(宣伝文より)(出所:同文館出版のサイト)
「オリンパスやカネボウなど経営者が主体となる様々な会計不正事件を事例として取り上げ、その理論的な背景、問題点を整理し、我が国監査論にとって課題となる論点を呈示する。」
「目次
第1章 会計不正事例と監査研究 ーその意義と方法ー
第2章 会計監査人の民事責任を巡る訴訟の状況および諸課題
第3章 免責基準としての正統な注意
第4章 監査人の独立性に関する倫理規則の意義と限界
第5章 監査人の交代と不正事例
第6章 工事契約会計 -課徴金処分事例からみた会計不正事例-
第7章 会計上の見積りの監査と監査人の説明責任
第8章 循環取引と会計士監査
第9章 海外子会社の不正と監査
第10章 地方自治体の不適正な経理処理
第11章 監査論からみた会計不正事例研究の到達点」
不正事例集というだけでなく、監査からのアプローチという点が貴重かもしれません。
日本監査研究学会の刊行物です。
(日本監査研究学会は、会長が新しい人になったようです。→会長挨拶)
こちらは法律学からのアプローチの本。
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