この数週間は「政治とお金」で大騒動になっているが、その渦中の政治家は、これで政治生命が終わったとは思って居ない、これが日本で政治が自立しない根本原因だ。 長年土建屋政治がはびこっている日本は必ず「政治が金まみれ」となるが、こんなのは数年で忘れ去るのだ、大変困った現象で有るが、日本人の忘れ安い性格が原因だろう、そして何よりTVや新聞が、一定の関係を保持したいが為に、徹底的に追及はしない、政治とマスコミも問題が多いと見ている。 よってこんな国は一流国として信用はされない、お金に頼りたい時は日本に頼めが、世界での認識で有る。 多くの国が債務で混乱するがIMFとかの国際機関に頼む前に日本に打診する国さえ有る、それ程に甘い国として定着している、一応貸しているが、その金額は膨大だ、日本は赤字国債をしてまで、海外には甘い対応が常識なのだ、これを止めろと言う政治家も居ない、ようするに嘗められている、もし日本が貸した金を返せと交渉になれば、外交にヒビが入るのを嫌がるのだ、国情が軍政権とかに変わると、先ず貸した金は返らないので放棄する、この金額を一般人が知ろうと思っても、複雑だから分からない、野党連中からこれを炙り出した記憶はない。野党の役目を負わない野党なのだ。
与党と野党が一蓮托生の関係だからで、政治は表向き反対路線だが、裏では繋がっている世界なのだ。
今回の裏金、キックバックとする一連の行為は、政治に付きもののスタイルと思って居る政治家連中なのだ、だから一応困ったと思わせるが、数年内で表舞台に出て来るのだ、個人での国民は一票を投じるか、投じないかだけしか選択の余地はない、やはり影響の大きいマスコミが継続的に追及する以外にない。 しかし、これには政治力が必要だから、大抵は追及したふりだけで、止めるのだ、社会に対して面子だけなのだ、厳密に言えばマスコミは何処かの政党色が付くのだが、これが無いような形を取るから、国民は分からない、海外の政治は変容しているから、以前からの政党が力を失い、新たに表れた複数の政治団体が連立を組むと言うスタイルなのだ、G7の国でもドイツ、イタリアはそうなっているし、フランスも僅差で有る、英国は離脱しているから、G6だがこの国もかじ取りが難しい国だ、米国は10年前後に政権が変わるが2大政党だ、カナダと日本は似たような国だ、と思えば良い。
そして基本的に世襲議員は無いか少ない、日本は世襲は当然と言う感じだ、3世代まで有る、これは困った現象で、ある面日本だからこんな事が起こると思って良い、嫌みで言うが、本来これでは不味いのだ。 戦いの中で信頼や信用が得られる人物が担う仕事なのだ、与党の特権でなく野党までこんな事をする国は、民主国家では起こらないのが普通だ、普通でない日本は受け入れる国で、国民の権利として選んで欲しい。