「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美人さんの容姿や立ち居振る舞いの形容の引き合いに出される花である。白い色を縁取りに、淡い桃色の花弁が観る者に吐息を吐いて誘っているかのように見えるのは私だけだろう。そう思いたいほど美しく咲いてくれた。何とも言えない上品で魅惑的な色合いと、柔らかな肌を思わせる花弁に美の力を感じた。花を見てこれほどゾクゾクしたことはなかった。
花に三春の約あり。
花七日。
華の命は短くて・・・!
NIKON D850 AF-S VR NIKKOR ED 28-300mm