小池(都知事)は緊急事態宣言を都の判断で発令できるが単独では行わないで政府が発表する事と埼玉知事の二人で官邸に押し掛ける予定で有ったが役者不足と思ったのか神奈川と千葉の知事を仲間にして、どうにか宣言を発令することが出来た、実はこんな程度では都民は騙されないでくれ、都には病院経営本部が有り、そこには大きな病院だけでも5つも有り、この中で4つは呼吸器内科や循環器も有る総合病院として十分な施設とスタッフを抱えている、入院施設も完備されている。
では、そこにコロナの重症患者受け入れ病床がどれだけ有るだろうか中程度も含む患者の受け入れ実態が掴めない、ニュースでこれらの病院に患者が運ばれたとは聞いていない、小池には都の大病院だから彼女に指揮権は有る、が彼女が積極的に都の病院をコロナの拠点病院にするとは聞いてない、昨日広尾病院をコロナ専用とするとチラッとニュースで聞いたがスルーしたから詳しくは分からない。
広尾以外には駒込病院、墨東病院、大塚病院は大きな病院でコロナ対応は十分可能だ、病院がひっ迫していると騒いでいるが民間医科系大学病院に頼らないで都の病院を活用せよと都議会も政府も言わないのが不思議で、何かの決め事でもしているだろうかと単純に都民として疑問符だ。
これでは知事とは名ばかりで都内で感染したら都の病院で受け入れると言えば良い、騒ぐ前にやるべき事をして、それでも不十分なら他の医療機関にお願いする、のが本筋だ。知事として落第だ。
尾身(政府の感染症分科会の会長)は厚生省の天下り先の独立行政法人「地域医療機能推進機構」と言う偉そうな名前の大きな病院5つを管理している理事長で有る。が実態はコロナ対応に使用されているとは思えない。
一番多くの病床数を持つのが以前の名前は厚生年金病院?で大きな病院だったがそこの敷地はヨドバシカメラに売却して新宿メディカルセンターと名前を変えて運営している、520床も有るが、たった35床しかコロナ専用に使ってないが、一応患者は受け入れて治療している。
2番目に大きいのが名前だけ変えているが住所は同じ、ここはコロナ重点医療機関に指定はされてないが患者は受け入れている、ベッド数は418床も有るが、等厚労省管轄で総病床数は1532も有るのにコロナ専用病床数はたった84床、入院患者数は57人と極めて少ない。
この数字の少なさが問題で有る、最低でも50%アップにはすべきだ。
日本は担当すべき責任者が騒いでいる割には彼らが管理している病院でのコロナ対応はお粗末としか言えない。
こんな連中が都知事だったり団体の理事長をしている、民間では赤字は出せないがこの両人の病院は税金で賄っているから赤でも許せるが責任を実行しないで他の私立大学病院に頼る姿勢は受け入れられない。
実体と言うか現場の管理が全くなってない、感染症パンディミックが5年とか10年に一度は有るだろうと想定して、郊外に隔離された感染症病棟は直ぐにでも建てるべきだ、民間のホテルではコスト高になるし郊外にないから近隣住民との合意が必要となる。
実は筆者は小学生の頃に赤痢になって、郊外の隔離病院に入院させられた、半世紀前だからその頃は衛生状態が悪いので赤痢で多くの患者が発生していた、今は衛生面で管理されているから赤痢で隔離などしないが、これら多くの感染症は時代と共に変化するし、人の移動が国外と関係しているケースも多いので、感染症対応病院は都会の郊外に必要だ。
連日改善の見込みがないで感染者の増減ばかりが独り歩きしている、今回の緊急事態宣言が最後のつもりで公務員には取り組めと言いたい、国民にお願いは許さない。