上流のほうへ移動します。
時々、ポツポツと降ってくるようになりました。
天気が崩れるのが予報より早くなりそうな気配です。
少し上流域なので、今度はオオヨシをメインに狙います。
流れのある場所を中心に網を入れますが、なかなかヒットがありません。
程なく、男の人からいきなり声をかけられました。
男 何を採っているんですか?
か ハゼですよ。
男 ハゼ?(何故か笑う)。ところで遊漁証を持っているのかな?
か 必要ないと聞いてますけど・・・お宅さんは漁協の方ですか?
男 警察の者です。
か 必要だという事なら(お金)払います。どこで払えばいいですか?
男 (質問には答えず)まだ何も採っていないようだからいいけど、とにかく違法だからね。
男 立ち去る・・・
一旦引き上げて、遊漁証を売っている所を探しにいきます。
幸いすぐに遊漁証ののぼりが立っている商店が見つかりました。
事情を話してみたところ・・・
店 お宅はアユを取るのかい?
か いえ、ハゼです。その時もそう言いました。
店 ハゼ・・・ああ雑魚だね、だったらいらないよ。
か やっぱりそうですか?
店 うん、アユを採るなら必要だけど。
という事で商店の名前とtelをメモ書きさせてもらい、何か言われたらこちらの名前を出しても良いとの了解を取り付けました。
その後川に戻り、アユ採りをしている人の話を聞く機会がありましたが・・・やはりハゼなら不要との話でした。
その後、地元の方に交番の位置を聞いて訪ねてみましたが、誰もいません。
管轄する本署のtelが書いてあったので、食事しながらかけてみました。
状況を伝えて、警察がこんなことをするのか尋ねました。
現実として、遊漁証を持たずにアユを採る人は居るし、警官も見回りをするとの事でした。
また、警察は疑うのも仕事だと答えられました。
では、警官が必要の無い遊漁証を必要だなどと、でたらめを言うのか?と尋ねました。
警察を名乗る不審者という事は考えられないのか?とも伝えました。
結局、男の特徴など聞き取りのうえ、所轄に連絡しておきますと言ってくれました。
最後に、川に戻られるならお気をつけてと丁寧に言ってくださりました。
当然、こちらの名前や連絡先は伝えることになるので、何か解れば連絡くれるそうですが・・・
どうせ何もしないでしょうね。(笑)
さて、この一件を色々考えて辿り付いた結論です。
最初に警察を名乗る男の姿を見た時、僕はとっさに警官だと思いませんでした。
かなり特徴的なヘルメットを被っていたのと、服装がちょっと違って見えたのです。
ただ、ハゼを採っていると答えた時に鼻先で笑うような反応をした事が気になります。
ハゼを採っているとは良く言うね、どうせアユだろ・・・・という反応だったと解釈すれば納得がいくんですね。
おそらく、男は警官だったのではないかと思います。
本署の人が言うように、仕事として疑ったのではないかと思うのです。
そして、どこで遊漁料を払えば良いかとの問いに答えなかったのは、販売所に同行を求められてハゼ採りの券とでも言われたら分が悪いからではないでしょうか?
今回の件で痛感したことは、とにかく「正しい知識を身に付ける」事が必要だということです。
明確な根拠も無く、いわれのない事で因縁を付けられる事は案外身近で起こりえるのです。
この際だから静岡県警に陳情でもしてみようかな?(笑)
問題が決着したところで、川に戻ります。
外しているうちに人が来ていました。
アユを採っていました。(もちろん券は持っています。)
少し話をしてみましたが、やはりハゼなら遊魚証はいらないねと教えてくれました。
流れの緩やかなところでは、相変わらずカワヨシが入ります。
今回は良い個体をチョイスして、単独で撮影してみました。
尾びれの付け根が黄色いですが、その他の外観はカワヨシらしい個体です。
その後も、流れのある場所を探索していて、ようやく入りました。
なかなか大型のオオヨシです。
今年はオオヨシとシマヨシには良く出会いましたね。
しばらくして2匹目のオオヨシが入ります。
先ほどの個体よりひとまわり小さいです。
オオヨシが入った事で納得したのと、いよいよ雨が降り出したのとで、まだ早いですが終いにします。
この後は、時間があったら行ってみようと思っていた別の水系を目指して移動します。
さすがに川には入りませんでしたが、地図を見ながら川沿いの探索です。
今度来たときのための下調べにはなりました。
さすがに日が短くなりましたね。
暗くなってきたところで撤収します。
今回の静岡遠征で、今年考えていた予定はほぼ消化できました。
もしかしたら突発的な探索があるかもしれませんが、そろそろシーズンも終いです。
どなたかのお誘いでもあれば行きますが、単独では真冬の探索は行かないほうなので、もしかしたら今回が今年の網納めになるかもしれませんね。
2009年も残り僅かです。
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時々、ポツポツと降ってくるようになりました。
天気が崩れるのが予報より早くなりそうな気配です。
少し上流域なので、今度はオオヨシをメインに狙います。
流れのある場所を中心に網を入れますが、なかなかヒットがありません。
程なく、男の人からいきなり声をかけられました。
男 何を採っているんですか?
か ハゼですよ。
男 ハゼ?(何故か笑う)。ところで遊漁証を持っているのかな?
か 必要ないと聞いてますけど・・・お宅さんは漁協の方ですか?
男 警察の者です。
か 必要だという事なら(お金)払います。どこで払えばいいですか?
男 (質問には答えず)まだ何も採っていないようだからいいけど、とにかく違法だからね。
男 立ち去る・・・
一旦引き上げて、遊漁証を売っている所を探しにいきます。
幸いすぐに遊漁証ののぼりが立っている商店が見つかりました。
事情を話してみたところ・・・
店 お宅はアユを取るのかい?
か いえ、ハゼです。その時もそう言いました。
店 ハゼ・・・ああ雑魚だね、だったらいらないよ。
か やっぱりそうですか?
店 うん、アユを採るなら必要だけど。
という事で商店の名前とtelをメモ書きさせてもらい、何か言われたらこちらの名前を出しても良いとの了解を取り付けました。
その後川に戻り、アユ採りをしている人の話を聞く機会がありましたが・・・やはりハゼなら不要との話でした。
その後、地元の方に交番の位置を聞いて訪ねてみましたが、誰もいません。
管轄する本署のtelが書いてあったので、食事しながらかけてみました。
状況を伝えて、警察がこんなことをするのか尋ねました。
現実として、遊漁証を持たずにアユを採る人は居るし、警官も見回りをするとの事でした。
また、警察は疑うのも仕事だと答えられました。
では、警官が必要の無い遊漁証を必要だなどと、でたらめを言うのか?と尋ねました。
警察を名乗る不審者という事は考えられないのか?とも伝えました。
結局、男の特徴など聞き取りのうえ、所轄に連絡しておきますと言ってくれました。
最後に、川に戻られるならお気をつけてと丁寧に言ってくださりました。
当然、こちらの名前や連絡先は伝えることになるので、何か解れば連絡くれるそうですが・・・
どうせ何もしないでしょうね。(笑)
さて、この一件を色々考えて辿り付いた結論です。
最初に警察を名乗る男の姿を見た時、僕はとっさに警官だと思いませんでした。
かなり特徴的なヘルメットを被っていたのと、服装がちょっと違って見えたのです。
ただ、ハゼを採っていると答えた時に鼻先で笑うような反応をした事が気になります。
ハゼを採っているとは良く言うね、どうせアユだろ・・・・という反応だったと解釈すれば納得がいくんですね。
おそらく、男は警官だったのではないかと思います。
本署の人が言うように、仕事として疑ったのではないかと思うのです。
そして、どこで遊漁料を払えば良いかとの問いに答えなかったのは、販売所に同行を求められてハゼ採りの券とでも言われたら分が悪いからではないでしょうか?
今回の件で痛感したことは、とにかく「正しい知識を身に付ける」事が必要だということです。
明確な根拠も無く、いわれのない事で因縁を付けられる事は案外身近で起こりえるのです。
この際だから静岡県警に陳情でもしてみようかな?(笑)
問題が決着したところで、川に戻ります。
外しているうちに人が来ていました。
アユを採っていました。(もちろん券は持っています。)
少し話をしてみましたが、やはりハゼなら遊魚証はいらないねと教えてくれました。
流れの緩やかなところでは、相変わらずカワヨシが入ります。
今回は良い個体をチョイスして、単独で撮影してみました。
尾びれの付け根が黄色いですが、その他の外観はカワヨシらしい個体です。
その後も、流れのある場所を探索していて、ようやく入りました。
なかなか大型のオオヨシです。
今年はオオヨシとシマヨシには良く出会いましたね。
しばらくして2匹目のオオヨシが入ります。
先ほどの個体よりひとまわり小さいです。
オオヨシが入った事で納得したのと、いよいよ雨が降り出したのとで、まだ早いですが終いにします。
この後は、時間があったら行ってみようと思っていた別の水系を目指して移動します。
さすがに川には入りませんでしたが、地図を見ながら川沿いの探索です。
今度来たときのための下調べにはなりました。
さすがに日が短くなりましたね。
暗くなってきたところで撤収します。
今回の静岡遠征で、今年考えていた予定はほぼ消化できました。
もしかしたら突発的な探索があるかもしれませんが、そろそろシーズンも終いです。
どなたかのお誘いでもあれば行きますが、単独では真冬の探索は行かないほうなので、もしかしたら今回が今年の網納めになるかもしれませんね。
2009年も残り僅かです。
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はて、あの人とはどなたでしょう?
もしNさんだったら、僕のほうは構いませんけど。(笑)
文が似ているというより、状況が似ているのかもしれませんね。
川に行って不快な思いをした時の記事ですから。
淡水魚の世界で不思議に思うことが2つあります。
根拠の無い事で人に因縁をつける人・・・不要なはずの遊魚証が無いと違反だと言う人。(笑)
自分のやっていることを棚に上げる人・・・自分は希少種を何度も採集飼育しているのに、人には採集させたくなさげな事を言う、マニアな理屈な人。
自分は特別なの?(笑)
まぁ、淡水魚の世界に限った事では無いかもしれませんが。
たまには辛口もあるかもしれませんが、ご容赦のほどを・・・
ふふふ~