先日、大学生O君のバイト最後の日だった。
時間帯によっては1か月全く顔も合わない人もいる仕事だが、話の分かるYさんの組んだシフトでは、2月に入ってから2回も顔を合わせる機会があった(たまたまの偶然だが)
3月で卒業なので、2月中に東京を引き払って実家に帰ることになっている。
サークルも入らないで、あまり融通の利かない図書館バイトを3年間続け、いつも本を持ち歩いて読んでいるというイマドキの子とは違ったテイストの大学生で、一見おとなしそうだけど実は意外とおしゃべりで、コロナの限定開館でカウンターがヒマな時間にけっこう話すようになった。娘と同い年なのもあり、息子のような感じで接していたが、どちらかというと年の離れたお友達、だったかな。はい、若い男の子とお話できる機会なんてないので、何回か帰りお茶にお誘いしましたわ(逆ナン)
最後何かあげたいなあ、と思っていたら同僚A子さんに先を越され、ハンカチをプレゼントされてしまった。
その手があったか!
どうしようかと迷った挙句、大きさを変えられるブックカバーというものを贈ることにした。
本当に便利なのか?と疑問もあったし、私も電車とかで本を読むときにタイトル見られたくなかったり、汚したくないときにカバーがあると便利と思ったので色違いで自分の分も買って、さっそく使ってみた。・・・うん・・・画期的だが・・・慣れるまで若干使いにくいぞ。でもいつもハードカバーの本を持ち歩いて読んでる彼だから、使ってくれるといいな。
これは私の。ハードカバーだとしっくりくるが、文庫の薄い本だと有り余ってしまう。ネットのレビューは概ね好評なのだが。
最後の日は遅番で、シフトローテーションの階が違っていたのでほとんど話せず、帰りは施錠の関係でみんなで帰らないといけないので、帰り際に呼び止めて、みなさんがお待ちになっている前でプレゼントを渡すという、恥ずい展開になってしまった(恋人か(笑))
彼の就職先が、ちっちゃくてかわいい彼のキャラとはどう考えても真逆なところなので、お母さんはちょっと心配しているの。図書館の人たちはみんな優しいが、多分そんな人ばかりではないだろう。理不尽な荒波に揉まれませんように。彼の人生に幸あれ。今まで仲良くしてくれてありがとね。
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