会計監査人の異動に関するお知らせ（PDFファイル）
ソーシャルワイヤー（東証グロース）の会計監査人の異動に関するプレスリリース（2024年5月30日）。
トーマツ→監査法人アヴァンティア、の交代です。
監査報酬と監査人統一が主な理由のようです。
「今般、有限責任監査法人トーマツより、監査法人を取り巻く環境変化を背景に監査工数の増加が見込まれるため、監査報酬の改定の可能性がある旨の申し出がありました。当社においては、収益改善に取り組んでいる状況にあることに加え、株式会社ジーニーとの資本業務提携契約を締結したことを契機とし、監査役会において、候補者を含む複数の監査法人を対象とした、当社の規模に適した監査対応、品質管理体制並びに監査費用の相当性を検討しました。その結果、上記３．の理由により、監査法人アヴァンティアが当社の新たな会計監査人として適任と判断いたしました。」
「なお、監査法人アヴァンティアは、2024年４月25日付で資本業務提携契約を締結した、当社の親会社となる予定の株式会社ジーニーの会計監査人であることから同法人を選任し、両社の会計監査人を統一することで会計監査及びガバナンスの有効性、効率性の向上が図られることからも、適任であると判断しております。」
現監査人の就任年は、2015年です。
（そろそろ、3月決算会社の監査人交代も打ち止めが近づいていますが、件数を確認したわけではないものの、今年は去年より交代が少ないような印象があります。上場会社監査事務所登録制度法律化の影響で、新規クライアント獲得に慎重になっているのでしょうか。それとも、四半期見直しにより、報酬値上げ攻勢が弱まっているのか．．．）
