ローライフレックスTは フレックスとコードの中間位置にあるカメラ
といわれますが それはカメラ操作系はクランク巻上げ ファインダー交換
シャッター前面押しボタンなどフレックスのものと 同等のものが使われていて
レンズはいちランク下の4枚だまのテッサーだからなのです
しかし初期の頃のフレックスは テッサーが使われていました
テッサーといえば長い間ローライフレックスの看板だったのです
フレックスTも最初こそツアイスのテッサーでしたが
後期はシュナイダーのレンズに代わられてしまいます
だからテッサーつきのTは 貴重なのだと思います
この機種は最高機種フレックスFと同じように ファインダーとスクリーンが交換可能です
フレックスより軽いしセミオートマットだし 使い心地はなかなかのものです
人気もかなりあって値段はコードより上で 新しい機種らしく きれいなものが多いです
コーティングしたテッサーですから 戦前のものよりずっと写りはいいのです
フードやフィルターは ローライコードと同じサイズですから 実用には有利です