アメリカでは共和党(トランプ党)が予想通でトランプが圧勝した、ヘイリーとの争いだったが、1勝しただけだから、選挙戦から離脱表明した、広告等で大変お金が掛かる選挙戦するから資金が尽きるので有って、TV広告などしないで、余りにもお祭り騒ぎがするから資金ショートするのだ、選挙戦を長期で行うからで、日本みたいな小国でなら10日も有れば良いと思うが、日本はカルフォルニア州に入る程だから州や国の大きさを議論しても始まらない、今回はトランプ党と共和党での争いだから勝負にならない、バイデンとの競争でもトランプが少々勝っていると言われているが、この両人でのお年寄り対決には関心はない、米国人も考えが相当劣化している、こんな老人を大統領にして何のメリットが有るのか、この方が遥かに検討か再考が必要だ。しかし現在進行形の今は、何もできないだろう。
現役有力政治家も共和党内では4年間をイカレタトランプに振り回される事が分かっているから、役職を辞退して引退したり4年間を研究機関に腰かけて、評論とかアドバイザーでもして充電をするのだ、一つの会社とか組織で居る事を選択しない国民だから、仕事には在り付けるのが米国で、日本には政策決定の研究機関(これをシンクタンクと言う)が少なく政治家を止めたら(だだの人状態)だからシンクタンクで学び直すとかが出来ないのだ、これが不幸と言えば不幸で、政治改革で問題にはなるが、そもそも深く考えていないから、職は少ないし利用するにも専門家でない、使いにくいのだ、地元に張り付くか東京で口銭稼ぎする位しかない現状が有る、と良い事ではなく、日本の閉塞感だ。
此の点で、日本の損失だと思って居る、高い歳費を支払い、議員に成ったら余りにも楽に十分なお金が入る事に成れてしまうのだ、普段から勉強してないから、落選したら使えない、これがマイナス要素で損失だ、普段から勉強しないのが日本人の特長的な損失だから充電して再起する事など期待できない。非常に困った現象で救いようがないのだ。自覚が足りないし、国会の発言の大部分は役人が書いた原稿を読んでいるだけで自身の記憶から発信してない、演説会は参考にならないから適当に言葉を並べているだけだ。
国会が開いている時間は年間では少ない、使える時間は多いから勉強する成り、議員会館の部屋を以前から比べて倍以上に造り変えたから大きな会議室も有る、そこに国家公務員を呼んだり、学識経験者を呼んだりして勉強する、議員スタッフが調整すれば出来るのだ、このスタッフ数は日米とではかなり違う実態が有る、日本が少ない、議員立法がない国だから勉強する必要が無いのだ。これは不味いと思うが。
国の成り立ちの基本が政治だから、今の様な日本の政治の欠陥を正すことは必要だ。 アメリカの政治が参考になるとは思わない、今回もトランプが起こした国会への乱入事件を不問にしたのは、今世紀最大のスキャンダルと個人的に思って居る、こんな事が繰り返し行われる国に成る、トランプは基本他の政治家や党との意見調整は嫌いな性分だから、これから単独行動と言うか、共和党が実質的にはトランプ党になるから、期待は出来ない、良識的な党運営は不可能な政治体制が出来上がるのだ。これは諸外国との意見調整も無い事と同類と思う、今後の4年間は恐怖政治が始まるのだ、トランプ党を産ませたイカレタ国民が増殖はして欲しくないので、11月5日にはトランプ党を勝たせる訳にはいかない、この日に良識派が勝つことを期待する。