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卯月の「介護なんて大嫌い」

85歳実父の介護ブログ
(アルツハイマー型認知症)

要介護3

2019年11月20日 10時47分09秒 | 行政

 

しばらくぶりの更新です。ここ一ヶ月、まあ色々ありまして・・・・・

とにかく一番のご報告は介護申請(再々申請)の結果、「要介護3」を頂いた事です。

これにて、色々選択肢が広がりました。
特養の申込みも少しずつですが、しております。

もう一つの大きな変化。
それは、主治医を変更した事です。
ケアマネさんのオススメもあり、某総合病院から、ある意味専門でもあるH病院に通うこととなりました。

昨日、そちらの病院で検査&診察を受けてきたばかりです。
ケアマネさんも付き添ってくださって(朝一から14時過ぎまで)、とてもとても助かりました。
本当に私のケアマネさんはよく出来た方で、感謝してもしきれません。

担当のS医師は年配の方でしたが、とても穏やかで、大学教授のような大らかさも感じました。
そして脳の断面図など、色々な検査結果を見せて頂きました。
明らかに「萎縮」が進んでいます。
父の海馬は目に見えて萎縮しており、短期記憶の欠如理由に納得させられました。

その代わりといってはなんですが、「長谷川式」の点数は20/30でした。
直近のテストでは12/30だったんですけどね(笑)。
こればかりはその時の調子によるものだと思うし、一概に喜ぶわけにはいきません。
でも、少なくとも一桁に落ち込んでいるといったことがなかったので、ホッとしました。

これからの方針として・・・・またしても「薬の調整」が始まります。
某総合病院を止めた理由は「薬の効果」が激減したからに過ぎません。
更に「これ以上対処できない」と仰ったので、私達家族も諦めるしかありませんでした。

H病院ではベッドが空き次第、「入院」という形で調整に入ります。
頭に作用する薬ですから、そう簡単に結果が出るとは思えませんが、
それでも穏やかに眠れるよう、調合していただきたいと思います。


この日、父はケアマネさんと語らいながら、とても楽しそうでした。

 

 

 

 


要介護1

2019年02月17日 20時54分00秒 | 行政

以前……………もう二年前になりますか。
介護申請をしたら、「要支援2」でした。

今回は日常に限界を迎えた私が、とにかく何とかしなくてはと考え、申請に至ったのですが──
予想通りといいますか。

「要介護1」でした。

ケアマネージャーさんも決まりましたし、これからのプランもある程度固まってきました。
とにかく少しでも家から離れていてほしい。
週に一度でも、二度でもいいから!
(どーでもいい)電話地獄から解放されたい!
切なる思いが速やかな行動に繋がり、ようやく細い光が見えてきたのです。

もちろん『要介護1』というレッテルはこれから先の地獄を示しています。
思い当たるに過去、義父の時『要介護1』の期間が一番しんどかった気が………


世の中────
認知症の老人が増えてきました。
老々介護という哀しい言葉も当たり前になってきました。

これが現実です。

私たちは親の面倒を看ることが出来ますが、この先、自分たちの始末は自分たちでしなくてはなりません。
今の行政に頼り切ることなど不可能です。

お金もかかる。
時間も必要。
何よりも精神的な疲弊は言葉じゃ伝わりません!

どちらにせよ今、介護に人生を捧げるのは馬鹿馬鹿しい!
だからみなさんも可能な限り、お金で解決してください。
行政のサービスは早め早めにチェックですよ!



介護申請(二度目)

2019年01月23日 19時34分43秒 | 行政

 

 

またしてもご無沙汰してしまいました。

父は順調に進行しております。
順調・・・とはあまり良い意味ではないのですが、とにかく順調に。

薬も少し変わりました。
当初「アリセプト5mg」だったものが「10mg」に。
しかしイマイチな効き目なので「とある精神安定剤」を処方されました。
そのおかげもあってか、かかってくる電話の回数も減ったように思います。

 

今現在の父の状況。

1、起床して「朝」か「夕方」かが判らないことがある

2、夕ご飯を食べたかどうか記憶にない時がある(5分前に食べ終わっても忘れる)

3、何を尋ねたかったか分からない

4、テレビのチャンネル操作があやふやに

5、過去20年の記憶がほとんどない

6、よく眠る

 

実は正月早々、「救急車」を呼ぶ羽目になりました。
いつも通りお風呂を勧め、私は自室で寛いでいたのですが、なんと!湯船に二時間弱浸かったまま眠っていたのです。
今まで一度たりともこんな事件は起きませんでしたから、私もビックリです。
風呂場に飛び込むと、ぐったりとしていて意識朦朧。
夕飯の後ということもあり、眠気が襲ってきたのでしょう。
爆睡していました。

慌てて主人を呼び、浴槽から引きずり出して貰いました。
床の上に十数枚のバスマットを敷き、横たわらせ、救急に要請を。
結果、のぼせただけだったのですが・・・(病院で念のため CTとレントゲンを撮った)

もし顔を水に浸けていたら・・・・最悪の事態を迎えていたことでしょう。
ということで、夜のお風呂は止め、日中、意識がしっかりしているときに入浴させることにしました。
もちろんこの一件を、本人は覚えているはずもありません。
まさに他人事。
「覚えてへんな」の一言でした。

ちっとも気が安まらないので・・・・二度目の介護申請をお願いしました。
こうなれば、半ば強引にリハビリに通ってもらおう。
切実です。