JUN SOUNDSYSTEMが影響を受けた私的名盤をうすーく語る。
主に若かりし頃に沢山聴いた音楽を紹介していきます。
第6弾は、過剰の美学、美しさと破壊のコントラスト!!!Muse/origin of symmetry
またケーブルテレビの音楽チャンネルの話になりますがミューズの特集を組んでいたんです。
プロモを数本流す形式という、個人的には一番嬉しい構成だったのですが、見ていてぶっ飛びっ放しでした。
映像は、すこしグロテスクやファンタジックな作りが中心で、前々から興味があった自分としては、さながら
買うかスルーかどちらかの瀬戸際なジャッジメントを考えながら、画面と睨めっこしてました。
結局、なんの迷いもな く買う事にしたのですが(笑) なにしろ美しいですね。曲が。
曲作りの中心人物フロントマンのマシュ-はクラシックが大好きらしいのですが、下地はあっても、見事に
ロックンロールしてます。デビュー当初はボーカルの声や歌唱法(高音で歌う部分かな)が似てるという理由からか
レディオヘッド・ フォロワー扱いだったようですが、今ではそんな話はどこへやら、独自のスタンスを築き上げたと
いって異論はないでしょう。そもそも、こんな事を今さら蒸し返すのも、おかしな話ですね。すいません。
とにかく全曲充実の出来で、美しさにウットリしたかと思うと、素晴らしい造形の建築物を核で一瞬に
木端微塵にするような破壊に驚かされ、日本盤の帯に書かれていた「過剰の美学」って言葉にも思わず頷いてしまいます。
このアルバムのリリース前に、マシュ-がヨーロッパ各国をギター 一本持って渡り歩いたという逸話が代表されるように、
ヨーロッパ音楽の取り入れ方も、アルバムに多彩さとボーダレスな美しさを兼ね備える良いテイストを加えていると思います。
私自身、あまりに、気に入り過ぎて大学時代、サークルの後輩の女の子(当時モンゴル800とかドラゴンアッシュが好きだった)に、
聞いてみ!と、貸してみたところ「すいません。あんまり分かりませんでした」と言われるという苦い経験をしたほどでした 。
とにかく良い作品は人に薦めたくなる。それがこのブログを書いている原動力な訳ですし、このアルバムも、
薦めたくなる衝動に駆られるほど素晴らしいってことです。とりあえず、聞いてみてください!!
※筆者は音楽活動をしています。以下のYou Tubeより視聴、チャンネル登録して頂けると嬉しいです!!※
Muse - Plug In Baby (Official Video)
Muse - Feeling Good (Video)
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