jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

事件は現場で起きていた!

2005年10月03日 | 生活
土曜日の夜の出来事。

夜中2時前
嫁さんに「食パン買ってきて!」と言われてコンビニに。
無事食パンを買った帰り道
サイレンを鳴らしものすごい勢いで走って行くパトカー2台とすれ違った。

「何があったんだ?」とパトカーが来た方向を見ると
一つ先の歩行者用信号の辺りに
赤いランプがいくつもペカペカ回っている。

最初は事故かと思ったが、
単なる事故にしてはパトランプの数が多い
何よりパトカー2台がサイレンを鳴らして走り去るなんて
ただの事故ではあるまい。

僕は家に向かって走り出した。
コンビニのビニール袋の中で食パンが暴れる。

玄関で嫁さんを呼び遭遇した状況を説明する。
迷うことなくサンダルに足を落とす嫁さん。
やっぱり見に行くのね(爆)

現場の国道へ行くには家の前の道を北上して印刷屋の角を曲がればいい。
何故か早足の二人。
深夜の住宅街に響く靴音とサンダルのペタペタ音
ビニール袋のシャカシャカ音は意外に大きな音だと気付く…
ん?
僕はまだ食パンを持ったままだった(爆)

ワゴンタイプの警察車両が一台
軽のパトカーが1台
交通整理の警官が数名
道路一杯に無数のガラス片が飛び散っている。
事故があったのは明らかだけれど
事故車両は既に撤去されているようだ。
ヤジウマは道路の反対側に数名。

結局何の事故なのかわからないまま
「ただの事故じゃないよねぇ」
と話しながら現場を離れようとすると
目の前の居酒屋の駐車場に
ハザード焚いてナナメに停まる不審なセダンが1台。

「何だ?こんな停め方して…」
おそるおそる脇を抜ける時に運転席を見ると
テレビで見るようなベストを着た恰幅のいいオジサンが2名。
「うわ!きっと刑事だよ!」
「うんうん、警察24時とかでやってるのと同じだ!」
と興奮気味なヤジウマ夫婦(笑)

何だかわからなかったが
ただの交通事故では無いのは確かだった。
そんな感想を言い合いながら国道を外れた。

「あ、オリオン座」
細く暗い路地の隙間に3つ星が見えた。
「夏の間は全く見えなかったのにね」
この時間になると多少は星も見えるんだ。
路地の途中で立ち止まってしばらく星を眺めた。
狭い星空だったけれど殺伐とした興奮を鎮めるには十分だった。


日曜日。
チーちゃんの運動会だった。
朝から見学に行ったのだが
学校に入るには保護者証か受付で名前を書かねば入れない。
また殺伐とした空気に包まれる。

午前の部を終えて一旦帰宅。
お昼のニュースを見ていたら一つの事件のニュースが流れた。
どこかで見覚えのある風景…
「あっ!コレだ!」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051002-00000104-yom-soci

ひええええ!
これって殺人事件じゃん!

犯人はたまたま事故現場に突っ込んだから
その場で警官に取り押さえられたらしいのだけれど
もしこれが普通にコケてたりしたら
その犯人は自宅の周辺に潜んでいたかもしれない…

こういうのはブラウン管の向こうで起こるものだと思っていたのだけれど
いつどこで自分の身に降りかかるかわからないのだ。
言い知れぬ恐怖に背筋を凍らせた日曜の昼。

午後からまた運動会に出かけた。
10月としては異例の暑さだった。

ラッシュ!

2005年09月26日 | スポーツ
長谷川穂積は本物か?

未だに少しだけ「?」をつけてしまいそうになる。
それほどまでに昨夜の試合は完璧だったということだ。

以前こちらの記事でも書いた長谷川穂積の初防衛戦が行われた。

バンタム級といえば辰吉や薬師寺などパフォーマンスで魅せるボクサーが続いた後
どうしても超えられない壁だったウィラポンを倒した男。

ゴングの外ではまったくもって派手さはなく淡々と謙虚に語る。
それ故ウィラポンに勝ったのはラッキーだったのでは?との憶測を呼んだ。
タイトルは獲るより守る方が難しいとは良く言われる台詞だったし
最近の日本人ボクサーはみな一様に
リング外では大口叩くがゴングが鳴ると大人しくなってしまい
防衛戦はかろうじて判定勝ちというのが常だった。

数日前に急遽対戦相手が変更になったことは
返って長谷川にとって幸運だったかもしれない。
対策を立てれば立てるほどどうしても序盤は様子を見る事になる。
今回のように未知なる相手と戦う場合
ボクサーとしての本能で戦う事になったのではなかったか。
恵まれた素質と研ぎ澄まされた感覚と練習で作りあげた身体を武器に
ボクサーとしての本能が試される。

1Rから長谷川は積極的に手を出し一気にペースを握ると
後はダウンを奪いながら冷静に相手のパンチを食わないように戦うだけだった。
王者らしくこのまま上手くあしらって終わるのか?と思った7回。
僕は興奮で飛び上がりそうになった!

怒涛のラッシュ!

そう、これなんだ!
最近の日本人ボクサーに欠けていたもの。
打ち合う恐怖感。
敵を倒すという本能。
完膚なきまでに相手を叩きのめす。
もう立ち上がらなくてもいいように
トドメを刺してあげるボクサーとしての礼儀。

ダウンを喫し戦意喪失しかけていた相手の捨て身の攻撃に対し
真っ向からラッシュを仕掛けてトドメを刺す。
久々に見た美しいKOシーンだった。

長谷川穂積は本物か?

ボクサーの本能でベルトを守った男だ
本物に間違いないだろう?

遅い夏休み

2005年09月16日 | 家族
仕事にぶっ飛ばされた夏休み。
無理矢理取り返しました。
と言っても17日~19日という
普通に勤めていれば当たり前の3連休なのですが
僕にとっては今の環境で3連休は夢のよう(爆)

嫁さんにも
「そろそろ旅行も行きたいなぁ」
せっつかれてたんで
17~19日まで尾道に行ってきます!

坂道、商店街、1円ポッポ、向島、瀬戸内の海

たっぷりリフレッシュしてきます!

触れるということ。

2005年09月12日 | BLOG FRIENDS
ずいぶん間があいてしまいましたが…

「BLOG FRIENDS#3」が手元に届いてはや1ヶ月(苦笑)
記事書かなきゃと思いつつダラダラと来てしまいました。

#1の時も#2の時もそうだったのですが
やはり「本」というカタチになったものを手にする喜びというのは
何物にも代えがたい喜びと感動があります。

ズシリと手にかかる物理的な重量感とか
まだ固いままの表紙を開く時の力の入れ具合とか
パラパラと全体を眺めた時に鼻腔をくすぐる匂いとか
自分の作品がちゃんと掲載されているか確認する時の緊張感とか
一つ一つの作品を読むために扉ページに指をかける瞬間のときめきとか
ページを繰る時の指先にひっかかる紙の厚みとか
そういう瞬間瞬間の全てが愛しくて
永遠にこの感触に酔いしれていたいと思うほど。

最初はそんな感動と興奮だけだったものが
何度も読み返している間に
それぞれの作品にその度に違った発見があったり
自分で描いた表紙も見慣れてくると自分の手を離れて
一冊の本になっている事に改めて気付いてみたり(笑)
もっとこうすればとか次はこうしようなんて欲も湧いてきて
一月経ってようやく落ち着いて読めるようになった。




さて、自分の参加作品についてちょっと解説など。

今回Sugarさん(satoさん)とのコラボユニット「梅星」で参加したのですが
その過程は非常にエキサイティングで刺激的なものでした。

写真という表現手段はそれだけで非常にインパクトがあります。
ページを開いた瞬間にダイレクトに情報が視覚に飛び込んできます。
僕はそこから感じ取られたイメージをストーリーにリンクさせねばならない。

文章はそれだけでストーリーは流れて行くのだけれど
その場面や心情や表情を読み取り脳裏に少しづつ焼き付けていきます。
写真のチカラによって得られたイメージをより深いものにしたい。

僕が書いたストーリーを元に
Sugarさんから上がってくる写真を一つ一つ見て感じて言葉にする。
イメージにピタリとはまるものもあれば、ダメ出しである場合もあったし
想像以上のものもあってそこから新たなストーリーが展開する事もある。
短い期間だったけれど
その間にSugarさんには本当に沢山の写真を撮ってもらった。

同時に僕の文章を読んでもらって
単純な間違いなどはもちろんだけれど
主人公の心情だったり、情景の描写であったり、小道具だったり、伏線の張り方や展開だったり
かなりの部分にチェックとアドバイスを貰った。
自分だけでは決して気付かない部分が多くて目からウロコという事も多々あった。

そんな作業を繰り返すごとに
どんどんと共通の理解が深まり
世界が広がって行き
何度か文章を書き直したり最後の写真を見せてもらう頃には
僕らの中に一つの明確な「街」が存在していて
そこに住む人々や空気みたいなものを感じられるまでになった。

そこにはBLOGやflickrからだけでは感じ取れないものがあると思っているし
そうすることでお互いの文章や写真などの表現に影響してくるものだと思う。

写真とのコラボというのは初めての試みで
レイアウトや印刷の上がり具合が想像と違っていたりで
狙い通りに写真がキレイに出なくて残念だった部分はあるのだけれど
次回リベンジすべくモチベーションも高まってきている。

最後まで悩んだのはタイトルだった。
どうしてもいいタイトルが浮かばなくて迷っていた時
Sugarさんが出してくれた答えがこのタイトルだった。

「この素晴らしき世界」

ごく普通の家族の
どこにでも転がっているような話なのだけれど
ページをめくる毎にその「街」や「家族」の存在を
リアルに感じてもらう事ができたなら
最終章を読み終わる頃に
誰もが知っているあの愛すべきダミ声が聴こえてきたなら
こんなに嬉しい事はない。


そんな僕らの作品も載ってる「BLOG FRIENDS#3」。
是非手にとって見てみたいと思われる方に「オンライン頒布(通販)」のご案内です。
こちらのサイトからご購入いただけます。

1.2.3と「本を作る」事に情熱を傾けてきた「BLOG FRIENDS」ですが
まだまだ試行錯誤を繰り返し少しでも進化しようともがき続けています。
でも、「本を作りたい」という本質と情熱は何ら変わることはありません。

モニタに映し出される文章や写真は
スクロールしたりクリックしたりして自在に見る事はできる。
けれどわざわざ時間と空間を作って読む楽しみは
「本」という手に取れる存在だからこそ味わえる醍醐味だと思うし
その時間が無駄ではなかったと思ってもらえるように
僕らはまた本を作ろうと思う。

そのためにできる事を参加者もスタッフも
みんな真剣に考えて真剣に楽しんでいる。

少しでも興味のある方は
是非一緒に楽しんでみませんか?
モニタの向こう側だけの出来事ではなく
実際に参加して「本」になる喜びに触れてみませんか?



※Sugarさんの新しいBLOGでの「梅星」記事はこちら
写真も見られますので是非ご覧下さい!

DNA

2005年09月09日 | サッカー
相変わらずのサッカー残業で
会社で見たホンジュラス戦。

試合はもうめちゃくちゃで
浮いたり沈んだり激しい展開。
逆転で勝った事はいいとしても
まぁ、あんな試合やってるようでは
本戦じゃ通用しないでしょうが。

そんな最中
チーちゃんからメールが届いた
「サッカー最後まで見てもいい?」
いつも僕は口をすっぱくして
「9時には寝なさい」と言っているので
(といっても9時に寝たためしは無いのだけれど 笑)
一応確認しようとメールしてきたらしい。
もちろん「NO」という理由はない。

帰宅後
嫁さんからその話が出た。
嫁「何だかすごく盛り上がってたで」
僕「そうなん?」
嫁「うん、『そこだ!行け!』とか『なにやってんねん!』とか…」
呆れ顔で語る嫁さん。
無言で苦笑いの僕。
嫁「でね、終わってから」
僕「うん」
嫁「『何だかパパみたいに騒いでしまった』と反省してたで(笑)」と…

反省するんかぁ!(爆)
いや、僕も反省しますけどね。
それよりも
チーちゃんがサッカーに夢中になって
大騒ぎしてた事がとても嬉しかった。

食う軍遺伝子は着実に受け継がれている(爆)

そういえば…
ヴィッセルファンのチーちゃん。
カズが横浜FCに移籍したニュースがショックだったと嫁さんから聞いた。
でももう一人の「ミウラ」選手がいるから応援するとも言ってたらしい。
カズの後はアツかぁ
チーちゃんのオッサン趣味が今から心配な僕(爆)

泣き娘のち笑い娘

2005年08月23日 | 家族
帰宅したのは23時を回っていたのだけれど
居間に入るとまだチーちゃんが起きていた。
箪笥の前で膝を抱えて泣いていた。

原因はニパちゃんに対するヤキモチと欲求不満。
僕も嫁さんも義母もみんなニパちゃんばかりを可愛がると…

気持ちはわかるが
相手はまだ赤ちゃんだもんなぁ(苦笑)

ご飯を食べる前に抱き寄せて
膝枕をして頭をなでながらお話をする。
チーちゃんの言い分はこうだ
「最近みんなニパちゃんばかり可愛がる」
「ニパちゃんが悪いのに自分ばかりが怒られる」
「パパは自分の事嫌いになったんじゃないか?」

まぁ、笑っちゃうしかないような事ばかりなんだけど
夜中にそんな気分になって泣き出したくなる気持ちもわかる。

ニパちゃんはまだ赤ちゃんだってこと
おねえちゃんお兄ちゃんというのは理不尽も受け入れねばならない時がある。
でも、何をするにも一番最初にできる特典もある!
その度にパパもママもチーちゃん中心に考える。
おねえちゃんの特権は最大限に利用して
妹に対しては威張っててもいいんだよ。

というような話をして
少し落ち着いてきたようだ。
僕がTVCMの真似をしてふざけると
膝の上から笑い声が漏れた。

「そろそろご飯食べてもいい?」
チーちゃんに聞く。
「うん、いいよ」
涙で目を腫らしながら曖昧な笑顔でチーちゃんが答える。

僕がご飯に取りかかると背後から
ビビーンと鼻をかむ音…
「あの、ご飯中なんですけど」
「あはは、ごめんなさい」
チーちゃんが大きく笑った。

こっちもやんなきゃ!

2005年08月16日 | サッカー
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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:日本/横浜国際競技場
   目標:イラン
   時間:2005/08/17 19:30(日本時間)
   作戦名:司令メモリアルデイ
   地上波:テレビ朝日系列
   衛星波:NHK衛星第一
  -----------------------------------------

 地上波/解説:セルジオ越後 松木安太郎 堀池巧/実況:角沢照治
 衛星波/解説:井原正巳 木村和司/実況:内山俊哉

既にドイツ行きの切符を手にしての最終予選。
消化試合になりそうな気がしていたのですが
先の東アジア選手権での体たらくによって
新戦力の台頭など見所のあるゲームになりそうです。

注目は左サイド。
何かと話題のアレックスの座を村井は奪えるのか?
安定感のあるDF陣
相変わらず充実のボランチ陣
海外組の独壇場トップ下
ますます競争激化のFW
他に比べ競争も少ない代わりに駒不足の感が否めないのが
日本永遠の課題である両サイド。

ここで「うーん!」と唸らせてくれるサイドが出てくると
日本もいよいよ世界と戦う準備が整うというもの。

さてさて
そんなイラン戦ですが
食う軍的にはわりとおなじみの中東勢。
デーツたっぷりのソースでたこ焼きかお好み焼きでも行っときますか。

さっきふと思ったのですが
「イラン戦 食う軍」で検索すると
出るわ出るわ食う軍のBLOGの数々(当たり前か)
いやぁ、なんかちょっとメジャーになった気分(爆)

ということで検索で簡単に作戦を立てる事はできるのですが
せっかくですから
過去の対戦相手の時を参考に
「食う軍的対戦相手別の武器食材一覧」
なんてのを誰かまとめてくれないかなぁ(他人任せ 笑)
そしたら新人さんが入ってきてもその表見れば参考になるし
過去の対戦相手遡ってBLOG巡りする必要も無くなる。
ねぇ、だれかお願い♪(他人任せ 笑)

優雅な独身貴族のはずが…

2005年08月11日 | 生活
嫁さんと娘を田舎に置き去りにして
今週はつかの間の独身生活♪♪♪
と「♪」マーク3つ並んじゃうくらいウキウキしてたんですけども
現実というのは実に残酷なものなのですよ。

夜、一人になれる時間というのはとても貴重で
「TSUTAYAでビデオ借り放題」とか
「背後の嫁さん気にしないでネットし放題」とか
「帰宅時間気にしなくていいから夜遊びし放題」とか
「娘の分気にしないでポテチ食べ放題」とか
いろいろと野望はあったんですが
これがなかなか思うようにいかない。

仕事を終えて帰宅するのが22時ごろ。
帰って玄関を開ける時。
いつもなら3日に1日くらいは玄関の灯りが点いているのだけれど(笑)
この期間中はそれがまったく期待できない。
いや、むしろ点いてたら怖い(笑)

で、部屋に入ると当然の事ながら暑い。
汗が一気に吹き出すほど熱が篭っている。
まずはエアコンのスイッチを入れる。

普段なら帰宅後そのままお風呂に入るのだけれど
もちろんお風呂も準備できていないので
水抜いて洗って水張って風呂を沸かす。
我が家の風呂にはシャワーが無いのでこれをやらねばならない。

風呂が沸くまでの間に晩御飯の支度。
冷蔵庫にあるもので適当にするけれど
ご飯を炊いてないので麺類が中心になる。
やっぱり暑い台所で汗だくになりながらラーメンやパスタを茹でる。
出来上がった頃にはTシャツは絞れそうなほど汗だく(笑)

ご飯食べたらやっと風呂。
ここですでに23時を回っている。
入浴は烏の行水なので10分とかからない
そのために風呂を沸かすのは効率悪いが仕方ない。

で、風呂上りにパンツ一丁でそのまま洗濯。
ここで風呂の残り湯を使わねばならないので
どうしても洗濯の開始が遅れる。
でも、一人分だから楽勝♪
と思ったら月曜日は家族の分がそのまま残ってやがった!
どうりで熱心に嫁さんが洗濯機の使い方を説明してくれたわけだ…

で、洗濯している間に洗い物と
翌日がゴミの日だったらゴミ出しなど
洗濯が終わるまで一息つく。
そろそろ日付がかわりそうだと言う頃になって
ようやく洗濯物を干す。
ベランダの屋根が低くて頭がぶつかる。
蒸し暑くてせっかく風呂に入ったのにまた汗だく…

やっと終わったと思ってネット立ち上げると
なにやら外が騒がしい…
雨!

慌ててさっき干した洗濯物を取り込んで部屋干し(苦笑)
へとへとになりながらネット巡回したりして
なんだかんだと気付くともう1時とか2時
ゆっくりビデオ鑑賞するヒマも無い(爆)

そろそろ寝ようと寝室に入って気付く。
寝室のエアコンスイッチ入れるの忘れてる…
もわぁぁんと蒸し暑い部屋で寝苦しい夜が過ぎていくのだった。

優雅な独身貴族なナイトライフは夢のまた夢なのだった。

「塩饅頭」

2005年08月09日 | BLOG FRIENDS
 むかしむかしのおはなし。
 とある饅頭屋が「塩饅頭という新商品を出した」と
 少しだけ話題になった事がありました。

 店頭の張り紙には
 「今までに無い味「塩饅頭」発売」と大きく書いてあり
 包装紙や使用した原材料、製造方法などが書いてあります。

 話題ほどの売れ行きは無かったのですが
 「美味しかった」とか「微妙だぁ」など感想もさまざま。

 そのうち自称食通な人が興味を持ってやってきましたが
 店頭の張り紙を見るばかりでなかなか手に取ろうとしません。

 さすが食通さんです。
 材料や製造方法を見ただけで味がわかってしまうようで
 「これは饅頭ではない」
 「手に取るまでもなく不味いのはわかる」
 「これでは素人のお遊びだ」
 などなど店先で声を張り上げたりしております。

 そこへ店主が一言。
 「まま、これでも召し上がって落ち着かれたらどうです?」
 店主の手にはお茶と塩饅頭がありました。


さてそんな『塩饅頭#3』…じゃなかった
『BLOG RIENDS #3』間もなく発売となります!

いやぁ、今回もしっかり楽しませていただきました!


このイラストも、表紙のデザインも扉も付録も
今回は本当に好き勝手にやらせていただきました。
ちょうど仕事が忙しかったり
PCの不調があったりと
一筋縄では行かなかったんですけども
まぁ、それも気分を高める演出の一つだと思えばそれもまた楽しい。

そして同時に参加作品の方でも
今回はちょっとした仕掛けをしてみた。
BLOGを始める前から仲良くさせていただいている友人
Sugarさん(satoさん)とのコラボレーション!(satoさんのBLOGはこちら)

Sugarさんの写真は文章同様エッジが効いてて切れ味するどく
写真だけでも素晴らしい作品も多いのですが
その写真ひとつひとつにストーリーの広がりが感じられるんです。
そこで今回はそれを物語にしてみようと
半ば強引にSugarさんを巻き込んでしまった(笑)

僕はSugarさんの写真からストーリーを組み立てる。
Sugarさんは僕の書いたストーリーをモチーフに写真を撮る。

決して写真がストーリーの挿絵になることはなく
ストーリーは写真のキャプションでもない。
それぞれが独立した作品でありながら融合している。
そんなコラボレーション作品に挑戦してみたかった。

お互いに生活の環境やリズムも違うし
住んでいる場所も遠いから直接会って打ち合わせもできない。
メールやメッセンジャーを使って夜な夜な打ち合わせをする。
お互いの作品をチェックして
希望を出したりアドバイスをもらったり
打合せを重ねる間にだんだんと共通の世界感が出来上がっていく。
その過程が非常に楽しく寝る間を惜しんでストーリーを紡いだ。
きっと他の参加者も編集に関わった人も
みんな睡眠時間削って無理してるに決まってるんだけど
そんなこといちいち言う事に何の意味があるというのでしょう?

こうして作品として出す以上
中途半端な気持ちで出すわけにはいかないし
十分満足できるだけの作品には仕上がったという自負はある。
もちろんそれが客観的な評価でない事は百も承知。
それでもこうして一つの作品を完結させて送り出す感激は
何物にも変えがたい喜びがある!

入稿を終えた夜。
Sugarさんとお互いPCの前で祝杯をあげた。
リアルで乾杯したわけではないけれどちゃんと飲み会になった(爆)

もちろんリアルで会ってみんなでワイワイできるのは羨ましいし
悔しい思いも歯がゆさもあるんだけれど
今回コラボしたSugarさんや
編集作業に携わったXENONさん、ゲンさん、もけさんや
素敵な付録(お楽しみに!)に協力してくれたテドさんや
全ての参加者のみなさんや応援してくれた方々
そしてもちろん二瓶さんとも
しっかりと繋がっているという実感を感じることはできるし
この一体感や連帯感は参加者にのみ与えられた特権だとも思う。

それは間違いなく一歩踏み出したからこそ得られる物であって
「BF#1」や「BF#2」と何ら変わる事はない。
試行錯誤を繰り返すのはごく当たり前のこと。
人間が集まればいろんな事が起こる。
何だってそうだ。
最初っから全部が上手く行ったら面白くも何ともない(笑)

それもこれも全部ひっくるめて僕にとって貴重な体験だし
かけがえのない経験であることは間違いない。


BLOGを通じて知り合った仲間が本を作った。
いい大人が真剣に遊んだ。
まるで夏休みの子供みたいに。

乗るも乗らないも
買ってみるも無視するも
褒めるも批判するも
それは自由だけれど

この『塩饅頭』美味しいか不味いか毒なのか
せっかくですから
まずはお一つ手にとってみてはいかがですか?
お茶くらいお出ししますよ(笑)


「BLOG FRIENDS #3」
版型:A5 240p
価格:1,000円

●BLOG FRIENDS #3 販売要綱
日時:2005年8月13日(土) 10:00~16:00
会場:コミックマーケット 68会場内
   二瓶幻想研究所ブース(配置番号:東5ホール "へ"19-a)

通販も検討中
ご希望の方はこちらから
もしくはjumpまでメールで
jump12@mail.goo.ne.jp

1泊2日帰省の旅 ~2~

2005年08月08日 | 家族
夜中、真っ暗な居間で目覚めた。
花火大会の後
前日が父の誕生日だったのでケーキでお祝いをしたのだけれど
ケーキと一緒に飲んだビールが効いてそのまま眠ってしまったようだ(汗)

静かに台所へ向かって冷蔵庫を開け
グレープフルーツジュースをごくごく。
喉の渇きを潤して2階の寝室に。

目覚めたら8時半だった。
ニパちゃんはまだ眠っていて
嫁さんは着替え中だった(笑)

チーちゃんは朝から遊びに夢中のようで
弟家の子供達の兄弟喧嘩の声が聞こえる。

のっそり起き上がって台所に行くと
弟嫁が朝ご飯を用意してくれた。
軽い二日酔いの脳みそに味噌汁がしみわたる。
朝から走りまわる子供達の声が耳の奥に響く。

家の中に父と弟がいない事に気付く。
「流しそうめんの準備しとるよ」
僕が聞くより先に母が教えてくれた。

流しそうめんはチーちゃんのリクエストで
以前電話で父にそれを伝えてあった。
父は近所の家に話をして竹をわけてもらう約束をとりつけてくれていて
朝から弟と一緒に竹を切り出しに行っていた。

前夜のバーベキューの名残がそのままの廃工場に行くと
半分になった大きな竹が並んでいる。
ナタとのみで竹を加工している父と弟
それを欠伸しながらくわえ煙草でダラダラ眺める僕。

典型的なダメ兄貴の図(笑)

何もしないわけにもいかないので少し手伝うが
のみを握って節を削っていたら手の皮が剥けてしまった。
やわな手だなぁ…

脚立などで台を組んで竹を乗せる。
ホースを引っ張ってきて水を流してみる。
西瓜とコーヒーの差し入れが届く。

待ちきれない子供達が竹の回りに集まる
トゲが刺さるからと注意するがお構いなしに
竹の筒を持ち上げたり叩いたり。

その間に余った竹で
弟が竹とんぼと竹鉄砲を作っている。
またもや差をつけられるダメ兄貴(笑)

一旦準備を終了させて
僕は嫁さんと買い物がてら親戚関係のあいさつ回りに出かける。
夕方5時ごろには大阪に向けて出発せねばならないので
出来る限り昼食を遅くしたかった(笑)

13時すぎに戻ってくると
妹家族も合流していて
流しそうめんの準備もできあがっていた。

子供達は竹トンボや竹鉄砲で大騒ぎしている。
筒の出口に大きな鍋とざるをセットする。
テーブルの上には飲みもの、めんつゆ、薬味のほかに
天ぷらとおにぎりも準備されている。
おにぎりはチーちゃんと弟家長女が作ったもの。
ちゃんとおにぎりになっているぞ!

いよいよ流しそうめんの開始。
水がさらさらと流れる中を白いそうめんが泳いで行く姿は
それだけで汗がひくほど涼しげな光景で
箸をつけてひっかけるようにすくいあげ
これまた良く冷えためんつゆに浸して一気にすする。

冷たさが口中に一気に広がり
それはノンストップで喉に流れ込む。
まるで水でも飲むかのようにカラダにすいこまれていく。

慌てる必要など一つもないのに
上流から白いそうめんが流れてくると
無意識のうちに箸を伸ばして止めてしまう。
そして何かに追い立てるかのように
一心不乱にそうめんをすすってしまう(笑)

こうしてしばらくの間竹筒からは
ずずずとそうめんをすする音だけが休む事無く聞こえてくる。
第一陣が飽きてくると役割を交代する。
子供達は食べるのにすぐ飽きてしまう。
これもお決まりで自分達に流す役をやらせろと言い出す。

これが大人にはいい迷惑で(爆)
子供が流す以上スルーしてはいけないからだ。
仕方なく大人がみんなで一筋も逃すまいと
竹筒に箸を立て、つゆにくぐらせ、すする。
ひたすらにすする。

これが子供の人数分続くのだ…
おなかはそうめんでタプタプになる(爆)

後半はお決まりの水遊びだ
ニパちゃんも思い切り水遊びをする。
暑く湿度の高い中でこの水浴びは楽しいに違いない。

僕はと言えば大阪に戻る前にちょっと昼寝。

目が覚めて16時。
お気に入りの縁側に座って
少し涼しくなりかけた風を感じながら一服。
隣にちょこんと座るのは弟家の次男坊。
この子は妙になついてくれて可愛い(笑)

ポテチをつまみに
僕はコーヒーと次男坊はジュースで乾杯。
彼の中で僕は「宇宙から来たオジサン」になっている。
前日顔を合わせた時に「どこから来たの?」と聞かれて
思わず「宇宙から」と言ってしまった(苦笑)

なのでオジサンはもうすぐ宇宙へ帰るのだと話した。
野口さんによろしく言っておくとも…
何て悪いオジサンなんだ!

トランクに野菜やら米やら目一杯詰め込んで
総勢13名の家族に見送られて宇宙人は大阪に向かって出発したのでした。

そして宇宙人はまっすぐ宇宙には帰らず
高速を途中下車して友人と密会(笑)
焼き物作家のアートな方と居酒屋さんに入った。
二人とも車なのでウーロン茶で乾杯(笑)

芸術家の人と話をすると止まらない。
そのまま朝までしゃべっていたかったけれどそうも行かず
21時には再び車中の人となり高速へ
中央道→名神→名古屋高速→東名阪→名阪国道→西名阪
帰宅したのは0時でした。

とりあえず1泊2日の帰省第一弾は終了。
来週は家族を迎えに行く第二弾が待っている!

今朝、電話でチーちゃんが夜中泣いていたと聞いた。
ちょっと嬉しくて
ちょっと切なかった。