男・千葉雄一(諫早幸作)が銃で眉間を打たれて殺される。
男は暴力団員だったため、組織犯罪対策課が出てきて伊達(中村トオル)と密談。
捜査資料にはロシア製トカレフで眉間と腹部を撃たれて死亡と書いてあり、
解剖内容と捜査内容は合うはずだ伊達が言ってくるので、
橘(渕上泰史)は解剖するも、きちんとした解剖がなされないまま終了する。
余計なことをされないように伊達は柚木(大森南朋)に別の解剖をあてがっていたが、
最短で終わったこと、更に遺体は早くも遺族のもとに返されたことも
助手についていた松沢(吉田ウーロン太)から聞き、
橘に詰め寄るも、橘は取り合わない。
高橋警部補(高杉真宙)が事件の一報を管理官和泉(松雪泰子)に伝えて
帳場がたてようとしたところへ、組織犯罪対策課の本郷がやってきて、
この事件は組織犯罪対策課でしきるから手を出すなと言ってくる。
高橋警部補(高杉真宙)が組織犯罪対策課の動きがおかしいと管理官和泉(松雪泰子)に言ってくる。
暴対法が施行されて銃による事件は器物損壊はあっても人を狙うこともない。
組織犯罪対策課の動きが早すぎること、素人が眉間を正確に打ち抜くことにも疑問があり違和感が。
犯人と目される男、伊沢の動きを知るため、高橋は伊沢と関係のあるチンピラのもとへ行く。
中原は橘の書いた解剖所見を入手し、柚木に見せた。
実は伊沢は撃たれており、事件当時、そのチンピラがやってきてなんとか伊沢を連れ出していた。
その男は目撃していたが、犯人の顔は見ていなかったが、伊沢から「黒田」という名前を聞いていた
高橋がチンピラを連れて隠れ場所に行くもすでに死亡していた。
隠ぺいを恐れた高橋は柚木に連絡しようとするも、
柚木は和泉を呼び出して、千葉が撃たれた現場に出ていた。
なので電話を取った中原(飯豊まりえ)が病院へ向かう。
しかし、組織犯罪対策課の本郷が解剖させたい高橋を止めに入ったため、
ドアの外に出た瞬間、中原がドアを閉め鍵をかける。
中原は柚木に連絡し、解剖の指示を求める。
法医研究所以外での解剖は違法になると中原を止めるも
「目の前の遺体の声を聴きたい」という中原の言葉を聞いて
「俺の指示通りに動け」と言って、解剖にならないようメスを使わず弾丸を摘出させる。
弾丸は捜査資料に書いてある銃とは違った。警察で使う銃だった。
勝手に解剖をしたことで中原は伊達より謹慎を言われる。
実家の店を手伝っている所へ柚木がやってきて、中原を連れて現場へ向かう。
そしてサインが必ずあると言って現場を調べ始める。
高橋は組織犯罪対策課に気になる人物がいると和泉に伝える。
その名前は黒田ではなく、黒川だった。黒川には黒い噂があった。
組織犯罪対策課は身内の引き起こした事件を隠蔽しようとしていたのだ。
和泉は下山課長に談判して、17時までという期限で黒川の事情聴取を行う。
黒川はのらりくらりと嘘をついて、真実を話さない。
現場では柚木が証拠となるであろう物証・血の付いたビリヤードの手球を見つける。
黒川がつけていた腕時計は受章した際に貰ったもので、シリアルナンバーがある。
そのナンバーで伊沢の手に傷をつけ、更に伊沢がその手で手球に触ったため手球に残っていたのだ。
ギリギリのところで物証が出たことで下山課長も動き、黒川は逮捕される。
酷いのは伊達。橘を自分の思う通りに動くようしたにもかかわらず、
彼一人に責任を押し付けて、橘を追い出したのですから。
伊達も何かしらの思いを抱えているようですが、
とはいえ、やっている事が事なので腹が立ちます。
最後に法医学研究所のホームページのご意見・ご提案欄に
病院で医療ミス、法医学研究所が警棒結果を捏造と書かれているシーンがあって、
伊達が誰がしたのか徹底的に調べろと指示していました。
これは追い出された橘か、それとも別の人なのか?
次回が楽しみです