世界の多くの国の政治が新興勢力に浸食されて、伝統的な政治が壊れ始めている、と感じている。これが良いか悪いかは、もう少し年代が後にならないと判明しない。
その国が連立政党での運用なら、考えて置くことは一時的な現象で有って、それが長く続くと思わない方が良い。
国の混乱を招く要因として表面化する、その時には既に遅しだから、政権政党は何よりもお利口さんが運営するのが望ましいと考える。
遠い異国の事を考えてもしょうがないので、身近な所で考えれば良い、日本もかなり長く連立政権だ、今は2党だけだがこれが1党増えるだけで混乱はする、数人程度のゴミ政党が有る、彼らが集まつても10人になるかならないかの弱党でしかない、こんなのが政権政党に嚙み付いても何の力にもならない、よって党として認めるのは10人位が纏まっている組織を党として認めるとして、それ以下はゴミとしては掃いて捨てればよい。そんなのに関わったり影響されるなと言いたい。
党費の支援はゴミには無いと認識させる、国のお金の無駄は無くす事が大事だ。
国も同じことだ、数百万人程度で国として独立はしていても弱小なのは仕方がない、この程度でも国として認めれば、その分費用が余計に掛かるので、国連等の組織には各自で加盟しないで、地域の数か国が纏まって一つの集団として活躍できるかだ、これが出来ないなら、個々の単位で認めろとは言えない事とする。そうしないと意見がバラバラで纏まらない。
欧州はまとまっている様でバラバラだ、イタリアが中国の一帯一路構想にG7参加国で唯一加入していたが、メリットなしとして加入不参加すると中国側に伝えた。
中国としてはG7のイタリアが加入している事は他国に対してPRとなるので引き留めてるようだが、誰が考えても中國だけが恩恵を受ける仕組みだと分かる筈だ。
今ドイツが欧州で嫌われ掛けている、その最たるマイナス要因が国力の低下に有る、産業面で模範で有ったのに今は見る影もない、有力企業の自動車メーカーがドイツを離れているのだ、自動車はその国のバロメーターだから自国に有って欲しいと思う反面ん、戦力産業だから弱小国としては工場を誘致したいだろう、裾が広いから自国の製造業には仕事が欲しい会社は多い、参入した国の周辺国の人口が多いと完成車の物流でメリットは有る、国を出れば出来上がったサプライチェンが活用出来ないデメリットは有るが、どう判断するだろうか。
ドイツはエネルギーで失敗している国だ、ロシアからのパイプラインがシャットダウンされてしまった、産業にはエネルギーは絶対条件で必要だ、この供給が落ちたとか減ったとなれば産業を見直さなければならない、これがこの数年とこれからの製造業の未来として考えているだろうが、政治の力も落ちている。
日本の状況は悪い、中国との産業界の交流は、日本が持ち出しで中国は自国の発展が最初から有ったのでこれは緩めてはいない、取る物は獲る姿勢だから日本の技術はほぼ100%が盗まれた、それを良しとする政治と経団連が許したからしょうがない、日本国内は産業の空洞化が起きて、地方産業は打撃を受けた、メリットとしては安い電化商品が輸入されたから物価高とはならなかった、これだけだ。働く場が奪われたから地方は疲弊し、東京等の都会は地方からの人の流入で人手不足をカバー出来た。
どちらが良いかの判断は各自で違うが、筆者は国内を空洞化したのは不味い政策で有ったと今でも思う、産業力が落ちているからドイツと同じだ、未来の無い国になっていくだろうと思う、中国の不動産バブルが弾けたと並行して産業力も落ちている、今は大変な状況下になっている、これが何年続くかだが、状況は良くないので長期化を覚悟、国内での製造量を増やすしかない、日本は一部バブル状態に有るが、全体的には悪い方向だ、中国に巻き込まれたら日本の資産と産業が破壊されるので注意が必要だ、これが日本の政治に対応出来るかどうかを心配している。