クレーマーに当たりがちな今月、今日は一番のクレーマーに当たった。
ブラックリストNo1なそいつは、とにかく職員に対して威圧的で、俺様を特別扱いしろという態度だ。
利用者に危害を加えることはないが、職員とのトラブルはしょっちゅうである。
職員のだれもが、こいつにイヤな目にあわされているし、誰もがこいつが大嫌いだが、出禁にできないので、こいつ用の特別ルールがいくつかある。
毎日毎日やってきては、新聞を読み漁り、必ず1日1回はカウンターに寄るのだが、幸いなことに、新人や慣れてないひとのところにはあまり来ない。
だいたい常勤やベテランのパートさんのところに行くので、私のところには一度も来たことがなかった。
それがどういうはずみか、私のところに来たんだよね。
予約の取り置き本に対して、こいつ用ルールがあるのだが、それをうっかり忘れて対応したら、途端にイライラし始めた。「なんだよそんなこともすぐわからないのか、いい加減に慣れろよ」とかぶつくさ文句を言いはじめ、挙句の果てにはおたく名前なんていうの(2年くらいいるんですけどね)もういい!紙を出せ紙を!とひとりぶちぎれている。こっちもわけがわからないので「名前?●●と申しますが?紙ってなんですか?紙って」と言い返すと、これだよ、本の詳細のレシートだよ!と怒りながら去って行った。そこでやっとこいつ用ルールがあったことに気づいた。
ああ、そういうことね。本来は電話なりメールで予約本が来たお知らせをするのだが、電話がきらいだとか毎日来てるとかで、こいつの場合はその本のレシートに、いつまで取り置きをするか記入して本人に渡す、ということになっていたのだった。朝いちでまだ頭がはっきりしていなかったので、まるきり天然に対応していた。
つーかいちおう知ってたけど、今まで当たったことないからね。当たりたくもないし、知らんわ、そんなの(笑) 慣れるか、バカ。
しかしこいつ、こうやって目の前で恫喝すればすべて自分の思い通りになると思ってるのかな。悪いけど、全然怖くない(笑)
きっと、こういところでしか虚勢を張れない、そして図書館くらいしか行くところのない、寂しい人生なんだろうね。
どうやったらこういう人間ができあがるんだろう。
そして、「紙ってなんですか?紙って?」と逆切れした自分を後から思い出すと逆に笑えてきた。強くなったな、私。
今回のことでダメ認定されるといいな、そして二度と私のところに来ないでいただきたい。
つーか出禁にしてほしいわ。
しかしほんとに今月はこんなことばかり。
利用者関係でなく、業務関係でもちょっとあったし。
厄年でもあるまいに。
うちの近所の神社に住んでる地域猫。オスとメス。メスは美人ちゃん!
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