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のんびり茶屋

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創作に命を懸けていた頃を思い出したのでメモ

2025-01-28 00:02:38 | エッセイ・コラム

走り書きで恐縮ですが残しておきたいので。以下。

二十歳の頃に文字通り命を懸けて創っていたゲームがあって、
その時の自分に足りないもの見えてないもの全部込みで
持てる全てを込めた自負がある。
制作中に正社員だった会社辞める位には。

完成した作品はありがたい事に企業様から全国発売してもらえ、
巻き込んだスタッフの皆様に申し訳は立ったと思っているのだけど、
正直作品自体の評価は皆無だった。まさに無風。

他人の反応に振り回されて浮き沈みするのはしんどいし嫌なので
(昨今のSNSの"いいね"とフォロワーの数を気にしすぎ問題と同質)、
他者評価より自分が求めるものを目指せたかを気する様に務めるのだけど、
伝わらなかった事に対しては実力不足だと反省しています。

で、現代。
『君と宇宙を歩くために』
(マンガ大賞2024大賞受賞、
このマンガがすごい!2025オトコ編1位受賞)
の15話。
https://comic-days.com/episode/2550689798880144415

もうやりたかった事まんまが来てて、
凄い! 凄い! と壊れたおもちゃの様に喜んでいる。
これ読んだ後で当時の私の作品プレイしたら
ちょっとは伝わるんだろうか? と下心が湧いてくる程。

--------

以下、完全に自分の事は棚に上げた話として。

そんなこんなで当時を色々思い出すと、
こういう事を伝えないと、と思わざるを得ない環境が
あったのもまた事実。

最近その頃をリアルに思い出さざるを得ない内容のWeb記事に
連続して遭遇して生々しく暗い気持ちになっていたところの
『君と宇宙を歩くために』15話だったのでかなり救われました。

(以下直接リンクはせずぼかして要点だけ)
・美容師LINE既読つかない
・大手総合電機メーカー退職からワクチン陰謀論者に
・個性派IT企業黎明期の著名エンジニア逝去

これら記事は私には全部リアルだった。

当時そんな私の知人たちは
自分の前にやってきた
あらゆる「チャンス」も「気づき」も「きっかけ」も
"いつもの自分のペース" で踏み潰していっていたように見えてつらかった。
そしてそれら踏み潰したものの中には福祉や医療も含まれていたと思う。
なのでまずはフィクションの中で解決への前進を表現したい。
そのフィクションが現実の行動の道しるべになるかもしれないという思いで。
それが驕りであったとしても、何もしない訳にはいかない。
そんなことをずっと考えて創作していたのを思い出した。

ニューエストモデルというロックバンドの曲、
こたつ内紛争、IN THE HOLIDAY MOOD、杓子定規、秋の夜長、乳母車と棺桶、車といふ名の密室、知識を得て心を開き自転車に乗れ! ……、
そんな事を考えながら聴いていたのを思い出す。

ぶっちゃけ今現在のそいつらが順風で元気でいてくれたら嬉しいのだけど……。

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