当初から言われていた人工知能・AIをどこの時点で取り組むか、の議論は過去に有った話題として、たった半年も経っていないが、もの凄い勢いで成長しているIT技術で間違いない様子です。
世界で日本程、この技術にネガティブな意見が少なく、政府が積極的に行動していた、これに懐疑的な意見も有ったが、もはや早く取り組んだ方にメリット有りの方向です。よって業務内容にも依るが大抵は社内にAI技術者なんか居ない事を前提に取り組む以外に手段はない、外部講師を派遣して社内教育を、出来れば新人、中堅、常務クラスの役員を含めた3段階で行う、そこまで人が居なくても、とにかく入口だけでも聞かせた方がプラスになると思っている、今までの考え方を、意識に変化を持たせる事を主眼に取り組んで欲しい。既にコールセンターで半分規模に削減した企業は有る、文書系が多い組織は改善の余地が有る、総務系は全て候補、営業補助の仕事も改善候補となる、こうなると業務の半分はAIに置き換える事は可能となる。
それ程の関心事が社内に起こっている、専門家でない社員では時間が掛かるが、そうでないスタッフなら2ヵ月は掛かる、但し数十人から数百人の専門職が必要だから、IT企業でない限りそんな数は持てない。大手IT企業のマイクロソフト、グーグル、メタ、アマゾン等では数千人が働いているので、号令を出せば数か月で出来る分野は有る、彼らはクラウドサービスを行い、大掛かりなサーバー施設を持っている、そこに大規模な言語モデルが出来上がっているし、パラメータ数を増やしているので現在ならGPT-4で3550億も有ると言われている、日本メーカーは少なく数十億程度と比較にならない低さです。
この数が多い程、言葉を知っている事ですから有利となる、例えばグーグルの中身は英語だから、我々は一度日本語化を経由して理解する事になるから100%の中身を活用してない事が言える、全ての外国製には言える事です。
GPT-4からは有料となるから、会員契約みたいなのが必要となる、業務で使うならこれは必要な事です。この技術は3月15日にアナウンスしたので、中身詳細については公開されていません。余りにも進化しているので制限させていると言われている、取扱に慎重な様子です。
インターネットに簡単にアクセス出来ている、普通にはこれで十分ですが、生成AIは1兆を超えるパラメータ数を持つと言われている、Transformerと言うソフトで作られている、文章の特長を分析して、次の言葉や文章を予知するのです。GPT-3レベルでも膨大な文書データを学習している、その数は4兆単語に相当している、こうなると全ての文字を読み込んでいるので、チャットなんかは得意です、普通の人間では勝てません。
そんな高度なソフトが無料で使えるのです。これを使わない手はない、社内決定者なら、良い悪いは後にして、社員から選抜する、優秀な高学歴社員でなく柔軟な思考が出来る社員が望ましい。