6.ヨシノボリ
ヨシノボリとは、河川や湖沼、池や用水路などの淡水域に住んでいるハゼの仲間です。
多くの人がイメージするであろうと思われる、典型的なハゼの姿をしています。
「葦に登る」という命名かと思いますが、これはもののたとえのようで実際に葦によじ登る事は無いそうです。
かつて、ヨシノボリは一種とされていましたが、研究が進むにつれて何種類かの種に分類されるようになりました。
現在では「ヨシノボリ」という名前の魚は存在しません。
ハゼ亜目ハゼ科ヨシノボリ属という属名と、この属に分類されているいくつかの種の総称のようになっています。
ヨシノボリ属の魚類としては、ヨシノボリ類とゴクラクハゼが存在します。
日本に生息するヨシノボリ類は10種以上存在しますが、色々とややこしい問題があって分類は一筋縄にいかないようです。
比較的最近になって何種かの学名が決まるなどの進展もありました。
主に体の斑紋などから分類されていますが、多くの場合において両目の当たりから口の上のほうに赤黒い線が2本あります。
ヨシノボリなのかどうかを見分ける、最も容易なチェックポイントだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/57/8941640428df49823460a1b910120e93.jpg)
目玉が少し飛び出たカエルのような顔をしていて、良く開く大きな口を持っています。
動作は散漫でノソノソした動きをするのですが、イザといういう時はかなりのダッシュ力を発揮します。
ハゼなので、泳ぎ続けるのは得意では無いようで、着底しているか壁などに張り付いている事が多いです。
「両側回遊」型の生活史を持つ種が多いですが、海に降らず一生を淡水域で過ごす種も存在します。
山間の清流から身近な都市河川や公園の池など、色々なところに住んでいます。
いわゆる雑魚の部類でしょうが、地域によっては食用とするところもあります。
飼育魚としては、熱帯魚のような派手さはありませんが、人に懐き動きも面白い事から飽きのこない魚でもあります。
飼育は難しくはありませんが、動くものに反応してパクッとやってしまう事があり、他の小魚やエビとの同居には注意が必要です。
我が家では、エビとメダカはヨシノボリとは別の水槽で飼育しています。
小さな雑魚とはいえ命ある者なのですから、飼う以上は最後まで責任を持って世話をしてあげましょう。
淡水魚なので、水替えなどそれなりに手間がかかります。
日本に生息するヨシノボリは10種を超えますし、僕も全種見た訳ではありませんが、各種ヨシノボリを紹介してみますね。
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「各種ヨシノボリ」へ続く
ヨシノボリとは、河川や湖沼、池や用水路などの淡水域に住んでいるハゼの仲間です。
多くの人がイメージするであろうと思われる、典型的なハゼの姿をしています。
「葦に登る」という命名かと思いますが、これはもののたとえのようで実際に葦によじ登る事は無いそうです。
かつて、ヨシノボリは一種とされていましたが、研究が進むにつれて何種類かの種に分類されるようになりました。
現在では「ヨシノボリ」という名前の魚は存在しません。
ハゼ亜目ハゼ科ヨシノボリ属という属名と、この属に分類されているいくつかの種の総称のようになっています。
ヨシノボリ属の魚類としては、ヨシノボリ類とゴクラクハゼが存在します。
日本に生息するヨシノボリ類は10種以上存在しますが、色々とややこしい問題があって分類は一筋縄にいかないようです。
比較的最近になって何種かの学名が決まるなどの進展もありました。
主に体の斑紋などから分類されていますが、多くの場合において両目の当たりから口の上のほうに赤黒い線が2本あります。
ヨシノボリなのかどうかを見分ける、最も容易なチェックポイントだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/57/8941640428df49823460a1b910120e93.jpg)
目玉が少し飛び出たカエルのような顔をしていて、良く開く大きな口を持っています。
動作は散漫でノソノソした動きをするのですが、イザといういう時はかなりのダッシュ力を発揮します。
ハゼなので、泳ぎ続けるのは得意では無いようで、着底しているか壁などに張り付いている事が多いです。
「両側回遊」型の生活史を持つ種が多いですが、海に降らず一生を淡水域で過ごす種も存在します。
山間の清流から身近な都市河川や公園の池など、色々なところに住んでいます。
いわゆる雑魚の部類でしょうが、地域によっては食用とするところもあります。
飼育魚としては、熱帯魚のような派手さはありませんが、人に懐き動きも面白い事から飽きのこない魚でもあります。
飼育は難しくはありませんが、動くものに反応してパクッとやってしまう事があり、他の小魚やエビとの同居には注意が必要です。
我が家では、エビとメダカはヨシノボリとは別の水槽で飼育しています。
小さな雑魚とはいえ命ある者なのですから、飼う以上は最後まで責任を持って世話をしてあげましょう。
淡水魚なので、水替えなどそれなりに手間がかかります。
日本に生息するヨシノボリは10種を超えますし、僕も全種見た訳ではありませんが、各種ヨシノボリを紹介してみますね。
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