昔に比べトラウトフィッシャーがかなり少なくなってきた 釣り人としても店で販売する立場からしても
切々に感じる 鱒釣りで大切なことは見つけることである 視覚だけでなく嗅覚・聴覚などを研ぎ澄まし
感じることである ましてや誰もが手を出せない大物 それは神の領域ともいえる
おいら自身釣りの上手い人間ではない むしろ下手な方かもしれん ぢゃが今まで多面的な思考回路で
取り組んできた だから渓流でも大型河川でも湖でも 見つけることが大物への道となる
昔芦ノ湖へ通い始めたころ 確率論で考えてた つまり数釣れば大型が混じると信じていた 何年通っても
大型には無縁だった 業を煮やしお世話になっていた野崎ボートの野崎さんに相談したら
「大型を釣るのは確立ではない 狙わなければ大型は釣れない 大型を狙うには小物を捨ててかかることが
重要だ」と教えられた そして狙い方は野崎ボートにいる一流の人から盗まなければならないことも
ルアーに対してもラパラF13だけでOK 非常に軽いラパラF13は飛ばしにくいと野崎さんに聞いたら
んなら飛ばせるようなキャスティングを習得したらいいと教えられた
鱒釣りは小手先のテクニックで釣るのではない 釣り人自体が掛けかたを自然から学ばなければならない
おいらが教えられるのは入り口まで そこから先は各自の努力と感覚
さて本題 最近メーカーではスプーンの製造や輸入が少なくなってきた なぜか?釣り人が減ったから
鱒釣りは割と難しい だがキチンと学ぶことで誰でも釣れるようになる ましてやフライは特にそうだ
長年フライショップを営業しているが 今まで多くの方々が始められて いつの間にか密かにやめられて
いく 相談されたら対応方法がある よく聞く話に昔に比べヤマメやアマゴが少なくなった!
いえいえ 高津川にはかなりの数のヤマメやアマゴがいる ただ警戒心がかなり高い鱒たちだ
オイラも秘密の川で釣りをしているとか え~場所を知っちょる とか言われるが 全部地図に載っておる
普通の支流で 普通にフライをしちょるだけ ただ川の状態により どこに入るか決めれいるだけ
よくあるのが ココは釣れるからといつも同じ場所に入る人 水温・水量・季節などで変化していく
だから季節により 川の選択肢が重要になる
次に大切なんがタイイング 釣れない人をみるとフライの数も少ないし種類も少ない うちのお客さんで
長年フライをされている方がおられるが 何年か前に1日やって 多くて7~8本 悪い時には坊主もある
相談を受け んならいっしょに行きましょう それは4月のこと
入渓し何のフライ使います?と尋ねたら #14のパラシュートとの答え ここは入渓者が多いから
パラシュートはやめてCDCダン#14がいいでしょう
二人で3時間吊り上がった お客さんはあなる大きくはないが17~20cmのヤマメを10数匹掛けた
その後出渓し昼食を そして移動 再び違う川に入り やはりCDCダンで10数匹掛けられた
フライを変えたことにより 数釣りできたことを喜ばれた そのお客さんは 以前に比べタイイングに
精を出し 以前と比べかなり釣るようなった
フライの場合新しいフライパターンなんぞ ほとんど出てこない つまりマテリアルの特性を熟知
することで食わせやすいフライができる 自己流のキャスティングでも フライの選択だけでも釣果は
全く異なる 聞くは一時の恥 聞かぬはやめる原因 オイラの店はプロショップと称しておる
その意味はレッスンプロのいる店という意味 けしてトーナメントプロではない
多くの人に願うのは せっかく始めたのだからこの素晴らしいフライフィッシングを辞めないで欲しい
釣れないことは恥ずかしいことではない 習えばある程度は解決できる 必要なら一緒に釣りに行けばいい
釣れるようになるまで面倒見ます 他店で買ったから教えんなんちゅ~ことは一切いわん
悩んだら 迷ったら うちに来んさいの!