梅雨明けのお散歩

　こないだ凡愚さんに行ったとき　料理雑誌の編集の人が　ご挨拶されていました。

　いい記事になるといいのになと思います。

うん、きっとお客さんがたんと増えて　お店の人も喜ばれるよ

　あんまり混むと入りにくくなるかもしれないから

　今のうちに詰めて通わなくちゃね

　今日も大阪駅からスタートですが　バスの時間まで時間があるので　デパートの椅子を借りて

　時間まで本を読みます。

　

　

　バスに揺られ　凡愚でそばをいただいて　またバスに乗り　今度は路線を変えて　野田阪神行きにのり　終点まで。

　大阪市バスは乗り換えのウラワザがあって　バスを降りその時間から計算して　次に乗ってバスを降りるまで

　90分以内だと　次の乗車料金が0円で利用できるという情報を聞き　やってみました

　90分以内で　そばを食べバス停で時間待ちをしバスに乗り込んで目的地野田阪神まで　なんとかまにあったようで

　ＩＣＯＫＡでタッチすると　0円の表示が出たときは　「バス精算器よ　お前はカシコイなぁ」

　思わず独り言を言いました。

　世の中のインフラは密かに確実に進んでいるのです。

　大阪市バス　　お前は偉いぞ！

　さて野田阪神に着いたはいいのですが　どこがどっち向きやら分かりません

　とりあえず日陰を目指して　アーケードの或る商店街を探すと　長くて程ほどに人がいる

　アーケード街に突き当たり　そのまま進むと　ＪＲ線に突き当たりました。

　

　ここでとりあえず　線路沿いに日陰を歩けば　福島方面（つまり大阪駅）へいけるだろうと

　日陰を選びながら歩き出しました。

　

　もう梅雨明けらしく　湿気は感じません。日なたはとても熱いですが　風はさわやかで

　日陰なら過ごしやすいです。



　画像がいっぱいなので　暗転　舞台がえ　

　

梅雨明けのお散歩 2

　随分歩いたような　全然歩いてないような気分です

　途中のバス停のベンチを借りて一休み　行き先表示を眺めていると　・・・

　・・今歩いて来た方向が大阪駅行き　　　　？　　？・・　　？？

　！　・・・・・？！

　じゃあ今向かっているのは？？？



　どうやら　思ったのとは全く反対方向を歩いていたようです。

　・・・・ま、いいか。　目的はお散歩なのだし　犬も歩けば棒に当たる

　知らない景色に出会えばそれも良し　福島は次の機会にとっておこう。

　第一の画像は阪神電車の西九条駅まえのアーチです。

　ちなみに先ほどの野田阪神とは路線が違い、こちらは難波線（難波～神戸三宮）

　さっきの野田阪神駅は阪神本線（梅田～三宮）途中の尼崎までは同じ線です




　かなり日差しは強く　歩いている人を見ません。そうか人様は普通に暑いのか。。

　無理に水のペットボトルを買って　無理やりにでも水分補給をします。

　あとは電車に乗って移動するのがいいのですが　どうせ来たのだからと

　付近を歩きます。

　

　面白そうな場所を見つけました。

　トンネル自体はただの鉄道下の抜け小路ですが　かんばんが面白いです

　飲食店が並んだ小路を抜けてみると　狭くて深くて谷底のような風景にワクワクします

　

　ひんやりした風が吹き抜けていきます。

　今年の梅雨は　なんだか男前の男性型の梅雨でしたね。

　からっとした日陰は　なんだかつかの間の幸せを感じます。

　私には妄想癖はありませんが　見たり聞いたり　肌で感じたり　嗅ぎ取ったりして

　実際に歩いて感じ取れる時間がたまらなく好きです。

　

　もう影が長いです。

　

　

　

梅雨明けのお散歩3

　ＪＲ西九条駅から　大阪駅まで戻りました。

　乗り継ぐにしても　一旦降りたほうが　なぜか料金が随分安くなります。

　初乗り2度払いになる計算ですが　それでも尚この方が　安いのです。

　今日本当なら歩くはずだった　福島方面を　改札前アーチ橋から遠望します。

　改札前も涼しい風が吹き抜けて　夕方の暑さが全くありません。

　

　いい感じの二人・・・

　近頃はちゃんと立ってて　行儀の良い人が増えました

　すこし前はどこでも座り込んでしまう人たちを沢山見ましたが　あれはいなくなったのではなく

　彼らはもう学校を卒業して　仕事をしている世代なのです

　彼らは表舞台から一旦姿を消しましたが　彼らがメインの出没場所　休日の公園とか

　遊園地などで大量に見られます。

　とくにフリマ会場なんかでは　沢山同じような若者を見ます

　そこでは売る側だけではなく　買う側も座っています・・・

　お話が逸れてしまいました。

　休日がこんな風に過ぎてしまいましたが　私にとっては　満ち足りた時間です。

　ぎらぎらした日はありませんが、　どこにでも幸せの種は転がっているものなのかもしれません。

　ごくたまにすこし寂しく感じる日はありますけど。

　

ちばてつや原画展

於 タイガース百貨店 ５月からやってたのに ご紹介が遅くなりました。

ちば氏といえばあしたのジョーということで 特別枠が組まれ 素晴らしい原画（中には原稿も）が公開されています。

特に原稿は印刷の際の指示まで鉛筆で書きこま生々しい。

あしたのジョーは大人の鑑賞に耐える作品でダーティヒーローなんて 子供に理解不能な作品でした。

でも大人気で主人公のライバル力石徹が死んだ時は 葬式が出るくらいの話題をさらいました。

当時の他の作品を今読み返すと　子供っぽく大人が読むには無理がありますが　この作品だけは

今読んでもうそ臭さや　現実離れが感じられません。

この作品が少年マガジンという少年誌で発表されたことに　意味があるのだと思います。

私は数年前に　作品の舞台丈の住んだ町へ行ってみたことがあります。

でもそれらしいものは何もありませんでした。

ちばさんの作品の流れは　大きく分けて三つあり　ダーティヒーローもの　あしたのジョーや

のたり松太郎　そしてどこまでも明るく快活な学園もの　オレは鉄平　ハリスの旋風

そしてそのどちらでもないものです

ちば先生は　手塚治虫賞　ちばてつや賞と並び称されるされるくらいの　日本を代表する

大作家ですが　今も現役で書いていらっしゃるのは　ファンとしては嬉しい限りです。

中篇の名作「モサ」の原稿が見られたのも感激でした。


言い忘れましたが　阪神阪急のカード（会員カード　ポイントカード）があれば

無料で見られますよ。4

GRAND FRONT OSAKA 1

　行ってきました　開業から時間が経っているので　すこしは空いているかと期待して

　いましたが　メインのJR側に二階通路からは　ロープが張られそれなりの混雑が

　見られました

　

　それでも人の途切れた瞬間があったので　歩きやすそうですが　通路いり口やエスカレーター前では　混雑しています

　建物はJR側から入って　南館　北館　プラス吹き抜けのトラス構造の屋根つき建物と

　奥は一般客が入れないマンション等（ビジネス塔？或いはホテル？）からなり

　うまく人の流れを奥へ奥へ上へ上へと誘導しています

　

　2階から中層階は　主にショッピングゾーンでエスカレーターがうまく　先へ先へと作られており

　入場者はいつの間にか　北館のレストランゾーンまで導かれてしまうという作りになっている（ような気が・・・）

　よく観察すると　二重構造三重構造になっていて　ところによってビルとビルが

　縦割りになっていたり横割りになっていたりと複雑ですし　そのビルをトラス構造で

　回楼のように繋いであったりと　開放的でとても贅沢な作りです。

　更にビルは　独立した一番北側にもあって（ここは入れない）全部で4本あります

　レストランは北館地下　北館6F　南館の7・8・9F　カフェは主に其々のビルの1Fと

　あとは個別の階に　あったりします

　

北館にはビルの中にこんなものまで！

ビルにはテーマがあって　お客さんに知って学んで　使ってもらう　或いは考えてもらう

　ビル側は　アンテナショップだったり　ショールームだったり　新しい生活の提案をしたりと

　今までとは違う形のショッピングゾーンです

　なんだか万博と国際見本市とイベント会場とカルチャーセンターが　一緒くたになってできた　「街」みたいな感じがしました。　　　


　画像が入りきらないので続きます


　　

　

GRAND FRONT OSAKA 2

外から見た南館　右側はルクアと伊勢丹を繋ぐ　大屋根が見えています

　あそこも連結していますが　足元ががふわふわして　揺れに敏感な

　（怖い）私としては苦手です（安全性には全然問題はないんだそうですが）

　その点　グランフロントは　ビルとビルの連結が何箇所もあり　面ではなく立体でつないであるので

　揺れが少なく（だと思う）どっしりしていて　実際揺れを感じず安心なのです

　素人があれこれ考えていうのは　おこがましく　間違っているのかもしれませんが

　感覚をなにより信じている私としては（怖がりなので）揺れていないこういうビルとか

　最近建て替えた阪急さんとか　昔からの阪神さんとかのビルがどっしりしていて好きなのです（感覚ですのでごめんなさい）

　ここは特に　緑を優先して配置してあって　ビル外側や　ちょっとしたテラスや屋上

　また外庭などに　植物が多く　又ベンチもたくさんあって　安らぎを覚えます

　まだまだ一日では見て周れませんでしたが　撮れた写真から雰囲気だけでもお伝えします
　

　中層階にある遊歩道&庭園　　外側の庇にはさりげなくソーラーパネルが配置してありました
　

一階広場の（なぜか）モアイ像　大阪の人って自由の女神とかこういうのを飾るのが好きですね

　

　例の大学出のマグロのお店　　どんなに広いかと思えば　カウンターの小さなお店です

　連日お昼は　開店から行列で人であふれかえっていました　

　ここと野菜工場（ビル内にある野菜栽培工場の自家製野菜）のレストランは　行列が出来ています

　フロア内のほかのお店は余裕があって　空き席も目立ちますが

　他のお店も大阪ではおなじみがないお店が大半で　或いは大阪でもあまり他所には出ない有名店など

　興味の湧く店が沢山です。

　そしてどこもすごく美味しそうです　

　3へ続く

GRAND FRONT OSAKA 3

　レストランは北館のほうが　店と通路の仕切りがなく　開放感があり

　ゆったりしていて　私はこちらのほうが落ち着きます

　もちろんコンセプトでそういう風につくってあるのです

　南館は店が一軒一軒個別になっていて　狭いけど壁でしきってあって

　こちらが安心できる人はこっちがいいようです

　写真は写しやすい南館のレストランが中心になってしまいます

　

　

　

　まだ続く

GRAND FRONT OSAKA 4

　

　
　上ばかりみないで　下にもいいところがあります
　
　ビル下は　外へ椅子をだして青空カフェが何軒かありますが　ここは水の或る

　中庭に面していて　とても雰囲気がありました

　

　1Fカフェ
　

　広場地下食品売り場　レストラン　デリカテッセン　甘味　カフェなど　

地階

　他にロボットがいるところや　いろんなところがあるそうですが　一日ではとてもまわれません

　最後にすこし気になった話をひとつ

　沢山企業がテナントで入ったそうですが　その中には長年　御堂筋の表どおりでやってきた
　商社や有名企業も含まれています

　大阪は昔から　キタ　ミナミだけではなく　その中間　或いは東側や西側など　広域にわたって
　日本を代表するような会社があります。

　そんな会社が何社もキタに集結する傾向にあり　他の地域が寂れていかないか　心配する声もあるそうです

　実際　キタ地区でも南側の大阪駅前ビルで頑張っていたテナントを閉めて

　こちらへ移って来たお店もあって　ちょっと寒い話です

　すごくいい施設が出来て嬉しい半面　ショッピングビルの過当競争を見せられて

　財布の紐は緩むのか　それとも絞まるのか　パイの大きさはこれ以上大きくなるのならいいけれど

　おなじならちょっと心配です

　大阪であの万博が成功したのは　大阪人のお祭り好き　イベント好き　新しいもの好きがあったからです

　なによりあれが成功したのは　「期間限定」だったから・・・　




　

上町台地ぶらぶら

　大阪府庁に用事ができ　隣の府警にも聞くことがあって　一度に用事を済ませ

　この日は　開いた時間に　隣のNHｋ放送センター横の　大阪歴史博物館を訪問しました

　博物館の模様は先に紹介したとおりですが　特別展だけでなく常設展も面白いので

　ぜひ行かれることをお勧めします。

　ちなみに今の展示はこの通りですが

　次回はこれです。出来るだけチケットショップで探して　ぜひ行きたいです！

　


　お昼をずいぶん過ぎてお腹が減りました

　府庁に戻って　職員食堂にお邪魔して　きつねうどんをいただきます

　いまどき大学の学食より安い値段（立ち食いそばよりも安い）で　おかしな味付けもなく

　なかなか良心的な運営をしているんだなと　感心しました。

　職員さんの案内も分かりやすく　知事さんの気合が伝わってくるような　いい雰囲気が伝わってきます。

　府庁の建物の内装も　荘厳でそれでいて懐かしく　いい建物でした。

　ただ　今　これを庁舎として使うのは　使う側から見たら　とても使いにくいだろうし
　耐震問題からも　庁舎として使うのは色々問題がありそうです

　でも建物は何かの形で　残してもらえれば嬉しいのですが。

　地盤の固さからみても　防災的に一級の良い土地なので　建て替えは痛し痒しです

　NHK　警察本部　府庁と一そろいここにあるのは　府民にとって心強いことです

　帰りは天気がよいので大阪城を歩こうか　上町台地を歩こうか迷いましたが

　道なりにすすんで北へ下る（大阪城を中心に緩やかに下っています）

　ルートに自然となりました

　日差しがきついので　ビル陰を選んで歩きます

　

　歩いていくと　天満橋に出ました

　


　この辺り天神祭りの船渡ぎょでにぎわうところです

　緑と運河と橋と公園　中洲・・・　すごく景色のよいところで　私は大好きな場所のひとつです

　京阪デパートで休憩してから　運河を渡ります

　続く

　　

上町台地ぶらぶら2

　反対からもいい景色が見えますね

　水面を渡る風が冷たくて　火照った顔が気持ちいいです

　すこし陽に焼けたかな

　この界隈はかつてはもっと賑やかでした

　もっと西側の筋を通ると　大阪の相場師の仕事場　北浜　すこし戻れば

　江戸時代の適塾（西のほう）あと　運河の水運を背景に　蔵屋敷があったりして

　江戸　明治　大正　昭和と　ビジネス街であり　お役所街でありました

　だからこそここの氏神天満宮が力を持ったのです

　

　もう少し北へ行くと　同心町　与力町という地名に当たります

　江戸に南町北町奉行があったように　大阪には東町　西町奉行所がありました

　大阪東町与力・・・といえば大塩平八朗の乱で有名ですが　当時の与力といえば

　相当な位の役職でエライ人だったのです （乱当時は引退されていますが）

　歴史では乱となっていますが　貧しい人を救うため立ち上がった　数少ない庶民の味方
　（大阪人の好きなところの）の正義の味方なのです

　大塩さんの遺跡あとも　近く（西のほう）にありますよ（このへんは歴史の宝庫です）


　あれ？大阪の帝国ホテルって　こんなところにあったんだ？

　すこし行くと　今度は大阪の造幣局の裏に出ました

　どうやら行きたい道をだいぶ逸れて東へ来てしまったようです

　軌道修正しなくっちゃ！

　慌てて大阪環状線をたどって　西へ西へ・・・

　

　近頃は昔と違って　不法投棄がへりましたが　やはり大阪ですマナーの悪さでは

　日本一かも？

　

　高速道路と電車のガードに囲まれたここはどこ？

　桜ノ宮駅ならまだまだ歩かなければなりません

　桜ノ宮じゃなく天満駅ですように・・・・


　続く
　

上町台地ぶらぶら3

　ああ　よかった天満駅でした

　本来なら天満橋から　天神橋筋へでて　ギャラリービルを覗いて

　天満天神をお参りし　日本一長いといわれる商店街　天神橋筋商店街をあるいて

　天満駅まで行くところだったのです

　途中のミスドでカレーパンを買うはずだったのに・・

　足の具合が悪くなったせいか　ゆっくりのんびり歩くのが　習い性になりました

　おかげで休憩時間がながくなり大変なんですが　気持ちまでのんびりしてしまって

　道を間違うことが増えました

　

　でも　道は迷う為にあるのです

　迷わないといつもと違う道は通れません　発見もありません

　こんなものも夕方みるから素敵です　昼間見ても何でもない景色です

　

　帰りは大阪駅までいき　また寄り道してしまいました

　


　帰りは食事せず帰りました

　さすがに疲れましたもの

　・・・・もう続かないです

　

また来た堺 2

　日差しが強くなってきて　なるべく細い裏通りの　日陰を選んで歩きます

　まるで猫になったように　道の端をしのび足で歩きながら　ゆっくり見回します

　ガイドを見ながら　山口家屋敷（庄屋屋敷）　鉄砲鍛冶屋敷跡　清学院（寺子屋）

　と周り街角ガイドさんのお話を聞きます

　

　清学院内の井戸

　おや　　？おたぬきさま

　

おやおや

　

　堺の人は郷土に誇りを持ち　大阪に影響されない独立の気質と

　自信にあふれマネを嫌い　ちょっと他の大阪府の衛星都市とは違う良い意味の

　気位の高さを感じました

　なにより古いものを財産として大事にし　それを維持していく本物の意志を感じます

　同じ大阪府でこれだけ違う都市があるのに驚かされました。

　ちょっとわが町を振り返ってみて　どうだろうかと　考えさせられました

　これこそが上から押し付けられたものではない自分達の地方自治に

　繋がるのだろうと思います


　

　帰りも電車　　もうすぐ300ｍの高さのビルが建つ谷底の町を　チンチン電車が走りすぎます

　
　

また来た堺

　チンチン電車の揺れが心地よく　ゆりかごみたいです

　

　2度目の堺もゲコ亭から　朝ごはんを抜いて来たのでお腹が減りました

　お店は9時開店なので　早く来ても大丈夫　勿論時間がずれているので

　ラッシュにぶつからず　お店は適当に空いていました

　やっぱり美味しい　お店のしっかりしたものを提供している　　という仕事に対する

　　誇りを感じて　身が引き締まりました

　時間が早すぎて　近くの和菓子やがまだ開いていません

　次ぎ来たときに寄ることにして　（開店までに時間があります）裏道をぶらぶら歩きます

　

　あのシャッターどおりの商店街ですが　この八百屋さんだけは活気があります

　一人の売り子さんの声がよく通り　辺りいったいに響き渡ります「やすいやすいよ～」

　商店街の端から端まで　通りを越えてその先まで　よく声が通ります

　不思議なことにやかましいこともなく　不快でもなく　よく通る声が響きます

　お客さんはハメルンの笛に操られるように　お店に入っていきます

　とにかく人の出入りが多いです

　

　裏通り？の花　見事に垂れ下がり町のアクセントになっていました

　

　裏道の守り神　シーサーか狛犬か

　

　
　本願寺堺別院　　とにかくこのあたり　お寺が多く集まっています

　ここは環濠都市だったそうで　それは見事です。特にここは　落ち着きがあって

　優しげで静かで雰囲気がよかったので　縁先に座って休ませてもらいました。
　

幽霊 妖怪画大全集

　於　大阪歴史博物館
　府庁に行くついでがあって　近くのここも見てきました

　貴重な絵や掛け軸が沢山展示されてて　面白かったです

　例によってマナーの悪い観覧者がいて　閉口しましたが

　比較的すいていたので（これも大阪らしい）すいすいまわれました

　美術展で喋る人は　どこも多くはないのですが　大阪はひそひそ話しどころか

　大声で解説？（それに間違ってるし）するので余計迷惑です。

　こんな人は　ただ券で来てる人が多いように思います

　うるさいのは　大体中年女性の二人連れか　老人の団体です

　若年層はマナーがずっといいです

　最近の学校教育の成果だと思います。


　今日は浮世絵より　円山応挙の幽霊図を楽しみにきました

　伊藤若冲の妖怪画なんかもあって　興味深かったです

　チケットに使われているのは　おなじみの国芳の歌舞伎絵ですね

　今日の音声ガイドは　くだけすぎた調子で　あまり印象のいいものではありません

　絵の説明より　素人のコントに終始していて　こんなの必要があるのだろうかと

　疑問を持ちました。

　お金を払ってまでガイドを借りる人は　もっと専門的な説明が欲しい人です。

　なのに肝心の説明が足りないように感じました。


　ただし絵には一つ一つ丁寧な説明が書いてあって　この努力は素晴らしいと思います。

　展示の絵は百鬼夜行絵巻や　つくもがみ　幽霊画　骸骨の絵など　貴重なものが多く

　充分楽しめるいい展覧会です。


　こういうエンターティメント調の展示の仕方をするなら　もっとくだけた場所でやったほうが

　（デパート付属のギャラリーとか）人も集まるしふさわしいのにと思いました。　

　

路面電車に乗って 2

路面電車に乗って後編です

裏側にはこんな素敵な商店街がありました

例によってシャッターどおりのようですが　日差しを避けるには充分

だけどどこで始まってどこで終わるのか　ちょっとへんです

普通なら　始まりかおわりに駅か何かがあるはずなのに　何もありません

町の成り立ちが特殊なので　私には理解できませんでした　



どうやらこの神社（関口神社）が　町の中心のようです

お寺のように大寺さんと愛称でよばれているここは　もと神宮寺（神仏両方ある神社）だったみたいです

でもアーケード街は　並ぶように横向けに出来ていて　やっぱり謎です

神社はスサノオがお祭してあって　ヤマト系なのかな？



堺伝統産業会館に寄り　施設で和菓子をいただきました。

歩くのにはすこし飽いてきたので　ちょうど良くて　いい休憩になりました

しばらくして　また歩き出します


ここにも短い商店街がありました

まるでひっそりとした隠れ家みたいな路地を抜けます

夕方の冷たい風が通り抜けます

踏み切りをまたいで商店街があり　駅は離れています


町の成り立ちが分かりません

でも絵になる場所が次々隠れていてとても素敵です

シルエットは　二人ともおばあちゃんで　店番がてらのんびりお話しておられました



踏み切りのむこう

帰りは夕方になったので早めの夕食

にします