jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

いったいどこまで…

2006年06月19日 | サッカー
自らを追い込めばいいのだ。
奇跡のお膳立ては一流だ。

さて、ここで一度グループFの成績を見てみる。

1位 ブラジル 2勝0敗 勝ち点6 得点3 失点0 得失点差3
2位 オーストラリア 1勝1敗 勝ち点3 得点3 失点3 得失点差0
3位 クロアチア 1分1敗 勝ち点1 得点0 失点1 得失点差-1
4位 日本 1分1敗 勝ち点1 得点1 失点3 得失点差-2

まず、ブラジルの通過が確定。
日本はブラジルに勝利が必要だが問題は点差である。
オーストラリアとクロアチアが関わってくるのだが
オーストラリアが勝った場合はそのままオーストラリアが通過。
引き分けた場合オーストラリア勝ち点4、クロアチア勝ち点2となり
オーストラリアとの2位争いとなる。
クロアチアが勝った場合クロアチアが勝ち点4となる。

さて、グループリーグの順位の決定方法だが
優先順位は以下のようになる。
1.勝ち点
2.得失点差
3.総得点
4.当該チームの対戦成績

実はこの順位決定方法大会前に変更になっていて
それまでは勝ち点で並んだ場合は当該チームの対戦成績で決定するという
最近の流れに沿った形になっていたのだ…

そうなるとオーストラリアが引き分けると日本は敗退が決定していた事になる。
危ない危ない(笑)

では改めて日本の決勝トーナメント進出の条件は?
○日本がブラジルに1点差で勝利の場合
 クロアチア-オーストラリアが引き分け→×
 クロアチアの勝利→×
いづれにしろ2点差以上の勝利が必要となる。
○日本がブラジルに2-0で勝利の場合
 クロアチア-オーストラリアが0-0で引き分け→×
 クロアチアが1-0もしくは2-1で勝利の場合のみ→○
○日本がブラジルに3-1で勝利の場合
 クロアチア-オーストラリアが0-0で引き分けの場合のみ→○
 クロアチアが1-0、2-1、3-2の場合のみ→○

どの場合も厳しいには違いないが
同じ2点差以上の勝利でも2-0と3-1では可能性が大きく違う。
何度も何度も何度も何度も言っていることだが
1点でも多く取る事が何よりも大切なのである。
オーストラリア戦後に敗戦よりも失点よりも
得点を奪いに行かなかった事に落胆していたのはこういうことなのだ。

だからと言って可能性が無いわけではない。
どんなに僅かな可能性でも最後まで諦めないのが日本の特徴でもある。

ブラジル戦の目標は勝利ではない。
1点でも多く得点を挙げること。
がむしゃらにひたすらにゴールを狙う姿勢に
気まぐれなサッカーの女神は微笑みかけるに違いない。