塾講リーマン

現役エンジニアサラリーマン兼塾講師が塾、学校、受験について語る。

塾講師から見た学校の授業

2016-04-14 10:52:57 | 学校
塾講師の観点から学校の授業内容について思うことを書いてみます。(公立中学)

主要科目は習熟別にクラス分けをしています。数学を例にすると。
上のクラスの授業内容は教科書 + プチα。下のクラスは基礎計算のみ。ここで思うのは、下位のクラスで頑張って上のクラスに入っても応用力が無いのでほとんどついていけません。
上のクラスも教科書レベルで公立高校入試で7割得点の内容です。習熟別に分けている意味を感じません。せいぜい3クラスに分けて行うのがいいと思います。税金の許す限り笑
教科書についてもカラフルで昔は標準問題だったものが発展のコラムになっていたりします。
学力低下とかいいますが、教科書自体のレベルが下がっていると感じます。






勉強できるできないについて

2016-04-07 23:45:33 | 
今日は勉強ができない生徒について塾講師観点で思うことを書いてみます。(中高校生)

長年塾講師をやっていると、勉強ができる生徒と、できない生徒の共通因数が見えてきます。
後者の多くに見られる特徴は、無趣味、競争心がない、他力本願、ノートが板書コピー、などです。
なぜ高校や大学に進学するのと聞くと、"皆が行くから"、"親が行けと"、"就職できないから"などと答えます。これらの回答は、夢や希望を感じない回答であり、将来が不安に感じます。
本人が成長して行く中で夢や希望を持てばいいのですが。。。。













通知表の格差

2016-04-05 12:11:16 | 
本日は通知表の格差について(公立中学の場合)
私が担当してる生徒達は複数の異なる学区域から通っております。
毎期思うのが、同じ偏差値(模試)&授業態度である生徒の評価が学校によって4や2などの差が出ています 。
考査問題の難易度差が一つの原因と思いました。
実際問題を見てみると、A中学偏差値45,B中学偏差値55位の考査問題でした。
同じ公立高校希望している場合
A中学の生徒の多くは内申点が十分ですんなり調査書を書いてくれて受験可能となります。一方B中学の生徒の多くは内申が足りない等々言われ志望校を却下されます。不公平を感じますね。
昔みたいに相対評価ならばこのような事象はなく公平でした。
B中学の生徒はいい方に捉えて高得点をとる勉強を身につければいいのですが笑。
公立中学でも入学前に情報収集が必要だなと感じます。


再び始動

2016-04-04 12:49:07 | 
数年前にauのブログが閉鎖になり、
ブログの移行もせずに、サボってました笑。ここで再び書こうと思いました。受験生、受験生を持つ親御さんに少しでも参考になれば幸いです。