卯月の「介護なんて大嫌い」

85歳実父の介護ブログ
(アルツハイマー型認知症)

その後の流れ

2020年01月17日 16時29分53秒 | 入院

 

ご無沙汰しておりました。
あれから色々ありまして、現在父は穏やかに入院中です。

現段階で主治医からは「レビー小体型認知症」と診断されております。
投薬による異常行動も今のところ見られず、安定しているとのこと。
以前入院していた病院では毎日の様に電話がかかってきましたが、その辺りも上手にいなしてくれているのでしょう。
ほとんどありません。

たまに見舞いへ行くと、私や夫の心配をします。
「子供がおればよかったな~・・・」と本音を漏らしたりも。
この間、「父の妹」(叔母)たちへ電話をかけ、話してもらいました。
チグハグな対応であまり通じていない感じもしましたが、それでもやっぱり嬉しそうでしたね。

来月辺りからはまたしても「身の振り方」を考えなくては。
それが1番しんどいんですよね。
さすがに在宅介護はもう難しそうです。
また色んな方にお世話にならなくては・・・・・。

 


二度目の外泊許可(二泊三日)

2019年06月29日 09時03分50秒 | 入院

 

ちょっと間が空いてしまいました。
父の入院も二ヶ月が経過。
二度目の外泊日を過ごしております。
薬の調整も完了した為、後はいつでも退院出来るといった状況。
夕べはぐっすり、何事もなく眠ってくれました。

食欲も昔と変わらず旺盛です。
ただ、会話は減りましたね。
父から話しかけてくることがなくなった。
頭が追いつかないのかもしれません。
新聞の字も白内障のせいで見えなくなってきているし、テレビも五月蝿いだけで頭に入ってこないみたい。
どちらにせよ、この後の事を真剣に考えなくてはなりません。
一応在宅介護を目指しておりますが、いつどうなるかは不明。

まだまだ課題は多そうです。


二泊三日の外泊

2019年05月24日 19時05分02秒 | 入院

 

今日も暑い一日でした。
車を運転するのも嫌なので、午前中はほぼ家に引きこもり(笑)。
けれど午後からはそうもいかない。

そう、今日は父の外泊日なのです。

病棟に迎えに行くと、元気そうに部屋から出てくるところでした。
(毎度のことながら、じっとしているということは少ない)

看護師さんから服用させる薬の説明を受け、着替えてもらいます。
薬の袋には日にちまできちんと書いてくれているのですごくありがたい。(当たり前か)

本日から二泊三日(日曜日の午後まで)、自宅で過ごしてもらい、どんな状況かチェックします。

病院から出て、まずは「高倉式珈琲」でお茶を。

定番のあったかい紅茶を選び、砂糖をたっぷり入れていました。
「甘くないと美味しくない」と呟いていたので、一ヶ月の入院生活で甘みに飢えているのかな?と脳内変換しておきました。(笑)

そしてこちら・・・・名物?のパンケーキも注文。
本来半分こする予定だったのですが、あまりにもすごい食いつきを見せたので、結局私は一口で止めました。
(身体にはそちらのほうが良い)

「これ、旨いな。」とご満悦の様子。
たっぷりの生クリームとメイプルシロップに浸ったケーキが美味しくないはずはないですね。
あっという間に完食。
以前と変わらぬ食欲です。

 

帰宅するまでの間、同じ質問を20回。
当然、私のストレスは急上昇。
要するに・・まともな会話が出来ないんですよね。
それが非常に疲れる。
「質問」に対し「答え」は用意されているのだけど、1分も経たない内に同じ質問を繰り返してくる。
この堂々巡りが私にとってものすごい負担になっているんです。

帰宅後、しばらくして病院の時間通りに夕食を出すと、それもまたペロリ。
「お腹、膨れてなかった?」と聞けば、「そうでもない」と答える。
食欲だけでいえば、普通の84歳ではないな・・・。

ということで、今日から日曜の午後まで・・・私は自身の血圧を気にしながらも、なんとか過ごすつもりです。

既にかなり辛い状況ですけどね。


外泊許可

2019年05月17日 19時26分01秒 | 入院

 

 

私の嫌いな暑い季節がやってきました。
日々の見舞いも疲れる疲れる。
最近では2-3日に一度、訪れることにしています。
あっちもこっちも・・・って大変ですからね。

とはいえ、見舞いに行かなかったら電話がかかってきて、ちょっとイラッとするし・・・難しいなあ。

本人は今、個室でのんびり過ごしています。
明るくて、景色もよくて、暖かくて。
我が家より快適なんじゃないか?

お見舞いの差し入れには、夢中で食らいつきます(笑)。
甘味だけでなく、サンドイッチやパンも大好き。
食事制限がないということは、こちらもありがたいです。

主人が見舞いに来たら喜びます。
この間は「他人行儀」な話し方になっていましたが、声は明るかったな。

 


 

本日担当医の先生とお話ししました。
「外泊」を試してみたらどうだろう?ということです。
最近はまとまって眠れるようになってきていて・・・・当初考えていた薬の量に無事達したから。

専門的な話は理解出来ませんが、夜10時から朝方5時まで眠ってくれるのなら、取り敢えずはありがたい。
もちろん眠れずフラフラすることもあります。
その時は、薬を追加投薬すれば良いとのことでした。

夜・・・眠れるようになってほしい。
ショートステイでも落ち着いて過ごして欲しい。

この二つを目標としてきましたので、問題はありません。
ないのですが・・・・・

 

本当に?

 

という疑問が頭を過ります。

ま、何はともあれやってみないと解らない。
外泊日の算段をすることにしましょう。


父の不安

2019年05月07日 07時22分19秒 | 入院

 

不安が不穏に繋がる・・・・・

父が入院して二週間が経ちました。
早いものです。

体調が悪い・・・という理由以外ではほぼ毎日顔を見せに行っております。
正直、かなり面倒です。

入院当初は笑顔でした。
わりとはっきり挨拶してくれ、「よーきてくれたなぁ」と喜んでくれました。
最近・・・・そう、ここ4,5日は、眉間に皺が寄ってきています。

「えらい早かったな・・・。大変やったやろ」

とねぎらいの言葉はかけてもらえますが。

どうやら父は私たちが「遠く」に住んでいると誤解しているようなのです。
「車で15分ほどやで?」と何度も言いますが、理解してくれません。
ま、それはどうでもいいんですが、本人が「病院」に居ることをあまりよく思っていない・・・そんな感じが見て取れます。

そりゃそうですよね。
一体自分のどこが悪いのか・・・未だによく解っていないのですから。

看護師さん曰く、夜は12時頃まで寝ていて、そこから活性化する。
薬を飲んで貰ったら一旦落ち着くが、これまた三時くらいまでウロウロして、隣室を覗いたりしている。
もう一錠投与するとようやく朝まで寝てくれる・・・・とのことでした。

この話から察するに、薬の効果が無いわけではありませんね。
ただ、起きてしまうと、そこからが大変だということです。
GW中は看護師さんも少なく、本当に苦労されたと思います。

果たして今、どんな薬を服用しているのかは解りませんが、全て「ちょっとずつ」調整されているはず。

ただ・・・・・

眉間の皺。

これはもしかしたら頭の中がモヤモヤしているのかも。
すっきりとした目覚めに到達していないからかも。
(薬を飲むと、朝起こされるまで起きない)

 

父からの電話は唐突にかかってきます。(当然だ)

「元気か?」

「最近、調子どうや?」

と、まるでご無沙汰しているかのような言葉。

もしかすると私の見舞いは・・・・父の記憶の中で消滅しているのかもしれません。

それでも「不安」が伝わってくる声。
だからこそ、私は今日も病院へと足を運ぶのです。