最近の世論調査でアメリカ人が持つ好感度国はと聞いたら、幸いに日本が米の成人が持つ好感度でカナダと同率で首位となった。調査会社で有名なギャラップ社が18歳以上の米国人1016人を対象に行った、サンプル数が少ないのとどの都市で行われたかは不明だが、83%が好感を持つと回答した。設問は21ヵ国と地域での集計の結果。
小さな島国だが、国としての知名度が高い事を示している訳で、一応評価しても良いだろうと考える、敵国は何処との設問では約4割強が中国と答えた、回答者にどの党に所属しているかも聞いている、 興味深いのは米国民の5%が米国だと答えている点だ、この様なアンケートで2%位は米国と答える例が有るらしいが、5%は高いとの答えだ。
これを日本でのアンケートなら、おそらく1%以下での数字だろう、現在の親がどの国から移住して来たかの数字が明確でないので、何とも言えないのが正直な意見となる。例えばカリフォルニア州では車は日本製が圧倒的に多い、燃費効率が良いのと。故障率が低いのが答えの上位となる、日本製で悪いと答える品は無いと思われるのが現状だ。
反して嫌いな国に中国がトップとなっている、中国人の古い時代は違法移住が多いが昨今はお金を持ち込む、とか大学の留学先が米国で学位を取りそのまま米国の会社に就職する例が多くなっている、これらが強力なライバル意識で嫌いだと答える人は多いだろう、しかしクリスマスプレゼントを買いたいので多いのが中国製だ、彼らは一応米国人の好みそうなのを造って、それらを大型点で売っている、数は半端でないくらいに多い、今は雑な品でなく品質は上がっている。 こうした侵入度の多さで嫌いとなるケースは多いと思われる、彼らは14億人の人口を養う必要が有るから、消費大国米国には持ち込みたい意識は強い、これらをメキシコで造らせたら品質が落ちるので、米国の企業家は今や品質も向上させた中国製に頼らざるを得ないのだ。これら玩具類は戦後から日本製が中心で有ったが、安かろう悪かろうの中国が入り込んだから、値段の点で中国が取り込んで、日本は敗退した分野で有る。
ロシアは嫌いな国2位で有る、彼らには資源以外に売る物はない状態だが、ウクライナへの侵攻と、政治的に強権政治で、恐怖感を与えてしまう、今後に於いて中国とロシアがタッグチームで米国への脅しや資源外交を仕掛けて行くのは違いない、これにインドを加えるかもしれない、こうなると米国と言えども勝てないから、経済や政治の面でインドだけは向こう側には引き込まれたくないだろうと思う政治家は多数だ、これには同盟国の日本は地政学的には有効なエンジンとなる、日本の人口が2億人に近いなら強力だが、少子化の代表的な国だから頼りない、韓国も同じで人口が少ないし、少子化は世界一位で子供が増えない国だ、何より北との統合なんか無理な話だ。
これらに加えて台湾問題が有る、これらが連合して中国とロシアに対抗しなくてはならない、現在中国は多額な不動産の負債を抱えている、経済も元気がない、このまま3年で良いから落ちて行けば、再度立ち上がるには年数が掛かるので、この間に日本を中心に軍事力を再構築しなくてはならないが、戦後に於いて軍事産業は育って来なかった、高度な産業は有ったが、特に売れると思った中国が、自国優先主義で外国企業は、優秀な技術と知恵を貸してくれと言う戦略を取ったから、それに従った、戦犯国は日本とドイツだ、この2カ国から盗ませたから、中国は力を付けた、海外に売ったお金が膨大に有ったから、彼らの為の産業育成は資金と期間が有り過ぎた、これに対してこの2ヵ国は中国の発展に大いに助けになった、今更何を言っても遅いが、政治的にも敗北した様だ、欧州にはNATOが有るのとEUでの経済力を造り上げる事だ、これにはドイツが中心にならないといけない、メルケル政権長期にしたからドイツの技術力を落とした、長期の失敗政治のツケだから国が責任を取れと言いたい。
南米はしばらく、混迷が続くが、この間に中国が入り込むだろう、その為には本土中国を苦しめる必要が有る、南米に中国人がどれだけ入り込んでいるかを知る必要は有る、長期戦で行くから、動向を無視には出来ない、そのフォローはアメリカが行うしかない、その南米での協力国はブラジル以外にはない、アメリカの友好関係構築には日本も協力は必要だ、幸いブラジルには日系人は多い国だが、国民性の立て直しが出来るかだ、危険な国泥棒や犯罪が多い国にしてはならないが、これの正負に掛かっている、30年は掛かるがこれを根気よく行うには、日本の知恵が活かせると思うが。
こうして今後の世界のバランスは重要課題だ、これが出来ないでイザコザの毎日なら地球は破綻せざるを得ないのだ。