西武ホールディングス株の東証上場が承認されたという記事。
「東京証券取引所は19日、西武ホールディングス(HD)株の上場を承認したと発表した。4月23日付で、東証1部に上場する見通しだ。2004年12月に西武鉄道株が有価証券報告書の虚偽記載で上場廃止になって以来、約9年ぶりの再上場となる。」
「西武HDは上場価格を2300円と想定しており、サーベラスは上場時の株売却で1200億円超、仮に全株を売却すれば2700億円超を得る計算。西武への総投資額は約1200億円とみられ、今後、多額の利益を得るのは確実だ。」
親会社を隠していたという虚偽記載であり、粉飾決算ではなかったのですから、そもそも、一般株主を犠牲にして上場廃止にする必要があったのかという疑問を感じます。結果として、金融機関の不良債権(親会社であるコクドへの債権)処理に使われただけなのかもしれません。
大型上場、次々と ジャパンディスプレイなど 西武HD承認 リクルート・LINEも年内?(産経)
「国内人材派遣最大手で、24年に峰岸真澄社長が数年以内の上場を表明したリクルートHDや、上場が取り沙汰されるLINEは、時価総額で1兆円規模になる可能性があり、動向が注目されている。」
西武鉄道と同じように虚偽記載で上場廃止になったライブドアは、LINEと関係があるようです。ライブドアの一部事業を引き継いだ韓国の会社がLINEにも出資しています(ライブドアのポータルサイトはLINE(旧:NHN Japan)が運営)。
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