★JUNO音楽教室 公式blog★

JUNO MUSIC SCHOOLからのお知らせなど♪レッスンや、講師達の演奏活動もお知らせしています♪

できない事のジレンマ

2012-09-12 17:28:47 | レッスン日記

こんにちは!少し暑さも和らいできたかな?けど、身体は絶賛夏バテ中なバイオリン講師丹羽麻希子です

さてさて。
久々の更新は、「できない事のジレンマ」な話し。

これって、プロになった私でもいまだに感じるんですが、できれば楽してできるようになりたい!!
けど、そんなわけにはいかんのですよね。当たり前なんですが。

レッスンの中では、初見で演奏(始めた見た譜面を歌ったり弾いたりすること)を
してもらう事があるのですが、
当然のことながら、レベルが上がれば上がるほど、その初見が難しくなっていくのは当然のこと。

今日のお話は、5歳の女の子のお話。
初めてこのブログみる方なんかは、「え!?5歳でこんな話しするの?」って思うかもなんですが。

この5歳の女の子、とても優秀で毎度宿題もそつなくこなしてくる女の子なんです。
先生としてはとてもありがたい話ですし、バイオリンが好きていてくれてるんだなぁって思うんです。

が、しかし。丹羽先生。そこは、なぜか目が光るんですよね。

優秀にこなしてくる子ほど、何かがある。そう思っている、丹羽先生は優秀じゃなかった子なのですが(笑)

なぜ、この5歳の女の子、毎度優秀に宿題をこなしてくるのか。
実は、出来ない姿を見られたくないプライドからなんです。

このプライドって、すごく必要な事なのですが、残念な事に毎度毎度入念に前準備ができるとは限らない。
逆に言えば、準備ができていなければ、臨機応変に対応できないという事なんです。

5歳の彼女に「では初見で先生と一緒でいいので、この曲を歌ってみましょう」となると
自分が、スムーズにできない事に号泣してしまいました。
(あーあ、丹羽先生また女の子を泣かす)

案外、女の涙に強い丹羽先生は、「やらないんだったら帰っていいよー(にっこり)」てな具合なので
泣いてどうにかしようというふうにはさせません(鬼)

けど、無理やりも歌わせません。

「やるならやる、やらないなら帰る」ただ、その2択を提案するだけです。

厳しいなぁ…自分でこの文章かいてて、厳しいなぁって思いました

けどね、優秀である事もとても大事だと思うんです。
けど、人前で出来ない事にトライして赤っ恥かかなきゃいけない瞬間もあるんだよってのと、
出来ない事のジレンマに打ち勝つ心を持って欲しいという丹羽先生からの願いです。

けど、できなくて号泣してくれたことは実はうれしい事でもあったんです。
彼女は常に優秀で、自分の感情の起伏がほとんどなかったから。

親御さんじゃない大人に、大いにふてくされた態度もとって欲しいし、大いに駄々こねて欲しいと
丹羽先生は思ってるんです。

次のレッスンは、必ず悔しさをバネにやってきてくれるって、信じてるから先生もいつも一生懸命鬼になるんですよ

早く先生の背中を越して、楽にしてくださーい\(*´o‘*)/

というわけで、バイオリン講師 丹羽麻希子 でした

--------------------------------------------

■JUNO MUSIC SCHOOL■

【ホームページ】
http://www.junomusic.net/

【お問い合わせ】
http://www.junomusic.net/toiawase/index.html

【Twitter ID】
JUNOMUSIC_MT

【本部へのアクセス】
大阪市東住吉区南田辺
最寄駅:◎地下鉄御堂筋線「西田辺」◎JR阪和線「南田辺」

【本部営業時間】
平日:AM10:00~PM6:00

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿