フランスのマクロンは辛うじて勝利したが野党は根強い人気が有る、ドイツは野党陣営とか与党とかに余り関心が無く各州はバラバラで有る、昨年末政権に付いたばかりのショルツ首相は今回西部の州議会選挙で大きく支持を下げた。
5月上旬の北部での選挙でも大敗している、天然ガスの40%をロシアから入れているがこれを将来的にゼロにする言っている、原子力は廃止すると言ったのを再検討するとは言ってない、再生可能エヌルギーと言っても北部での風力発電には力を入れているが時間は掛かる、太陽光は気候が悪いから無理、石炭もかなり前に使わないと宣言している、エネルギーでは工業国なだけに資源の有無で大きく経済に影響する、この点でドイツは失敗国の一つだ。
英国はEUを離脱して新しい経済に向かう予定だが、この国も政治的には不安定でバラバラ状態、北部のスコットランドとイングランド、ウエールズが連合している国だが勝手な意見を言う国で、まとまりは無い。
北海で石油が摂れたが過去の話、風が強いので風力には期待出来るが、自然相手では年間にバランスが保てない。
電気料金、ガスの値上がりで経済は混乱している、欧州は小さな国で構成されているから中身に統一感は無い、小さな国でもいう事は主張するから、よりまとまらない国の集まりだ。それを民主国家と言えても力はそもそもない。
豪州では日・米・インドとの外交や安全保障での同盟をQuad(クアッド)として、米・英とではAUKUS(オーカス)と言う同盟も有る、一見有利そうなモリソン保守連合は労働党が僅差で先行している、選挙で21日投票が有る。
人口的には小国だが資源は有る、どちらが政権とっても影響が左右される訳ではないから、日本は安心して付き合える国だ。
資源を持つ国だから、それに対する開発には協力すれば良い。
23日にはバイデンが来日する、そこで米主導の経済圏構想の発表を日本で行う、TPPから比べると検討時間は遥かに少ないが、反対が出来ない日本は米国に追随するだけと情けない、中国との対抗意識の強化だが既に一帯一路構想で長年各国にコンタクトしている、余りにも露骨で、中国有利を忍ばせている交渉だが、美味しいエサに引っ掛かる国が多い、バレたら恥だと思う国と騙し合いに慣れている国では根性が違う、安々と引っ掛かつた日本は大いに反省しなければならないが、来年から日本で始まる「経済安全保障推進法」の幾つかには中国製商品の利用が堂々と入ってる、日本製でなければならない規定は入ってないから文言を今の段階では入れられないが、最終的には使わないと仕組みの完成が共わない、プロジェクトのリーダーに日本の商社がなるケースが有る、これが最終的に中国製を取り込むのは分かっているが、言う事を利かせる力だけは彼らに有る、これが万事OKとは言えないが、これに逆らう会社もない、これが日本の情けない部分で一向に改善はされない。
米国追随は危険だ、バイデンはこの秋の中間選挙で有利な展開が期待出来そうにない、これにはトランプ現象に期待する共和党のおバカ振りが影響しているからで、政治がショー化してしまった国がアメリカで、これも情けない。
風力発電事業を三菱商事が全てをさらった、最終的な価格で決まったらしいが、ではその商品は何処の国だとは書いてない、言えない事が分っているが、悔しいかな天下の商事に逆らう企業が出てこない。
ロシアとは駄目で、中国なら良いとは言えないが、日本の今は、中国製を暗黙の了解で使っている、かっては日本有利な時代を忘れて、一途に中国や製品に頼る傾向が強くなる国が日本とは、大変情けないと思わなくてはならない。