高齢者だから朝が早い、今日も5時半には起き上がった。朝食を食べる事が最初の行事だが、直ぐには食べないで1時間後に食べる習慣になっている、それまでは整理が出来てない、積まれた資料に手が届く、それらをパラパラと見て考えを再考する、記憶力障害者には成りたくないので、頭を回転させる、そんな事を90分以内で行っているのが早朝の日課だ。ネット上で取り上げている注目記事もざっと見る、同じような記事が幾つも有るので、目障りだが媒体が発した記事がベースだから、仕方ないと思いながら読まないでパスする、ネット上は2/3はゴミ情報だから全てに付き合えない。
ネット情報から、今回これは参考になると思える一つを取り上げる、1人の大学生の子供時代からの回顧を記事にしているが、通常のコースからの真逆なのがユニークだ、彼は現在は東大生だが、幼少の頃から中学までは北海道で過したが、親の仕事で関東に移転する、しかし進学校だがしっくりいかないので、転向を考える普通転向は田舎から都会となるが、彼は逆で都会から田舎を選んだ、津和野と言う島根県の小京都的な田舎だ、島根そのものが人口が世田谷区より少ないから、田舎そのものだ、選んだ津和野が彼になじんだのだ、市としての取り組みが先進的というかユニークで有った、勉強だけを取り組んだのではない、田舎だから校舎を出ればフイールド活動にはもってこいの環境だ、海はないので野山だけだ、その中で竹林は豊富に有る、竹は寒い北海道にはないので、暖かい所には豊富に有るらしい、と言うか根を張るしタケノコから竹に成るスピードは速いから、タケノコ収穫できる数週間程度が有難い植物で、この間以外は邪魔者扱いだ。 彼は部活というか趣味的に竹に関心を持った、そして大学生が休学してインターン的に田舎に住んでくれている山村留学とか、塾なんかないから、都会から来た大学生が感受性の高い高校生に刺激を与えた、市の住民も彼ら高校生には協力的だったので親身になって協力した様だ、生きた地域コミュニティーが出来上がっているのだ、田舎だが都会や世界と関係性を学べたのが良かった。今や大学も競争の時代だから、成績が良いだけの生徒は余り必要では無いのだ。こんな環境変化が有り、それを実学として取り入れている教育委員会が有るから良い。田舎留学とか山村留学的な物は全国的に多いが現実は何に取り組んでいるかだ、それが差として表れる。
東京には退職者が多いから、そんな高齢者相手の講座が設けられている、知るだけで4つは有るが表題が違うだけで、中身はほぼ同じだ、以前は1回受講でも300円で受けられたが、集まりが悪いのか講座が増えてのかは知らないが、半年分を一括で支払うようになった、全講座のなかで興味が有りそうなのは3つ位だから、一括では受講できないのでパンフだけは棄てないでいるが、受講する気には成れない。
実は筆者は若い頃英国と米国に住んで居た事が有り、地元の成人教育には受講経験が有る、その内容が多岐に渡っていたから熱心な受講者で有った。帰国後は日本で企業相手の社員教育の会社を持っていたから、この種には見る角度が違うので、高齢者相手の国内講座はほとんどアウトだ、先ず興味が湧かないのだ、よって図書館に通い自分で情報発信しているのだ、この方が自分で時間調整できるし、発信はブログだから記事をアップして置けば、自由な時間で見る事が出来るので有効な手段だと思っている。狭い空間に資料が貯まるのが気になるが、数年前以上の資料は整理の対象とする。 これで住む空間にゆとりが出る、そうでないとゴミと住んで居る状態と差がない、これでは高齢者として後に困る人が出るので、自分が生きている内に棄てるとしなければならない。