今日からは彼岸の入り 彼岸ちゅ～のは仏教用語
煩悩に満ちた現世を此岸（しがん）を離れて修行を積むことによって煩悩を脱し 悟りの境地に達した世界
（彼岸）に到達する ちゅ～意味が込められた言葉が彼岸である
オイラ達が住んぢょる此岸と 仏様の住んぢょる世界が 最も近くなるんが 春と秋の彼岸である
ご先祖様に手を合わせ感謝することを忘れちゃぁいけんのぢゃ
お彼岸ちゅ～たら 毒々しく妖艶な花 秋のお彼岸は彼岸花の咲き乱れる頃ぢゃ
彼岸花は田んぼや畑の周りや近くに植えちょらんかの？ 農家と彼岸花には関係性が昔からある
彼岸花の球根には毒が含まれちょります
誤って食べた場合 吐き気や下痢といった症状に見舞われ 最悪の場合神経系統がマヒし 死に至る場合
がある
なぜ球根に毒があるものを植えるか？ それは農家の大敵モグラや野ネズミ対策である 大事な田んぼに
穴をあけたり 地下で野菜を食ってしまうモグラ そして畑に入り込んで 作物を食い荒らす野ネズミ
などに対しての防御策である
勿論害獣はモグラや野ネズミだけではない カラスもそうだしイノシシや猿や鹿もいる 丹精込めて作る農作物
を食い荒らされている農家のいかに大変なことか！
わずかな抑止力しか無いかも知れん彼岸花 ぢゃが農家の田んぼや畑には植えてある そんな彼岸花を見たら
農家の苦労も感じてほしい
