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電気自動車(AV)に関する6年前位と比較してみる。

以前にも触れたがEV車の話題は少しだが20年位前から有った、その後の開発等の記事やマーケット動向には注視はしているし、個人ベースでも記事や資料は集めている。古い話をしても興味ないから、ここでは触れない。
毎年何らかの特集記事は有るので当然個人の情報として収集はしている、今回6年前としたのは、その頃の開発動向の中間地点として、メーカーの取り組みとか開発の状況、話題は何で有ったかを知るには手頃な時期で有ると言う認識が有るからだ。

その頃になると今メジャーなメーカーが実験車を市場に出して、買う人も出て来ているのは事実として有る、EV車の問題点もチラホラ散見される、国としての方針の恩恵を得ているメーカーは成長もしている、今の時期に於いて中国のBYDはテスラを追越して世界NO1のEVメーカーなのだが、その当時はまだ年間10万台程度を売っているに過ぎない、当時はテスラかドイツのVWが数としては多くを販売していた。その頃は新エネルギー車という言葉が主流で、EV車やPHV、燃料電池車が含まれる。
その頃には自動運転車の開発動向が話題でも有った、技術的にはさらに進歩しなければならないし開発費が膨大となるのでIT系は資金力が有ったので、ソフト開発も含めて取り組んでいた、それが今日完全な形ではないが、自動運転車も市場には出ているが利用は限定的だ。

民間企業がリスクの多いEV車の開発には国の補助金が使われた、完成車の販売に於いても補助金が有るからある程度は売れた事実は有る。
日本メーカは欧米よりも周回遅れと言う表現で表しているが、6年前には計画としては日本の方が進んでいた面は有る、日本は電池の資材は自前では無いので、これは圧倒的に中国が有利だ、それを持って海外車には制限が付けて来たので、特に日本は積極的でなく、全固体電池とかリチュームイオンでない材料の模索をしていた、リチュームには欠点が有ったので、人間が乗るEV車には発火し易い欠点を克服しないと使えない事情が有る、特に日本メーカは慎重で多くの国は当時で2030年を目標にしていたから13年の期間が有ればクリアー出来る技術が出ると余裕で様子を見ていたかもしれない、だから日本は遅れていると言う、評論家の意見に左右されていない強い意志が有ると思って居る。

日本は海外よりも早く充電方式に取り組んでいた、チャデモだ、これは日本規格と言って良い、初期の頃からこれを標準として使うよう提案はしていたが、日本発EV車が市場を席捲してないし、各国でバラバラだ、幸い中国は少し中国の技術を取り入れているが、基本日本式だ。欧米は異なるしテスラは自分用を優先している、ホンダとか数社はテスラ方式に乗っかる予定だが正式ではない。
こんなにも違う充電方式ではユーザーが困るだけだ、日本は協議会で運用しているから儲けなくても良い立場だ、電気を使うのでユーザー情報が他社に渡ってしまう危険は有る。何より充電に時間が掛かる様では普及はしない。

寒い地域は地球上に多い、ノルウェーは石油とガスも採れるのに、これは輸出用としている、国民は寒い冬に10万円を超す電気代に悲鳴を上げている。
EV車は寒いのには弱いのだ、これに暖房するから余計に燃費が悪い。寒冷地域では不人気なのがEV車だ。
リチューは弱点を持つ材料だから、これは初期の頃には判明していた。
よってリチュームに変わる材料の実験はしている、何処の国が見付けるかだ。

日本のトヨタはあらゆる材料の可能性を探っている、世界一の自動車メーカーとして何かを世に出すと思って居る、だから慌てない、全面EV車が2030年から35年に延長を希望している国は有る。
何より高い電気代と電気を造るのに石油で動かす火力発電が今は主力だ、CO2を出す火力は環境に良くない、何となく欧州の環境派が言い出した事を真に受けて新エネルギーを模索したが、現時点に於いて石油やガスしかない。日本はアンモニアや水素などを模索している、これらが開花してくれるのを待つしかない。

又はEV車は有っても良いが、必ずでないと燃料源の見直しが必要になるか。
内燃機で日本に勝てる国はない。だから資源を持つ中国が今は有利なだけだ。

最も深刻なのは、全てがEV車に成ったら電気が足りない、原子力か核融合だ、全ての国が持つには時間とお金が掛かる、これは明かに無理だ、よって内燃機を残すしかないのが現状だ。どうする日本と栄光が有るのか、と問いたい。

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