日本は戦後に於いて産業が育成され、それが現在でもリーディングカンパニーとしての位置をキープしているのがない、これは何故かを考え直す必要が有ると思う。造船業は今や韓国か中国だ、鉄鋼産業はかろうじて日本製鉄が住友金属を吸収したりしてポジションを獲ろうとしているがUSスティールの買収が政権の反対で無理そうだ、家電産業はシャープが台湾に、三洋電機が中国に身売りされた、1980年代の後半には日本は半導体の約半分を生産していたが、韓国に移り、一部は中国へと移り、日本は産業の「米」と言われた産業を失った。
これは何が原因なのかを議論もされないで、日本から出て行った、産業界の敗戦が繰り返された国でしかな いのだ、だらしない経営者しか居なかったのか、お金での支援が銀行団で行われなかったのか等問題が有ったから、多くの産業が国内で育英され育たなかったのだ、政治や企業団体が後押し不足で有ったのは事実の様で有る。 無駄と思われる小さな事しか出来なかった日本はどうするのか、日本の文化ならそんな物は棄てるか、改良するしかない、最大の負の遺産は、中国に騙されて産業の多くが、中国移転され、国内は空洞化した、人件費が上昇した事は原因ではない、やはり政治がリーダーになれなかった、脆弱な学会だったかもしれない、産業団体の結束なのか抑えていなければならない重要事項を守れなかったのか、落ち度なのか、技術予測が出来なかったのか等疑問符が多過ぎた。 阻止や反対を押し切れなかったのだ。サラリーマン社長が多くなり、彼らにはその会社内では通用する役割が、外ではなんの効力も無かったかもしれない、内弁慶か井戸の中の蛙で有ったのか、社外で或いは国外での戦いに勝てない人材でしかなかったなら、それは改良か改造する必要が有った。多くの無駄が社内に溜まり、特に日本は近隣の国に負けた、彼らには産業スパイが育っていたのか、日本が長年改良して育てな農産物が今や韓国と中国が、それは自分達の物だと言って商売している、いち早く海外に売り込んだから、先手必勝で彼らが勝った。
可哀そうな日本の農業家が居るのだ、政治が前に出て行かねばならないが、日本の政治家は国内専用で使えない、勝って当たり前、産業を抑えて当たり前が、日本人には出来ない弱点だ。 裏金で太るよりも海外と戦いながら勝って行く、気構えがないのだ。これではやり込まれるだけだ、勝負師が居ない、日本人の多くは内弁慶だから、海外留学して勝っ事を体験していないのだ、昭和30年代頃までは多くの日本人が留学をしたが、今や少数派が日本人だ、日本には長年外からの人材は出世出来なくて、国内から出ていない軟弱な者が経営の階段を登っていた、外での戦いが始まっているのに内弁慶どもは国内で競争しているだけ、これでは外国企業に負ける。
半導体が企業間での争いとなった、しかし日本は30年間位の空洞が有ったから、戦い方を忘れた、5年でも長い空洞なのに、30年間も何していたのだ、Nビデイアは画像処理半導体で首位を取っている、特にこの1年位で大きく発展した、ここの社長は台湾人で生まれも育ちも台湾だ、希望はアメリカに有りなのか、苦労しながらつかみ取って、瞬間的には時価総額で世界3位となる、AMDはインテルとパソコン用半導体で競って居るが、女社長も台湾人で、Nビディアの社長とは遠い親戚関係に有る。実は米国の州が日本事務所を持っていて、その中でアリゾナ州の日本事務所は無いから東京に事務所を置いたらと、話しをしに州事務所に行った事が有る、その時既に台湾人が州事務所内で働いて居て、今台湾へ事務所を置く交渉していると話していた、30年位前だが当時なら日本が有利で有ったが、何年か後には逆転されたから台湾に事務所が出来たかどうかは調べていないが、勢いは台湾に有るから正解は台湾となる、当時でも台湾人がアリゾナでハネウエル社の大きな工場が有ったからビジネスにはなっただろう。
台湾のTSMC社は熊本で工場を稼働させる、それも日本が資金の半分は出すだろう、地政学的には中国の脅威が有るから早く日本への移転する選択は有ると見ている、これを切っ掛けで日本企業体が学べるから、それでも良いだろう。
札幌郊外にIBMの技術での先端半導体に取り組む工場が建設される、日本は装置メーカーは多いから関連企業が生まれるのはメリットだ、この2つの工場が競争力となれば、日本は復興する。 日本は現状では装置か材料の提供が主になる、パワー半導体等種類が有るから、どれかの分野で世界一になれる技術を掴んで欲しい、これは可能だから集中して、優秀な技術者を投入しなければならない。