綴り箱

今、そして思い出綴り…

仕事…登録販売者  

2015年08月23日 | 日記
少し前になりますが、研修に行ってきました



登録販売者…県単位で資格試験を実施
      今までは、薬学の専門課程を修了した者や、
      薬剤師又は登録販売者の管理及び指導の下に1ヶ月80時間を12ヶ月以上、
      実務に従事した者のみが受験資格を得ることが出来ましたが、
      今年度から受験資格が無くなったものの、
      合格してから従事者になるまでの実務時間が設けられました

      この実務時間、既に従事者として県に許可を得ている私達も、
      実務時間に制約ができました
      既に従事許可が出ている者は、管理者、管理代行者として
      『薬事業務実務表』1ヶ月単位の表をつけます
      管理代行者の私は、管理者に確認印をもらいます
      1ヶ月80時間を5年間で24ヶ月実務につかないと、
      管理代行者から外れるということのようです

      資格試験を合格しても、従事者になるまでが中々の問題です
     
      以前、薬学が4年から6年になった時、薬剤師不足が深刻でした
      今年は、昨年受験資格が無いため試験を受けられなかったことも考慮され、
      処置がとられます
      既に実務12ヶ月の実務がある者の処置は、
      合格後もう12ヶ月の実務を積んで県へ従事許可を申請となるようです

そして、今回の研修会
1年…4月~3月の期間で、登録販売者は12時間の研修を受けなくてはなりません
12時間のうちの6時間は、集合研修が必須
もう6時間は、eラーニング6時間か、集合研修を受けることで修了
このeラーニングも、毎月掲載される『毎月の必須確認情報』を6時間以上閲覧し
確認テスト年4回 4月、7月、10月、1月を満点で合格(満点とるまで何回でもチャレンジ)
12時間の研修をクリアーにしないと、保健所の立ち入りで違法となるという仕組みです

ドラッグストアー、コンビニ‥等
薬を販売するにあたって、登録販売者という資格は、重要な資格です
ただ、ご来店するお客様に知名度って、まだまだ低いなって思います


今回の研修
生理学の基礎『免疫系①、②』
一般用医薬品の基礎『湿疹・アレルギー性の皮膚トラブル』
『薬事関連情報・安全対策』

免疫とは何か
細菌とウイルスから血清療法
アレルギーの発見
抗体

久しぶりに、マクロファージや白血球、リンパ球、ヘルパーT細胞をテキストで確認

アレルギーに関しては、奥が深い
アトピー性皮膚炎も取り上げられました

また、今が旬?
あせものお話
白あせも(水晶様汗疹)と赤あせも(紅色汗疹)の講義もありました
あせもというと、ベビーパウダー使ってませんか?

あせも
エクリン汗腺が汚れやアカなどでふさがれ、汗が皮膚の表面に十分に排出されず
皮膚の下にたまってできるもの
白…皮膚の表面に出来る白っぽい小さなブツブツ
赤…一般的な赤い小さなツブツブツ
   皮膚の深いところで汗が溜まり炎症を起こした状態
   かゆみのほかに、チクチク、ヒリヒリとした感じもある症状

あせものより
あせもをかき壊して細菌感染し、赤いしこりになる
膿んで痛みを生じる
熱が出たり、リンパ腺が腫れたりする

詰まってるところに、ベビーパウダーはNG
健康な肌にベビーパウダーはOK

あせもの相談で、ベビーパウダーの話が出ると、意外とビックリされます

そして、実際の接客例の動画で、問診のポイントや、提案等

そして、昨年11月25日施行された法律

薬事法→医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
略称『医薬品医療機器等法』

等がたくさん(汗)
これによって、医療機器もなんだ~っとビックリでした

今回でこの研修3年目
登録販売者も、試験も難化し、研修も高度になって来ています
そして、どんどん改訂されてく『医薬品医療機器等法』

医薬も日進月歩、うらしま花子さんは、通用しないなって思います

そんなこんなですが、ここ最近両親のこともあって気になり始めているものが…



認知症のことです

色々なパターンがあるにしても、家族の介護のこともあり
もっと知識が欲しいなって思ってる矢先にみつけました

書店でテキストもあるようなので、ちょっと覗いてみようかな…

秋の夜長ももうすぐ
受験するかしないかは別として、ちゃんと理解したいなって思いです


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