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米国政府も巻き込んだ、人工知能開発が本格的に進むのか。

ハリス副大統領が中心に主要4社の代表をホワイトハウスに呼んで、バイデン政権としての考えを述べた。これは政府が取り組む事だが、彼らを呼んで実務的な事柄を直接要請した。                      研究開発の為の資金援助を1億4000万ドル(200億円近い)と大金を投じると、その為にAIの研究機関を7つも立ち上げると述べた、これは本気度が違う事を国内外に示した。

集められた会社は、オープンAI社、マイクロソフト、アルファベッド(グーグルの親会社)そして最近の会社だがアンソロビック(オープンAI社から独立した連中で、グーグルが資金提供)、この数年に立ち上げられたAIベンチャー企業で、企業価値として30社有るがアンソロビック社はオープンAIに次ぐ企業価値が有る、2021年に設立された。 30社も有るが、その殆どは米国国籍の会社で、その他では英国やイスラエルの会社が入っている、日本企業はない。1億ドル以上の新興企業で、企業価値10億ドル以上だ、30社の内に6社が入っている。

ベンチャー企業と言っても成長出来る会社は限られる、40年前にシリコンバレーで立ち上がった会社を多く見たし、プロポーザル案件は資料レベルでも多く読んだ。当時日本企業は富士通やNECは有ったが、その他の小さな会社はいなかった、スタンフォード大学に留学していた役所から派遣されたエリートや企業からビジネススクールに来ていた30歳前後は何人か居た程度、今ほどに騒がしくなく、当時から高級住宅地で有ったがゆっくり時間が流れていた、多くの街や田舎を見たが、キャンパスの反対側で広がる緑の多いパロアルトの街の高級感は素晴らしく1級品で有った、アメリカでも人気が有った街だとして忘れられない。

当時から有ったゼロックス社のパロアルト研究所が、任務を終えてSRIインターナショナルに売却された、このSRIはスタンフォード大学と関係が有る、有名な研究機関だ。                         今や学ぶにも住むのにも高額な環境になってしまったが、既に余命が限られているから行動は取れないが、人生の最後にこの街で過ごせたらと思う位に、環境は良い、好きな街だ。                       スティーブ ジョブスが住んでいた家は残っているし、多くのベンチャーがこの小さな木に囲まれた街で暮らしている、スタンフォードの教授連中もこの地で暮らしているから教育環境は良い。

ベンチャーキャピタルの事務所は多い、スタンフォードの裏側の小高い丘に点在していた事務所にはアポなしで訪れる事が出来たノンビリ感が有った。お金が集まる場所になるのは当然だが、勢いが有るので杜撰な経営も行われていただろう、それが今年に入り金融危機を起こしている。                           集まるベンチャー企業には桁違いの大金を投資するが、大抵は10億円前後だから、日本発ベンチャーの5倍から10倍くらいが初期投資される、日本発ベンチャーは計画に創造性が欠けていたり、どこかの物まね程度が多いから、魅力には映らないで有ろう、これらが今後の課題だが、大学の研究室で発見された技術が早く立ち上がればと思って居る、日本もこの10年位で教育環境に変化が見られる、それと金融が旨くマッチング出来たら数社程度なら日本発で世界から資金を引き寄せる会社が生まれる。


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