尾の調子は良くないこと、この日も抑えは山井が登場したことで、岩瀬も好調とは呼べない状態だということ。このあたりが巨人にとってはつけ込める材料にはなるが、それ以上に森野の打撃が厄介だ。一方、巨人は村田、亀井が完全にブレーキ。阿部もようやくヒットが出たが、このシリーズでの復調にはまだ程遠いか。ただ、7回裏、一死1塁のチャンスは併殺打に終わったものの、高橋由伸の打撃は好調。高木京介の登板経験も良かった。



◇◇◇

巨人×中日　
CS 2回戦　東京ドーム（18:00～）

中日　020 101 001　5
巨人　100 000 010　2

【勝】
（中）：伊藤（1勝0敗0S）
【敗】
（巨）：ホールトン（0勝1敗0S）
【Ｓ】
（中）：山井（0勝0敗2S）

【本塁打】
（中）：大島（6回表ソロ）

【バッテリー】
（中）：伊藤、浅尾、山井－谷繁
（巨）：ホールトン、小山、高木京、高木康、西村－阿部


◇◇◇


7回裏、オレンジのビッグフラッグが揺れるライトスタンド。


ダンサーも応援するが……。


この日も中日が勝利。


落胆するライトスタンド。
　
　
　

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