かっちゃんのお魚ブログ

ヨシノボリ類、小型ボウズハゼ類など淡水ハゼの採集・飼育・撮影。 (※スマホの方は一番下からPC版へどうぞ)

クロヨシ探索(2010/05/09)

2010-05-10 22:25:58 | Weblog
ネットの魚仲間のダボコさんとヨシノボリ探索に行きました。
今回の目標は、神奈川県東部のクロヨシノボリです。

予想はしていたことなんですが・・・・・
最初のうちは、目標のクロヨシではなく、こいつばかりが入ります。





ご存知、シマヨシノボリです。
適応能力が高いのでしょうか?
シマヨシはいろいろな場所で姿を見ることができます。
この辺りでも、けっこう幅をきかせているようですね。





さて、クロヨシです。
この日の行動パターンは、まずポイントごとにしばらく採集をします。
そして適当なタイミングで撮影する時間を取り、撮影後はリリースする。
といった感じです。
上の画像のクロヨシは、この日に見たクロヨシの中で最も格好いい固体です。
正直、ホレボレするような格好良さで、連れて帰りたかったです。
わが家の水槽には、大型のクロヨシが何匹か居るので、思いとどまり川に帰ってもらいました。
クロヨシは喧嘩上等!というタイプなのでね。





この日最大のサプライズがこの画像です。
上のクロヨシと比較するまでも無く、この個体はルリヨシノボリです。
ただ、この場所は神奈川県の「東部」であり、クロヨシを目標に行った場所なのです。

神奈川県では、一般にルリヨシは「西部」の水系に多く見られます。
「東部」の水系でルリヨシを見かけるのは、けっこう珍しいのではないかと思います。
放流起源で無ければ、はぐれヨシノボリとでもいいましょうか。
同類が行く方向とは違う方向へ、単独でやってきたのかもしれません。





顔をアップにしてみました。
頬のルリ色の点々にホレボレしてしまいますね。

前述のような行動パターンなのと、捕れた魚をダボコさんのバケツにまとめて入れておりました。
したがって、どの辺りで、どちらの網に入ったのかは永遠に謎となります。(笑)

採集した時点ではルリヨシとは全く気がついておりませんでした。
採集を切り上げ、撮影に入ったところで、当然格好いい個体をチョイスして撮影する事になる訳です。
2匹目に選んだ個体がルリヨシだったのです。
このタイミングで、僕が上のクロヨシを撮影しただけで満足してしまっていたら気がつかなかったかもしれませんね。

思わぬサプライズに興奮しつつ採集は続きます。
他のクロヨシの画像もアップしてみますね。





クロヨシは、♂♀の区別がつきにくい時があります。
婚姻色が出たり、水槽の中で穴掘りをする行動から、ようやく♂と判断できるケースもあります。
わが家の水槽の古参クロヨシにチーチビという個体がいます。
この個体は第1背びれが丸っこくて短いのが外見上の特徴で、やはり当初♂♀の判断ができませんでした。
神奈川県産なのですが、同じような特徴のクロヨシが他にも見られるのか?
というのが、今回の僕のテーマでもあります。

個体差といえばそれまでですが、第1背びれの短めの個体を見る事ができました。





その場では♂だろうと思っていましたが・・・・
画像を見ると迷いが・・・(笑)





チビッ子も居ます。
ちゃんと小型の個体が居ると、ちょっと安心しますね。





いま一度、シマヨシです。
ご覧のように抱卵中で、お腹の青が綺麗です。





最後に、この日1匹だけ姿を確認したボウズハゼです。
こいつは人見知りするのか、なかなか姿を見せてくれませんね。

サプライズもあり、なかなか楽しい探索となりました。


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