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熊本で台湾のTSMCが出荷前らしいが、日本の受託産業は?

鳴り物入りで進出して来た、半導体の受託生産する台湾のTSMCが出荷の最終工程らしい、工場内には多くの工程で必要な装置は配置され、出荷待ちと言われている、その出荷先は日本企業の大手メーカとなるが、その後は外国企業を含めて発注先は多様で有ろう、これらに関する一連の作業はサプライチェーンとして地元企業が関わるが、その受託企業は予定した数には達していない、日本企業が安易に考えていたのか、TSMCの要求が高過ぎたかは知らない、いずれにしても、このマッチングの完成度が高くないとサプライチェーンとは言えない。九州は20年以上前からシリコンアイランドを目指すと言っていたが、日本の不景気と安く労働を提供する中国の利用拡大が起こった。その為に思惑外れだったで有ろう?かそもそも一大産業を興す能力に劣っていたかもしれない、県か産業育成コーデネータも居ないだろう。

掛け声倒れ状態だから、想定以下の産業しか進出しなかったで有ろう、育っていない現場に先端商品を任せられない。各種装置メーカーは商品の完成度に達してないと出荷は出来ない。彼らはメーカーとしてのプライドで仕事しているだろうが、その下の2次下請け会社はレベル以下でも仕事は出来るだろうが、そのレベルにTSMCが満足していなければ発注は無理だ。

何処に何が問題で有って予定よりも少ないかはしらない、最終的な地元経済には10兆円以上の規模と見込まれているから、大きな産業集積となる、それが今の常態なら期待外れだ、TSMCが台湾でスタートした時は、街工場の様な小さな工場で有ったと聞く、これが今や世界のトップメーカーから委託されている会社だ、経験豊富で有るから安易な進出ではない、予定の中身は知らないが、日本でも上位規模の会社から受託は請けいている、その程度では工場が動かないのかは知らないが、出荷間際の工場にしては寂しい限りだと言うのが、個人的な意見だ、今後は世界中の大手企業からの発注は有るだろうが、現在は物足りない状況ではと感じるだけだ。

旧東芝メモリーは現在はキオクシアホールディングと言うが、18日に東証プライム市場にIPOする、その過程は紆余曲折で有った様子だが、NAND型フラッシュメモリーの生産をする、以前からの継続で二つの工場が有るが、この分野は既に韓国にサムソン電子とSKハイニックスと言う、市場の1位と2位が存在している、世界の3番目の会社となるが、規模的には小さいで有ろう、この分野で3位と言っても1位と2位が大きな存在だ、今IPOしても新規株を買う、個人投資家がどれだけの規模になるだろうか、に注目だ。
半導体産業は浮き沈みが有るので、、熊本工場が拡大路線に乗るかどうかは未知数だが、期待はしたい。

今後は北海道で先端半導体が立ち上がる、ラピダスだがその技術にTSMCがチャレンジする、実績のTSMCかIBMから引き継ぐラピダスかは、線幅を極限に出来る技術の勝負だ、投資額が兆円になるから、日本側はコケる訳には行かないのが正直な感想だ。大金を掛けるギャンブルだから勝たねばならない、来年以降はエレクトロニクス産業界が元気で有って欲しい。

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