Jun Sweets

主婦のレース編みと日々の出来事

サイン 第6話(ネタバレあり)

2019年08月23日 | 日々の出来事

中園(飯豊まりえ)は柚木(大森南朋)のことを考えていた。

そして、眠り続けている妹・優(黒崎レイナ)の病室へ行く。

女性が通り魔に殺される事件が起きる。

解剖に入った中園はご遺体に優と同じように首筋にサインが入っていることに気づき驚く。

つまりこれは優を襲った同じ人物による犯行なのだ。

和泉は(松雪泰子)中園から死亡時刻等を聞きながら中園の様子に気づき、気分でも悪いのかと尋ねる。

中園は自分の妹も3年前に事件に会い、同じように首元にサインが入っていたことを話す。

現場近くで金槌を持っていた男・落合(渋谷謙人)が連行されるが、持っていた金槌からは血液反応は出なかった。

中園は和泉に頼んで容疑者である落合に合わせてもらうよう頼む。

落合は話って何?と言いつつ、馴れ馴れしく、「景ちゃんと呼んでいい?」と中園に言う。

優の事件の話をする中園に対し落合は「知り合い?可哀想に」と言う。

そしてたまたま金槌を持っていただけで犯人じゃないと叫ぶ。

落合が「明京の女子高生」と口にしたことで、中園は和泉にあいつが犯人ですと言う。

中園は女子高生とは言ったが、学校名までは言っていないのだ。

しかし犯行時刻にネットカフェにいて落合のアリバイは成立していた。

中園は再度、遺体の死亡推定時刻の割り出しをした。が、どう計算しても変わらなかった。

その頃、柚木は自分が出した所見のせいで安本を死なせてしまったという自責の念にかられていた。

中園の様子を見かねた和泉が、柚木がいる釣り堀に来て、中園が困っているからと研究院に戻るよう促す。

柚木は事件のことを和泉に聞き、中園が「私の妹も人生を奪われたんです!」と叫んでいたのを思い出す。

中園は高橋(高杉真宙)が言っていた「死亡推定時刻が8時だったら犯行は可能なのに」という言葉を思い出し、

死体検案書の死亡推定時刻を夜10時から8時に変更しようしていた。そこへ柚木が現れる。

推定時刻は絶対ではないし、海外では推定時刻の算出方法が違う。

だから数字を変えるだけで・・・と中園が言うと、それはダメだと言う柚木。

なら柚木先生が死亡時刻も凶器についても調べてください、と頼む中園。

中園は妹をあんな目に合わせた犯人が許せない、妹や今回の被害者以外にも被害者がいるかもしれないと。

そこへ中園に事情聴取の打ち切りの知らせの電話がかかる。

テレビに島崎議員(小木茂光)が映る。その映像には最初の事件の謎の女性(森川葵)が写っていた。

謎の女性は島崎議員の娘・楓だったのだ。

伊達(中村トオル)はテレビを見ながら楓のことを議員秘書・佐々本(木下ほうか)に問う。

普段は何をしている、とか。しかし佐々本はその問いには答えなかった。

そこへ電話がかかり橘(渕上泰史)が柚木が戻ってきていることを伝えるが、伊達はほおっておけと言い切る。

打ち切りを知って中園と柚木は警察に行き、和泉に落合の経歴書を見せてほしいと伝える。

その時高橋に連れられ落合が出てくる。中園は激高するが落合は相手にしない。

和泉は高橋に落合を尾行するよう指示する。

高橋は落合を尾行するが、気づかれてしまう。

柚木と中園は全国のデーターベースから同じような事件がないか調べる。

すると1年前に同じような事件が見つかる。

そんな時、中園の父親から連絡が入る。維持装置で生かされている優は意識が戻る見込みはない。

費用もかかるし維持装置を外した方がと病院から提示され、外すことを考える父親に怒る中園。

事件の時、優は中園に電話をしていた。変な奴につけられてる。迎えに来てと。

しかし中園はこんな時間まで高校生がカラオケしていたからだ、一人で帰って来いと言ってしまった。

中園は自分が迎えに行っていれば・・・と責任を感じていた。

遺体の声を聴くことで、犯行を未然に防ぐこともできる。解剖医には犯罪抑止の効果もある、

優と同じような目に合う被害者を、そんな事件に巻き込まれる家族を増やしたくない。

その想いを聞いて柚木は「今回の事件はなんらかの計画に沿って犯行を起こしている可能性が高い。

次の犯行は未然に防げるはずだ」と中園に話す。

中園は落合が自分と同じ高校出身と知って母校に出向き、落合について調べる。

和泉は落合が働いていたゲーム会社に行って話を聞く。

落合はゲームシナリオを考えていたが、それを却下され研修期間で会社を辞めていた。

そのシナリオを見せてもらう。内容はターゲットが決まっていて殺人を行うとともに

難易度に応じて獲得ポイントが発生するというものだった。

ご遺体の首に書かれていたのはこの獲得ポイントだった。

落合は女子大の前でティッシュを配っていた。女性を品定めしながら。

そして1人の女性に狙いを定め、ついていく。それを尾行する高橋と和泉。

人気のない道で襲おうとした落合を格闘して高橋が押さえが、

その間に先回りして別場所にいた和泉が別の人物に襲われる。

ギリギリのところで高橋が来て和泉は助かるがその人物は逃げていく。

今回の件で共犯者がいることは明白、高橋が吐かせようとするが自分はいつも一人と言って落合は話さない。

そして落合は「あの子(中園)を呼んで」と言う。

柚木は何故犯人は側頭部を狙うのか考えていた。中園に高橋から電話がかかる。

中園が共犯者は誰と聞くも全く違う話をする落合。そのうち僕の質問に答えてくれたら話すと言いだす。

まるで中園を煽るように優の事件に関する質問を言う落合。

それに対し、母校で調べた落合のことを言い始める中園。

落合は高校入学後、特進クラスに入るも授業についていけず留年、

ハブられて修学旅行も行かず、結局、中退していた。

ゲーム会社に就職するも受け入れてもらえず、数か月で辞めて、仕事を転々としていた。

その事を言われ、激高し中園の胸ぐらをつかむ落合を待機していた高橋たちが押さえ込む。

和泉が目を覚ます。無茶をするなと柚木に言われ、笑う和泉。

少しして高橋と中園が見舞いに来る。

高橋は落合の同級生がゲーム会社にいたと話す。それは野田だ。

野田は落合と同じように留年しており、二人はいつも一緒にいた。

和泉はゲーム会社で野田を見かけていた。野田は右肩を痛めていて腕が上がらなかった。

犯人が側頭部殴打する理由はそれ以上腕が上がらないからだ。

その事に気づいた時、高橋の携帯が鳴る。

落合が別のゲーム会社に戻ってきて持ち込んでいたゲームシナリオには以前のシナリオの続きがあった。

その内容は誰にも祝ってもらえない誕生日を海浜シェルズパークで幸せそうな5組のカップルに復讐せよというもの。

共犯者・野田の誕生日は今日だった。

野田はピエロの格好で事件を起こそうとしていた。

柚木たちは海浜シェルズパークに急行する。

中園は妹の事件を自分のせいだと責めていたのですね。

電話したすぐ後に襲われていたので中園が迎えに行っても間に合わなかったはず。

彼女が責任を感じることはないのだけれど、そう思ってしまうのでしょう。

そして野田をなんとか押さえてほしいです。これ以上犠牲者が増えないように。