我々が知らない間に、着々と技術情報を集めているのが現状と見ている、生産する物の中身を知らせないと基本許可はしない中国だ、欲しいマーケットとのせめぎ合いだ、この点で日本は弱腰だから、脅されると少しは開放していたのが過去で、現在はアメリカの圧力も有るから塞いでいるだろうが、真実はどうだろう、アメリカにしたって、国内事業所に中国系が働いて居ないとは言えない、多くの中国人は変わらず働いて居る筈だ、人手が足りないのはアメリカも同じで、特に高学歴な中国人は、少なくなっているが、現実は居て彼らが払う授業料は欲しいのだ、高い授業料を払える国の一つだから受け入れる、日本人も払えるだろうが、実数は確実に減っている、厳しい授業に付いて行けない学生は多く、今や米国留学を希望する数は減っている。悲しいかな今や日本人は内向きになった。
中国人は学生だけでなく就職希望者も多いので先端企業で働く数は多い、完全には中国人の穴は埋められていない、技術情報の扱いは厳しいが、中国からの圧力には屈するのだ、それが当り前と知りつつ学生から研究者まで、中国人のアメリカへの浸透は広く深い、そうで無ければ中国が独自に技術立国にはなれないし、特許数は多い。アメリカルートだけでなく、様々なルートから人材と情報は入っている、コアな部分が入手出来なくても、そこは盗むことには長けて居るから、知恵を絞るだろう。 日本人は少なくなっただろうが、高額な条件で移った人は多い、半導体分野で1980年代は日本が市場の半分以上を抑えていた、その後バブルで急速に萎んだが、中国が受け皿で多くが中国に渡った、それが最近まで続いていた。韓国から中国へシフトした人も居るし、国内にも事業所を持つのでそこで働く日本人は居る。
こうして日本人だけでなく世界中から人材を集めるのが中国で有る、破格な待遇には誰も魅力と考える、この点で日本も「人材」重視へと舵を切ったが、時遅しだ。 普通の半導体では、中国は世界3位とか言われている、極秘扱いのコアな技術の完全な移植は出来ていなくても、数年前程度の技術なら中国に有る、世界一にはなれていないが、確実にそれを目指している。 素人目でも技術分野は侵食するし、原料が豊富だから、それを武器に技術に追い付くのだ。 以前は日本が抑えていた半導体の露光装置は今やオランダ企業がトップだ、既に工場等を中国内に持ち中国人を1700人も雇っている、正直こんなにも雇用しているのかと、これでは技術の中心に誰かが入り込む、数年で世界のトップに昇りつめるだろうと想像する。
日本の家屋の屋根に乗っかっている太陽光モジュールは、今や8割以上が中国製だ、15年前なら日本製で有ったが、品質は低くても価格が安いから浸透するのだ。こうして日本でボケーとしていると、中国企業や中国人が日本へ向かうのだ、50年後には日本に中国人が700万人位は住むだろう、見た目で判断できないが、隣に中国人が居る時代になる。それで良いのかと問いたい。 その他韓国人、ベトナム人、インドネシア人、インド人等10人に一人は東南アジア人や外人となる。
人以外にも食料や外国製が氾濫する日本となる、すると日本製が世界で品質が良いとは言えなくなる、当たり前の商品が海外へと流れる、日本の存在感何て無くなる社会だ、普通の国になり、借金だけが残る社会だ、これでは相手にされないので今から国の借金は減らしていかなくてはならない。日本の急務だ。