家人が帰宅すると遺体を発見。家人は警察に通報する。
見つけたのは神崎美穂(瀬戸カトリーヌ)。
物音が聞こえて外に出て通報し警察が来るのを待つ間にその遺体が消える。
美穂の証言によると遺体は夫・神崎祐一(浜田学)の愛人・森円香だったと。
痕跡から遺体はスーツケースに入れられて運ばれたよう。
夫妻と円香はここで話し合いをする予定があった。鍵は神崎が円香に渡していた。
天樹(東山紀之)は部屋にあるオルゴールの下にハンカチが気になって鑑定に出す。
そして流血した量が致死量であることから、亡くなっていると考えられた。
美穂が疑われるが、アリバイが証明される。
ハンカチの鑑定結果が出て4年前の未解決事件で失踪した女性・山下栞(咲坂実杏)のDNAが検出される。
実はこの事件の状況と今回の事件と酷似していること、栞も美穂も資産家の娘という共通点があり、
4年前の事件と関係があると推測。
神崎の店で話を聞いていた時、美穂が見ていた凶器と同じメーカーの包丁があること、
その包丁があるべき本数より1つ足りないことも判明した。
その当時、栞と男性ともめていた所を目撃していた田宮映子(櫻井淳子)。
映子に確認したところ、多分この人だと思いますと証言。
遺体が遺棄されたと思われる場所が特定されたが、包丁は見つかるも遺体は見つからない。
神崎を問い詰めますが、自分は嵌められたんだ!と言うだけ。
その様子を見ている天樹のところへ野々村刑事(白洲迅)が焦った様子で入ってくる。
亡くなったはずの森円香の存在が確認できないと。
つまり偽名で神崎に接触していたのです。
そして4年前、栞が通っていた料理教室にも偽名・川本紀子で通っていた人物がいることが判明。
栞がいなくなった際、流血量が致死量でないことが引っかかっている天樹。
そして法医学教授の堂本(北大路欣也)から流血した血が一度に出たものではなく、
5回にわけて流れ出たことが判明したと聞かされます。
そしてあることに気づいた天樹。
天樹は映子の店に行き、事件の真相について話し始めます。
偽名の人物、森円香と川本紀子は同一人物であると考えた時、点と点が一本の線に。
映子は昔、看護師をしていた。しかし妊娠が原因で辞めた。
その出産で生まれた子が栞だった。でも彼女は子供を手放した。
その後、結婚したい相手が出来たが、もう二度と子供を産めないことがわかり、
結局、結婚がダメになった映子。
子どもが気になって探し出し、その後ずっと見守り続けていた。
栞がいなくなったと知った時、目撃したことを警察に言うも取り合ってもらえなかった為、
映子は再捜査させるためにも事件をでっち上げたのが真相でした。
しかし栞を殺したのは神崎ではなく通っていた料理教室の講師・中原(池津祥子)でした。
実はと神崎は結託していて、彼氏のいない資産家の娘に狙いを定め、
神崎と会わせ、カモにして金を引き出させるということをしていたのです。
栞にそのことを知られてしまい、殺されたのでした。
途中からこれは偽名の人物はきっと映子だな~とは思っていました。
関係性については気づけなかったけど( ̄▽ ̄;)
自分の血を採取してでも神崎をはめてやりたいという
実母の強い思いはすごく伝わってきました。
後気になったのは、森円香の名刺を袋にも入れず、持ち歩いていたwww
しかも素手で触ってる。たとえ亡くなられた人の物だとしても
証拠品は素手で扱ってはいけないでしょうに
ちょっとその辺が雑ですね。