10年前、アンコールトムの遺跡の入り口には、観光用の象がいた。その時は残念ながらツアーの中では乗ることができなかった。アジア象は性格が穏やかで、古来から人間の力となってきた。あれから10年経った今、象の姿はなかった。動物愛護の圧力が働いて、象の使用は禁止されたそうだ。古代の歴史と観光に溶け込んだ自然な姿だと思っていたのだが、時の流れに寂しさも感じた。あの時の象は今何処。
元気かー!
NIKON D700 AF-S VR NIKKOR ED 24-120mm
10年前、アンコールトムの遺跡の入り口には、観光用の象がいた。その時は残念ながらツアーの中では乗ることができなかった。アジア象は性格が穏やかで、古来から人間の力となってきた。あれから10年経った今、象の姿はなかった。動物愛護の圧力が働いて、象の使用は禁止されたそうだ。古代の歴史と観光に溶け込んだ自然な姿だと思っていたのだが、時の流れに寂しさも感じた。あの時の象は今何処。
元気かー!
NIKON D700 AF-S VR NIKKOR ED 24-120mm
カンボジア、プノンペンにある王宮の正面には即位殿の大きな建物が君臨する。その右脇奥に国王が居住する建物があり、国王が在宅の時は国旗が掲揚されている。その日は在宅のようであった。特別な式典を行う為の即位殿の屋根を神鳥であるガルーダが何羽も支えている。ガルーダは蛇神のナーガと兄弟ということだが、雌のようである。どこの世界も女性が屋台骨を支えているということのようだ。
納得!
NIKON D850 AF-S VR NIKKOR ED 28-300mm
カンボジア、シェムリアップ、アンコール遺跡の一つであるアンコール・トムの観光は南大門から始まる。その入り口の神々が大蛇と綱引きをする橋は、10年前よりかなりの大混雑であった。多くの観光客が立ち止まり口を開けて見上げる先には、神の頭に鎮座した猿がいた。なかなか珍しい光景だそうだ。知ってか知らぬか恐れ多くも神様の頭に座り、通りすがりの観光客を髙見の見物。
良い眺めじゃのう! てか?
NIKON D850 AF-S VR NIKKOR ED 28-300mm
カンボジアツアーで有名なトンレサップ湖クルーズ。乾季の真っ只中のため、湖面の水位はかなり低かった。日本製の車のエンジンを噴かして走る小型船で一路湖上の土産物屋へまっしぐら。船着き場に小舟を止めている親子がいた。二人の少女たちの足下にはニシキヘビが。カンボジア人は蛇が大嫌いだから多分、彼らはベトナム人だろう。彼らはいったい何をしているのだろうか。
湖面に沈む夕陽が美しかった。
NIKON D850 AF-S VR NIKKOR ED 24-120mm
10年前のシェムリアップでは、このような微笑ましい情景は眼にしなかった。伝統的な衣装に身を包み、二人並んでアンコールワットを背景に結婚記念の写真やビデオを撮影している。それなりに収入のある家庭の人たちであろうが、10年の歳月が流れたことを感じさせる。某国人の進出により国の経済は回っているように見えるが、多くのカンボジア人は周辺国へ出稼ぎに行っているそうだ。
この国の未来は・・・。
NIKON D850 AF-S VR NIKKOR ED 28-300mm