2022年2月15日
手術の翌朝
昨日の手術は 「右乳房円状部分切除術+センチネルリンパ節切除」でした。
夜明けとともに
苦しかった熱と吐き気、痛みが、徐々に、ひいてきました。
新しい朝
と誰かが歌っていたっけ。
爽やか、とまではいかないけれど、ずいぶん楽になりました。
念のため検温してみると37.2度。
朝イチで鎮痛解熱剤をもらおうと思っていたのを、やめることにしました。
7時頃、看護師さんが来られて体を拭くための熱いタオルを渡されました。
熱さが気持ちいいです。
朝食は、まだ胃がムカムカしていたので、残念ながらパス。
主治医の先生方が来られました。
胸のカバーが外されて、
解放感。
いつも淡々とした、さっぱり主治医の先生のマスクの目が、笑顔に見えます。
退院していいですよ
と言われて
ああ、順調なんだなと思いました。
苦しかった夜のことはコロッと忘れて、元気が少しづつみなぎってくる感じ。
主治医の一言一言や表情の影響は絶対的です。
1時間くらい点滴をしたら、フリーになります。
妹に電話して迎えに来てもらうことにしました。
点滴も終えて着替える時、恐る恐る傷口を確認しました。
ちょっと見だけ。
・・・
右胸から脇下にかけて全体が、少し腫れ気味?
浅黒いところと赤っぽいところのまだら状態。
内出血?
テープの下は、黒っぽい縫い目?
事前に聞いていたように傷は、乳輪のまわりに沿っていて
サイズは意外に小さく、全長4~5cmくらい。
あとは、脇下に5~6cmほどの斜めの直線。
一番ショックだったのは、胸の上部右側に、少しへこみがあってデコボコにみえたこと。
手でそっと触ると硬くてへこんだまま。
やっぱり、元通りにはならないんだな。。
陥没しないって言われてたのに。。
不思議なことにボリューム自体は、あまり変わらず
洋服を着れば全くわからないくらい。
速攻観察約10秒のあと
放心状態が30秒くらい続きました。
その後、思い直しました。
うん、悪いところをとってもらって
強く望んでいた温存もできた
あんなに心配だったリンパへの転移もなかった。
120点。
1000点かな。
退院後の次回診察は1週間後です。